どうも、ぼーやんぐです。
子どもにお金の話をしたり、使い方などを教える時に、どの様にしたらいいか悩みますよね。
そんな悩みを解決してくれそうな1冊『おカネの天才"の育て方』という本に出会いました。
今回はその本の中の『子どもとお金の話をするときの14のルール』をご紹介します。
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- 子どもとお金の話をするときの14のルール
- 1.子どもと早い時期からお金の話を始める
- 2.子どもの年齢に見合ったことを教える
- 3.子どもが分かりやすいようにお金のエピソードを話す
- 4.具体的な数字を使って話す
- 5.自分のおカネの失敗については慎重に話す
- 6.いくら持っているかごまかさない
- 7.親のお金の扱い方を言い訳にしない
- 8.夫婦間のお金の問題は、子どもに見せないようにする
- 9.子どもにお金を与えすぎると、お金のスキルが身につかない
- 10.お金の話は家族みんなで参加する
- 11.男女格差を作らない
- 12.他人と比較しない
- 13.お金の話を日常からする
- 14.子どもに話していることは自分も守る
- さいごに
子どもとお金の話をするときの14のルール
1.子どもと早い時期からお金の話を始める
子どもは3歳になるとお金の概念を理解できる様になると、研究で証明されているようです。
また、価値や交換の概念も分かり始めます。
買い物に行ってお金を払うときに、何故お金を払うとモノを買うことが出来るのか、ATMでお金を引き出すときに、どこからおカネがくるのかなど、少しづつおカネの話を始めてみましょう。
3歳になったらお金について簡単なことからでも伝えていけるといいですね。
2.子どもの年齢に見合ったことを教える
お金については本当のことを言うべきですが、子どもの年齢に応じた内容を伝えることが大切です。
例えば仕事を失い収入が無くなったときに、小さい子どもには家を売らないと食べていけないなど、追い詰められていることを打ち明けるよりは、『外食は高いからおうちでご飯を食べようね』とか『遊園地に行けないから公園で遊ぼうね』と伝えた方がいいです。
同じ状況でも高校生の場合、大学の学費を準備するのが難しくなったからアルバイトをして欲しいと伝えたり、奨学金の話をすることも大切です。
ただ、子どもにお金の話をする時には、本当のことを話すべきですが、家族は大丈夫だと安心させてあげることも重要です。
3.子どもが分かりやすいようにお金のエピソードを話す
子どもに『あなたのためだから』と上から話をすると、話を聞いてくれないどころか、反発されてしまうことがあります。
それよりも、自分や友達などが経験したお金にまつわるエピソードの話をするとことで子どもにも分かりやすく、心にも響きやすいです。
4.具体的な数字を使って話す
お金の話をするときに、具体的な数字を出すと子どもも理解しやすいです。
『若いときからインデックスファンドに投資をするといいよ。』と言うより、『22歳から毎月3万円をインデックスファンドに投資すれば、65歳になった時には5000万円以上になるんだよ。』と伝えると子どももテンションが上がります。
より具体的な数字を出すことで、子どものやる気や行動力が変化します。
5.自分のおカネの失敗については慎重に話す
誰でも1度はお金にまつわる失敗をした事があると思います。
ぼーやんぐなら、前の会社の退職金を全てブラジル国債に投資をし、その後レアルが暴落してしまい、投資金が半分近くになったことなど、いろいろ有ります。
過去の失敗談を美化して話してしまったり、子どもに間違って伝わる場合もあります。
どういった失敗談を話すのか?
自分が得た失敗から子どもに何を気をつけて欲しいのか?
こういったことを考えた上で、どんな話をするのか慎重に選ぶことが大切です。
6.いくら持っているかごまかさない
買い物に行った時に、『あれが欲しい』、『これが欲しい』とダダをこねられると、『今日はお金が無いから今度ね』とごまかしてしまうことってありますよね。
でも、子どもは『嘘』とすぐに分かります。
もし今までに一緒にATMに行って、お金を引き出した事があったり、クレジットカードで支払いしてたら子どもは買えると思ってしまいます。
子どもは思っている以上に親の行動を見てますし、賢いです。
頻繁に『嘘』をつく事で子どもは親の言葉を信用しなくなります。
では、どうしたらいいか?
