どうも、ぼーやんぐです。
来月でリーマンショックからまるまる10年経ちます。
今のうちから、いつ暴落が起きても、ダメージを最小限に抑える対策や自分なりのルール作りが必要ですね。
暴落や株価低迷時の対策を考えていきたいと思います。
リーマンショック時のNYダウ
まずリーマンショックがどんな威力だったのか、NYダウで確認してみます。
●2007年10月 約14,000ドルをつけ、暴落前の最高値を記録します。
●2008年9月15日 リーマン・ブラザーズ経営破綻。この時で約11,000ドル。
●2009年2月 約7,000ドルで底値をつけます。
●2013年2月 約14,000ドルまで回復し、そこからは一気に駆け上がり、今に至ります。
2007年7月の高値から1年4ヶ月下げ続け、約半分にまで下がっています...
しかもリーマン・ブラザーズが経営破綻してから、底値になるまで約5月間も下げ続けてます。
想像しただけでも恐怖です...
底値から4年かけて、暴落前の高値まで戻すんですが、この間ホールド+追加投資するのには相当な勇気と信念が必要と想像できます。
下記は2005年〜2018年7月までのチャートです。
リーマンショックの下げ方もエグいですが、ここ最近の上がり方がさらにエグいです。
この上がり方を見ると、暴落時の反動はリーマンショックを超えるんじゃないかと心配になります。
(チャート:MORNINGSTAR)
暴落を乗り切るには
1.暴落しても保有し続けることが出来るファンドのみに投資する
ぼーやんぐはファンドを購入する前に、下記の2点をクリアしたファンドのみ投資することにしてます。
・大きなマイナスになっても保有し続けられるのか?
・暴落しても積立、追加投資を続けれるのか?
これには自分なりの理由付けが重要です。
有名な投資家が買っているとか、誰かのブログやtwitterの情報で購入すれば、暴落が起きたときに絶対に耐えられないと思います。
何故このファンドを買うのか、自分なりに答えを出して、投資をすれば暴落がきても、パニックになって底値付近で売ることもなくなります。
もちろん、そのまま戻らず、お陀仏になる可能性は『ゼロ』ではないですが...
優良なインデックスファンドで世界に分散していたら可能性は低いはずです。
また、大事なのが暴落時に積立の継続や追加投資をできるかです。
先ほどのリーマンショック時のチャートで見てみると、もし暴落前の高値で買ってた場合、追加投資をしないと4年以上も含み損の状態です。
相当な忍耐力がないと、乗り切れません。
でも暴落時に追加投資をできれば、もっと早い段階で、プラスに転換し、将来のリターンも大きく上がります。
自分なりにファンドを買う理由を考え、それに従って淡々と投資をして行くことが大事です。
2.キャッシュポジションを増やす
これが1番の対策ですが、暴落前の高値で売って、底値で買い戻す。
それが出来たら最高です。
でも、そんなこと出来ないですよね。
だいたい暴落前は株価の調子がいい時なので、『まだ上がるだろう』と欲が出てしまいがちです。
そして気づいたときには...
なので、買う前にいくらまで増えたら『売る』や『ポジションを減らす』というルールを決めておくことが大切です。
特にリスクが大きいアクティブファンドやテーマ性の強いファンドでは必須です。
難しいのは長期目的でインデックスファンドに投資をしている場合です。
基本的には売らずに淡々と積立を続けるのが一番です。
【関連記事】
特に『つみたてNISA』は売ってしまうと非課税分が減ってしまうので、そのまま積立を続けた方がいいです。
ただ、暴落が起きれば資産が半分以下になる可能性もあります。
そして数年は含み損を抱えたままです。
数年以内にまとまったお金が必要な場合は、必要な分だけでも、利確もしくは損切りしておくべきです。
ウォーレン・バフェットの名言を思い出したいですね。
"ルール1" 絶対に損をしないこと。
"ルール2" ルール1を絶対に忘れないこと
投資で成功するためには、儲けるよりも、まずは損をしないことが大切ですね。
実際にバフェット率いるバークシャー・ハサウェイも現金比率を高めているようです。
【関連記事】
さいごに
投資をはじめてもうすぐで1年になりますが、2月の調整を除いては比較的好調な相場を過ごしています。
ダウのチャートを見ていると、リーマンショック後の株価の上がり方は異常です。
それに比べて2000年代は停滞気味です。
好調と不調は繰り返します。
もしかしたら、折り返し地点が、もうそこまで来てるかもしれません。
お金を増やすことよりも守る時期にきている気がします。
【関連記事】
どうも、ぼーやんぐでした。
ブログランキングに参加していますので、応援頂けると嬉しいです。