どうも、ぼーやんぐです。
投資ってはじめたいと思っていても、不安でなかなかはじめれないですよね。
せっかく貯めたお金なのに、投資で失敗したら切ないですしね...
でもお金持ちの多くは投資をする事で資産を増やしています。
逆に言えば投資をしなければお金持ちにはなれないですし、将来厳しい生活を強いられかもしれません。
今では大金が無かったり、特別な知識が無くなても誰でも簡単に投資ができる時代です。
2020年こそは将来のために投資をはじめましょう。
今回は誰でも簡単にはじめられるインデックス投資を紹介していこうと思います。
投資をはじめる前には家計の管理からはじめることをおすすめします。
- 投資はギャンブルじゃない
- インデックス投資って何?
- どうやって投資するの?
- インデックス投資のメリットは?
- 何に投資したらいいの?
- どのファンドに投資したら良いのか?
- 続けることが大切
- さいごに
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投資はギャンブルじゃない
投資って良いイメージがないですよね。
ギャンブルみたいに一獲千金を目指すものだと思われがちで、『投資=危険』という固定概念がついています。
これはバブル崩壊のせいですね。
バブル崩壊前は日本経済は絶好調で誰が株を買っても儲かる時代でした。
しかし、バブルがはじけ、株価が暴落したことで多くの人が投資で失敗し、芸能人なんかも投資で莫大な借金を抱えたというニュースがワイドショーで取り上げられてました。
そのため、『投資=危険』というのが未だに日本人の頭に刷り込まれているんだと思います。
また、テレビや週刊誌などで『1週間で資産が倍になった』とか、『1晩で100万儲けた』みたいな投資話が取り上げられるため、ギャンブルの様なイメージがどうしても強くなってしまいますね。
しかし、本来投資というのは『長期的な視野でお金を投じて、利益を得ようとする行為』です。
ゆっくり時間をかけながら徐々に資産を増やしていくものです。
短期間ではお金持ちにはなれないですが、時間をかけてコツコツと続ければ誰もがお金持ちになれます。
インデックス投資って何?
先述した通り、時間をかけてコツコツと続ければ、誰でもお金持ちになれる方法があります。
それはインデックス投資という方法です。
インデックス投資は株式投資の一種で、ある一定の指数に連動した成果を目指す投資方法のことを言います。
通常、株式投資は1つの企業ごとに投資をしますが、インデックス投資は複数の企業に分散投資をする事で、リスクを抑えて運用をすることができます。
『指数』というのはニュースなどでもよく見る日経平均株価だったり、ニューヨークダウのことを言います。
簡単に言うと、ある特定のグループを決めて、その中に入っている企業の株価を平均化したものです。
世界中の株式を指数化したものや、一部の業種だけを指数化したものなど、大小様々な種類があります。
どうやって投資するの?
指数に連動した成果を目指すには、指数に入っている企業の株式を保有しないといけません。
でもたくさんの企業の株式を保有するには莫大な資金が必要になり、一個人では不可能です。
そこで投資信託という商品を使えば、誰もが簡単に少ない資金で複数の企業に投資ができます。
投資信託とは運用会社が複数の投資家から資金を集め、その資金で投資を行う金融商品です。
例えば先進国の株式に投資をしたい場合だとeMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドという商品があります。
このファンドたった1つに投資すれば日本を除く先進国22カ国、約1300社の株式に分散投資をすることができるんです。
インデックス投資のメリットは?
