eMAXIS Slimシリーズの2018~2019年の実質コストが判明!!

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どうも、ぼーやんぐです。 

eMAXIS Slimシリーズより各ファンドの実質コストが公表されました。

実質コストとは実際のファンド運用で掛った全てのコストを足したものです。

早速、詳細を確認していきます。

 

 

eMAXIS Slimシリーズの実質コストが判明

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eMAXIS Slimシリーズから実質コストが発表されました。

期間は2018年4月26日~2019年4月25日です。

ただし、米国株式と全世界株式(3地域均等型・除く日本・オールカントリー)の4ファンドは下記の運用期間での実質コストになります。

  • 米国株式  2018年7月3日~2019年4月25日
  • 3地域均等型 2018年4月3日~2019年4月25日
  • 除く日本 2018年3月19日~2019年4月25日
  • オールカントリー 2018年10月31日~2019年4月25日
ファンド 信託報酬(税込) 実質コスト(税込)
eMAXIS Slim先進国株式 0.107892% 0.193%
eMAXIS Slim新興国株式 0.20412% 0.379%
eMAXIS Slim米国株式 0.162% 0.203%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 0.1512% 0.172%
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) 0.1512% 0.176%
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.15336% 0.254%
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 0.15336% 0.270%
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 0.15336% 0.119%
eMAXIS Slimバランス 0.1512% 0.237%
eMAXIS Slim先進国債券 0.1512% 0.199%
eMAXIS Slim国内債券 0.1296% 0.149%

(eMAXIS Slim運用報告書より)

 

全体的に見ても、突出してコストが高くなっているファンドもありませんので、非常に安定した運用がされているのかなと思います。

楽天全米株式インデックスの初年度の実質コストが高かったので、eMAXIS Slim米国株式の実質コストが気になっていましたが、途中経過を見る限りでは問題なさそうです。

 

コストで選ぶならeMAXIS Slimシリーズ

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業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける』というコンセプトだけあって現時点では、コスト重視で選ぶならeMAXIS Slimシリーズで決まりですね。

 

先日ニッセイ外国株式インデックスファンドが信託報酬0.0999%に引き下げをして、投資家を驚かせましたが、eMAXIS Slimシリーズもすぐに対抗して引き下げを行なったのも記憶に新しいです。

【関連記事】eMAXIS Slim先進国株式インデックス、ニッセイに対抗して信託報酬0.0999%に引き下げ!

どのファンドが信託報酬を引き下げても、すぐに対抗して引き下げるのを見てると、投資家は常に最低コストで投資できる環境にあるため、安心して長期保有できます。

しかも、今ではDC専用ファンドにも対抗していますので最強です。

 

これからインデックス投資をはじめる方は、eMAXIS Slimシリーズだけで十分な気もします。

 

ただ、eMAXIS Slim以外のコストが割高なファンドの利益に支えられているという面はあると思います。

純資産総額がもっと増え、eMAXIS Slimシリーズだけでも安定した利益が出る様になればさらに安心感は増しますね。

 

 

さいごに

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本記事ではeMAXIS Slimシリーズの実質コストについて書いてきました。

eMAXIS Slimシリーズは安定していますね。

 

実質コストは運用に実際に掛ったコストで、私たちが投資している資金から引かれています。

1年に1回発行される運用報告書に記載されていますので、目を通して、このファンドはいくらコストがかかっているのか確認することが大切ですね。

 

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

 

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