嘘を言わずに本当の気持ちを伝えるべきです。
例えばチョコレートが欲しいとダダをこねたら、『虫歯になるから食べて欲しくない』などしっかり理由を説明する事が大切です。
諦めるのに時間がかかりそうですが、ウソをついて今後の子どもとの関係が悪くなるよりも、気長に子どもが納得するまで説明してあげることが重要ですね。
7.親のお金の扱い方を言い訳にしない
よく、親のお金の扱い方が良くなかったらから、自分もお金を上手に扱う事が出来ないという人がいます。
でもそれは自分の問題を親のせいにしているだけです。
しかも、それを理由に自分の子どもにお金について教える事を避けたり、お金に対してネガティブな態度を見せることは絶対に避けるべきです。
まずは『前向きなふり』でいいからおカネと向き合う事が大切です。
8.夫婦間のお金の問題は、子どもに見せないようにする
大学生を対象にした調査で、子どもの頃に親同士が頻繁にお金の事でもめていた人は、お金のもめ事がなかった人よりも3倍の確率で借金あるという結果が出ているそうです。
そのため、夫婦間でお金のもめ事があっても、子どもの前では隠すべきです。
また、子どもに使うお金に対しても、子どもの前では一致した態度をとるようにすべきです。
例えば子どもがパソコンが欲しいと言った時にはまず、両親でどうするかを話し合い、その結果を子どもに伝える事が大事です。
子どもの前で『いい』とか『ダメ』とか決めると子ども『賛成』してくれる親の味方につくので、反対する親との関係が悪くなる恐れもあります。
お金に関する事で子どもが混乱しない様に両親の意見を合わせてから子どもに伝える事が大切です。
9.子どもにお金を与えすぎると、お金のスキルが身につかない
子どもに不自由な生活をさせたくないと、小さい時から好きな物をたくさん買い与えたり、学費も惜しみなく支払ったり、高校や大学に入ってもお小遣いをあげたりしている方いるんじゃないでしょうか?
お金の事で長年甘やかして育てていくと、いざ大人になった時に困るのは子ども本人です。
親からの援助が切れた子どもは全く知らない外国に置き去りにされた様なものですね。
そして困り果てて借金をしてしまう事があります...
勉強やしつけと同じ様に小さい時からお金の事を一緒に考えたり、心構えをさせる事が必要ですね。
10.お金の話は家族みんなで参加する
子どもがお金の質問をしてくると、分からなかったり、面倒くさかったりして『ママに聞いてね』とか『パパに聞いてね』と突き放してしまう事があると思います。
もし両親ともにそう答えたら子どもはお金について何も知る事が出来ず将来お金に困った生活を送る事になるかもしれません。
日ごろから家族でお金の話をしたり、子どもの質問もしっかり受け止めることが大切です。
11.男女格差を作らない
両親がお金の話をするのは娘より息子のが多いという調査結果が出ています。
男性は将来、家族を養っていかなければならないという思いから両親は息子に多くのお金の話をするんだと思います。
でもそうなると女性は社会に出た時に不利になり、男性以上にお金に苦労する可能性が高くなります。
男の子でも女の子でもお金の話は男女関係なしに話をするべきです。
12.他人と比較しない
友達は毎週素敵なレストランに行ってるとか、人気のブランドを持っているなどなど...
SNSが発達した世の中では他人の生活が見えすぎてしまいます。
そのため、自分と比較して羨ましく思ったり、逆に見下してしまったりすることがあるかもしれません。
なので、子どもにはお金の使い方などで、他人と比較しないよう注意してあげることが大切です。
これは大人でも比較してしまうので、非常に難しいです問題です。
しかし、自分と他人を比べても結局幸せには慣れないですし、満足することもできないので、はじめから比較することは止めるべきですね。
13.お金の話を日常からする
親が一方的に子どもにお金の話をしようとすると、子どもは聞いてくれません。
しかもお金の使い方を強制しようとすると反発されて、親子関係が悪化してしまう場合もあります。
確かに子どもにとってお金の話は面白くないです。
なので、子どもにお金の話をするときは、日常生活の中にうまく織り込む事が大切です。
例えば、お年玉をもらって好きなモノを買う場合、お店とインターネットでは値段が違うことだったり、そのお金を貯金をした場合、金利がついてお金が増えるということを教えてあげれば子どもも自然にお金に興味を持つきっかけになります。
14.子どもに話していることは自分も守る
これは14のルールの中で1番大切なことです。
子どもに『無駄遣いはダメ!』とか『貯金しなさい!』と言っておきながら、子どもの目の前で衝動買いを繰り返していたら、子どもは納得しないですし、必ず将来同じ行動をしてしまいます。
子どもに話したり、注意している事は、子どもの前では必ず自分も守るようにしましょう。
さいごに
14つのルールみてきましたが、いかがですか?
子どもにお金の話をする事は本当に難しいなと思いました。
言葉で言うだけなら簡単ですが、なかなか納得してもらえないと思いますしね。
子どもに教える前に、まずは自分自身を変えて行動で示す事が一番大切なのかもしれません。
お金の使い方や考え方で人生変わります。
自分自身、子ども、家族がお金に惑わされない生活ができる様に少しづつ勉強したり、改善していきたいですね!
今回紹介した本にはこの14のルール以外にも様々なことが書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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