どうも、ぼーやんぐです。
時価総額世界最大のアップルの暴落によりNYダウ、日経平均共に大きく下落をしており、10月に引き続き11月も不安定な相場になっています。
暴落の原因はiPhoneの部品を供給するメーカーが売上予測を下げたことが原因です。
2017年もiPhone8の売り行き不調という理由で急落していましたが、2018年には最高値を更新しているのをみると、今回の急落ですぐに売るのは、まだ早いのではないのかなと思います。
ただ、iPhoneの勢いは以前に比べて弱まっていることは間違えなさそうです。
投資信託の各資産クラス10月の運用成績公表
さて10月の投信の各資産クラスの成績が発表されました。
長期国債利回り上昇による世界的な株安と中国経済減退懸念の2つの要因が重なり、全資産クラスで軟調な月となりました。
国内債券以外は全てマイナスとなっており、国内株式にいたってはマイナス10%を越える下げ幅となっています。
相変わらず国内株式はボラティリティーが高いですね。
また、新興国株式は2月のVIXショックから下げ続けており、ぼーやんぐの積立NISAでも悲惨な状況になっています(泣)
(出展:日本経済新聞より)
投資信託への資金の流出入
資金の流出入はどうなっていたのか確認していきます。
10月は株式の下落が目立ったため、ひふみプラスをはじめ人気の国内株式投信の純資産総額が減少していました。
ただ、公募型株式投信(ETF除く)全体を見ると5600億円の流入と意外な結果となっています。
強気相場がまだ続くと考えている投資家による安値での買い増しの資金が流入したと考えられます。
また、債券は5500億円の流出となっており、株式とは真逆の動きとなっています。
国内REITは22億円の流入、海外REITは290億円の流出となっています。
公募投信の純資産総額は10月末時点で110兆2200億円となっていますが、そのうちETFが35兆2000億円を占めています。
そのうち日銀が25兆円以上保有していますので、投信の約4分の1を日銀が保有しているということになるんです。
かなり歪んだことになっていますね。
日銀が出口戦略を始めたらどうなるんでしょうか...不安で夜も眠れません。
積立投資には下落が必要
8月にトルコリラ、10月は長期金利と中国経済の減退懸念、11月はアップル暴落と立て続けに世界的な株価の調整が入っています。
このまま弱気相場に入っていくのか、年末に向けて再び上昇していくのか...
ただ、1つ言えることは積立投資には下落が必要ということです。
2018年から『つみたてNISA』が始まったことで、最近投資信託を始めた方も多いと思います。
立て続けに起きた調整により、含み損を抱えている人も多いんじゃないでしょうか。
でも心配する必要はないとぼーやんぐは思っています。
下記は『ひふみプラス』のここ3年間のチャートです。
2016年後半から21018年頭にかけて綺麗に右肩上がりになっています。
こういったチャートの場合、積立投資にとっては不利なんですよね。
基準価格が下がらないため、毎月積立するごとに平均取得価格が上昇していき、一括投資と比べるとリターンは目減りしてしまいます。
(出展:SBI証券 ひふみプラス)
逆に下記のような上げたり下げたりする値動きをすることで、基準価格が下がっている時に買い増しができ、平均取得価格が下がり将来大きなリターンを得ることが出来ます。
なので、インデックスファンドで世界に分散投資をしてれば、一時期の下げは、むしろ歓迎してもいいくらいです。
始めたばかりだとどうしても『今』を見てしまいますが、解約する20年、30年先のことを考えるとあまり気にならなくなります。
(出展:SBI証券 ニッセイ日経225インデックスファンド)
もし今回程度の下落で仕事が手につかなくなっていたり、投資のことばかりを考えてしまう場合、リスクを取り過ぎていると思います。
投資額を減らしたり、債券を組み入れるなどしてリスクを小さくした方が良さそうです。
さいごに
2017年から続いた強気相場もそろそろ終わってしまうんでしょうか。
11月も半分過ぎましたが、今月も大幅下落で終わりそうな気配です。
米国の専門家はもし次の下落がきた場合、リーマンショックの様な急激な下落ではなく、長々と下げ続けるのではと予測していました。
もし実現した場合、投資しても投資しても、どんどん資産が減っていくという恐ろしい相場になりそうです。
でも未来のことは誰にも分からないので、先のことはあまり考えず毎月なのか、毎日なのか自分なりの積立ルールを決めて、それを永遠と繰り返していくことが大切かなと思います。
どうも、ぼーやんぐでした。
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