インデックス投資は初心者が一番はじめやすい投資方法です。
5つのメリットを紹介します。
1.少額からはじめられる
投資って大金が必要だと思ってる方が多いですが、投資信託を使えばたったの100円から株式を買うことができます。
少額で始められるため、初心者のハードルが非常に低いですし、少ない資金から運用できるので、気持ち的にも楽です。
実際、投資してみると、少ない金額でも毎日の価格変動が非常に気になります。
そのため、慣れるまでは少額で投資をして、徐々に金額をあげていくのがおすすめです。
2.分散投資ができる
投資をする上で大切なのが投資先を分散することです。
1社の株式に集中投資した場合、成功すれば大儲けできますが、失敗した場合は大損しますし、投資した会社が潰れれば紙くずとなってしまいます。
そのため、初心者は必ず分散投資をするべきです。
インデックス投資は指数に連動したファンドに投資するため、必ず何十〜何千銘柄に分散投資ができます。
そのため、大きすぎるリスクを抱えることなく投資することができるんです。
ただし、多くの銘柄に分散すればするほどリスクが下がる訳ではないので、無闇に多くのファンドに投資しても管理が大変になるだけなので、やめましょう。
3.専門的な知識がいらない
投資って難しいイメージが強いですよね。
何冊も本を読んだり、専門的な知識がないと出来ないと思っている方も多いと思います。
しかし、インデックス投資は本当に最低限のルールさえ知っていれば誰でも簡単に運用ができますし、失敗する可能性も低いです。
基本的には投資するファンドを決めて、積立投資をしていくだけなんです。
小学生でも出来ちゃいます。
ただ、20年、30年と続けないと資産を大きく増やすことが出来ないので、コツコツと続ける忍耐力は必要ですね。
できたらはじめる前に1冊くらい本は読んだ方がいいですね。
下記の本がおすすめなので、これから投資をはじめようと思っている方は是非読んでください。
4.手間や時間がかからない
投資家の家にはパソコンのモニターがいくつもあって、常にパソコンの前に張り付いて売買のタイミングを探っているイメージがありますよね。
でもインデックス投資は投資するファンドさえ決めてしまえば、後はほとんど何もする必要がないです。
企業を分析する必要もないですし、毎日の株価なんかも見なくても全然大丈夫です。
投資って人生からお金の心配を減らすために行うものだと思います。
でも毎日、株価がどうだったかとか、あの企業の決算が悪かったとか投資のことで頭がいっぱいになったら、時間がもったいないですよね。
なので、忙しい方や投資に時間をかけたくない方でも、問題なく運用ができます。
5.手数料が安い
投資信託というのは運用会社にお金を預けて、投資をしてもらう方法なので必ず手数料がかかります。
以前は投資した金額の1%以上が手数料で取られることが当たり前でした。
もし100万円投資していたら、毎年1万円以上も手数料がかかってしまいました。
しかし、今では低コスト化が進み、インデックスファンドの多くが0.1%~0.2%程度の手数料で運用してもらえます。
100万円投資しても年間たったの1,000円~2,000円しかかかりません。
ただし、投資信託でもアクティブファンドと言って、インデックスファンドよりも高い成績を目指すファンドがあります。
そういったアクティブファンドは今でも1%以上の手数料をとるファンドが多いですし、必ずしもインデックスファンドよりも良い成績をあげる訳ではありません。
長期投資の場合、手数料が運用成績に与える影響は大きいので、なるべく低いコストのファンドを選ぶことが大切です。
何に投資したらいいの?
では実際に何に投資したら良いのか?
簡単にいうと下記のどちらかで良いです。
・米国株式
・全世界株式
なぜこの2つが良いのか?
1. 米国株式
米国は長年、世界の経済大国として君臨しており、今後もしばらくは世界経済の中心であることは間違えないでしょう。
まずは人口予測ですが、2050年の予測では先進国の中では米国の伸びが非常に大きいです。
人口が増えれば、自ずと経済が発展するため、今後30年間は安泰だと言えます。
また、年齢別の比率もバランスが良いので、日本のように超高齢化社会にはならいでしょう。
人口が増えても高齢者ばかりだと、社会保障が増えたり、生産性が減り経済に悪影響ですが、その心配はなさそうです。
気になる中国との差ですが、国のGDPでは中国は非常に伸び率が高く、2050年には世界でぶっちぎりの1位となります。
しかし、1人あたりのGDPでは米国には遠く及びません。
人口が多い分、経済規模は中国が大きいですが、効率面では米国が圧倒的に強いため、今後もしばらくは世界の経済大国として君臨していくと思われます。
(出典:MONEY VOICE)
下記はNYダウの過去30年間の株価ですが、ITバブル崩壊やリーマンショックのような大きな暴落を乗り越え、右肩上がりを続けています。
リーマンショック後の伸びは非常に強く、資産を何倍にも増やした投資家も多かったでしょう。
また、投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは2100年までにはNYダウは100万ドルに到達するとも発言しているのも心強いです。(2020年1月19日時点では29,348ドル)
(YAHOO FINANCE)
過去30年間のNYダウ(円換算ベース)のリターンは+7.1%となっています。
30年前から毎月3万円を積立投資した場合、元本1,080万円に対して、3,594万円にまで増えたことになります。
毎月小さい金額でもコツコツと時間をかければお金持ちになれるんです。
(出典:新生銀行)
2.世界株式
米国に投資することが効率的に運用できる方法だと思います。
しかし、1国に集中投資するということは、やはりリスクは高くなります。
今後10年間、株価が上昇しないということもありえます。
そうなった場合にも積立を続けれるなら問題ないですが、不安という方には世界株式がおすすめです。
世界株式とは世界中の国の企業に分散投資をする方法です。
世界中の企業に分散投資するため、今後どの国が経済成長をしても取りこぼすことがありません。
先ほど各国のGDP予測表を添付しましたが、どの国も数倍から数十倍の増加率でしたし、世界全体でも5.5倍の成長率が予測されています。
特に新興国の伸び率は大きいので、世界株式に投資すれば、その恩恵を十分に得れます。
世界株式の有名な指数でMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)というものがあります。
先進国23カ国、新興国24カ国の約3,000社の株式が投資対象となっている指数です。
(出典:eMAXIS Slimオールカントリー目論見書)
このMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)の30年間のリターンは+6.3%となっています。
米国株式よりもリターンは低いですが、それでもリスクを分散しながらも元本を約3倍にまで増やせたことになります。
ただし、世界株式といっても米国の比率が半分以上を占めていますので、米国経済の影響が非常に大きいことは頭に入れておいてください。
(出典:新生銀行)
どのファンドに投資したら良いのか?
