TORANOTECアクティブファンドはひふみプラスの代わりになれるのか?

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どうも、ぼーやんぐです。

今回はぼーやんぐが気になっているファンドを紹介したいと思います。

おつり投資"トラノコ"で最近注目されているTORANOTEC投信投資顧問。

全ての人を投資家にというコンセプトで誰もが気軽に投資できるアプリを運営されています。

そんなTORANOTEC投信投資顧問が運用する注目のファンドTORANOTEC アクティブファンドを今回は紹介します。

 

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TORANOTEC アクティブファンドの特色

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国内の中小型株式を中心に成長性の高い銘柄に幅広く投資。

下記の3つを条件に投資対象を選別しています。

成長

・売上、利益の成長が期待できること

・既存事業にないニッチな分野

・IPO

割安

・市場で認知度が低く、割安で放置されていること

・競合との比較

変化

・復活、再生、経営の変革が期待できること

・事業内容の変化、経営陣の交代

 

この3つを条件に数倍化する可能性のある銘柄を発掘することを目標にしてます。

また、目論見書、月次レポートを確認すると現金、預金等を約15%保有しているので、 株価の大きな変動が起きた場合にも対応できる体制をとっている様です。

 

TORANOTEC アクティブファンドの基本情報

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2017年10月29日に設定された国内株式を対象としたアクティブファンドになります。

償還日は無期限です。

コスト 

買付手数料、信託財産保留額は無しです。(対面の場合は3.24%)

信託報酬0.864%(税込)

 アクティブファンドだと信託報酬1.5%前後が平均になるので、比較的良心的なコストになります。

 

運用成績

まず純資産総額ですが、2018年6月22日の時点で約3億1000万円とかなり少ないです。

この額だと償還リスクの心配はあります。

さらに株式市場の地合いのせいか、ここ1ヶ月で1億円以上の流出も起きています。中小型の株はどうしてもボラティリティが高くなるので、市場が不安定になると解約する投資家が増えるのが原因の様ですね。

 

次に騰落率です。

ひふみプラスと比較してます。

大きな差はないですが、TORANOTEC アクティブファンドの方が高いリターンを出しています。

↓TORANOTEC アクティブファンドの騰落率

期間 騰落率
1ヶ月 -2.97%
3ヶ月 5.75%
6カ月 5.46%
設定来 24.88%

↓ ひふみプラスの騰落率です。

期間 騰落率
1ヶ月 -1.05%
3ヶ月 4.49%
6ヶ月 2.29%

  

組入上位10銘柄 (全55銘柄)

1.岩谷産業 2.7%

2.クイック 2.5%

3.前田工繊 2.4%

4.西松建設 2.3%

5.アマノ  2.3%

6.フューチャー 2.1%

7.澁谷工業 2.1%

8.セーレン 2.1%

9.ベクトル 2.1%

10.萩原工業 2.0%

(2018年5月 月次レポートより)

 

販売会社

・TORANOTEC 直販

・楽天証券

・SBI証券

2018年2月から楽天、SBI証券でも取り扱いがスタートしたので、100円から投資できます。

 

 

TORANOTEC アクティブファンドは投資先としてどうか?

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 ぼーやんぐとしてはかなり楽しみなファンドだと思いました。

投資方針としては、以前のひふみに似ているのかなと感じます。

ひふみは国内中小型の成長性の高い株式を中心に投資をし、高い成績を残してきました。

ただ、今は6000億円を超える巨大ファンドになり、米国大型株の比率も上がってきてますので、以前とはファンドの性質が変わってきている様に思えます。

以前のひふみの様に中小型の成長株を中心に運用を続けていけば、高いリターンを継続的に出せるのではないかと期待しています。

ひふみが大型株中心となったため、TORANOTECアクティブファンドがひふみの代わりになれるのか楽しみなところです。

 

ただ、知名度が低いため人気がないのか分からないですが資金が全く集まってないのが気になるとこです。

今後安定した高いリターンを続けていけば、『ひふみ』のような人気ファンドになれるかもしれませんね。

 

 

さいごに

今まではアクティブファンドには全く目がいきませんでしたが、調べていると面白いファンドも結構ありますので、今後も紹介していきたいと思います。

ただ、インデックスに比べるとコストもリスクも高く、長期投資には向かないファンドも多いので、出口を考えた上で投資する事をオススメします。

 

どうも、ぼーやんぐでした。

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