米国株式、世界株式どちらも、いくつかのファンドがあり、どこのファンドにしようか非常に迷います。
ファンドを選ぶ際に大切なのが下記の2つです。
ファンド選びの基準
1.コスト
コストが低ければリターンが大きくなるため、なるべく低いコストのファンドで運用するのが大切です。
2.純資産総額
純資産総額とはファンドの運用金額のことで、大きいほど安定した運用が望めす。
少なければ、ファンドの運用が途中で終わってしまうこともありますので、純資産総額は大きいファンドの方が安心です。
おすすめのファンド
そう言われても最初はどのファンドを選んだら良いのか分かりませんし、迷います。
そうなった場合は三菱UFJ国際投信が運用しているeMAXIS Slimシリーズを選べば間違えないと思います。
eMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準の運用コストを目指し続ける』というコンセプトを掲げていますので、常に類似ファンドの中でも低いコストで運用することが可能です。
また、コストが安いため、投資家にも人気があるので純資産総額も大きくなりやすいです。
迷った場合は、eMAXIS Slimシリーズに投資しておけば、間違えないでしょう。
上記でおすすめした米国株式と世界株式に投資するなら下記の2ファンドです。
米国株式に投資するならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。
世界株式に投資するならeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)。
続けることが大切
なんとなく、インデックス投資がどういうものなのか?何に投資したら良いのかが分かっていただけたと思います。
ただ、株式に投資をしている以上、常にリスクはあります。
20年30年と投資を続ければ、確実に資産を増やすことができるのがインデックス投資です。
しかし、その道中には暴落が起きたり、なかなか資産が増えていかないなど、途中で逃げ出したくなる時が何度か起きるはずです。
特にリーマンショックのような暴落が起きた場合、投資をしている資産が半分ほどに減ってしまう可能性もあります。
もうこれ以上資産を減らしたくないと、投げ売ってしまう方も多いです。
しかし、株価は長い目で見れば確実に上昇していきます。
株価が下がっているからと、売ってしまえばそこで損失が確定してしまいます。
しかし、我慢して積立・保有を続ければ、いつかは株価は元に戻り、さらに上昇してくれるはずです。
また、株価が下落している時は、株を安く買えるチャンスです。
安い時に買っておけば、株価が上昇した時に大きく資産を増やすことができます。
インデックス投資は長期間続けることで、低いリスクで資産を大きく増やす方法です。
途中段階での株価やリターンは気にせず、淡々と積立投資を続けることが大切です。
これさえ出来れば、誰でもある程度のお金持ちになれます。
さいごに
今回は誰でに簡単にはじめられるインデックス投資について書いてきました。
今後の日本は高齢化や少子化などのため、政府の財政も厳しくなり、年金が少なくなったり、医療費が上がるなど、生活が非常に苦しくなると予想されます。
自分自身で将来の備えをしておかないと、切ない将来が待っているかもしれません。
その備えとして投資は非常に有効な手段です。
働いても給料は増えにくいですが、世界の経済が発展していれば投資した資産は増えていきます。
しかも、インデックス投資なら少ない金額からはじめれますし、手間や時間もかかりません。
多くの方にとって最適な投資方法だと思います。
投資をはじめようか迷っている方はとりあえず100円からでも良いので、はじめてみることをおすすめします。
20年30年後、あの時はじめていて良かったなと思えるはずです。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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