どうも、ぼーやんぐです。
2019年10月には消費税が10%になります。
物価も少しづつ上昇していたりと、家計へのダメージは避けられないでしょう。
本記事ではどうやって貯金をしていくのか考えていこうと思います。
貯金ってみんなどれくらいあるの?
貯金ってみんなどれくらい貯めているのか気になりますよね。
下記は年代別の貯蓄金額と貯蓄ゼロ世帯を表したグラフです。
(出典:日刊SPA)
まず貯蓄金額を見ると、中央値では思ったほど多くなく、30代・40代では200万円前半となっています。
特に30代、40代は自宅の購入や教育費など大きな支出があるため、貯蓄ができにくいと考えられます。
60代、70代では600万円まで上がってはいますが、老後の蓄えとしては不安が残る金額です。
平均値くらいの貯蓄金額が理想なのかもしれません。
気になるのは貯蓄ゼロ世帯です。
20代は収入も少ないですし、貯蓄するよりも自分に投資した方が良いので貯蓄ゼロでも良いかもしれません。
しかし、30代以上でも約30%の世帯が貯蓄ゼロとなっています。
なかなか危険な割合です。
もし働けなくなり、収入が途絶えたら生活することができなくなります。
最低でも給料の3ヶ月分くらいの貯蓄は欲しいですね。
貯金ができない人の特徴
では、どういった人が貯蓄ができないのでしょうか?
1.安いという理由でものを買ってしまう
よく、ユニクロでセール品をカゴいっぱいに詰めている人いますよね。
本当に必要なものではなく、安いという理由でものを買ってしまうんです。
安いと何か買わないと損だと思ってしまうんでしょう。
そのため、貯蓄が少ない人は家にものが溢れていることが多いです。
ものへの執着心も強い傾向にあるかもしれません。
そんなことを繰り返しているとお金は減っていくばかりです。
2.見栄っ張り
いい車に乗ったり、ブランド品を身につけたりと、見栄っ張りの人は貯蓄ができない傾向にあります。
高額な商品ばかりを購入していると、お金が貯まることはないでしょう。
また、身の丈以上の住宅を購入し、ローンの返済に追われている人も同じです。
余裕を持った返済ができない住宅を買うことは破綻と隣り合わせの生活が待っています。
そんな状況ではお金を貯めるのは困難です。
3.目先のことしか考えていない
将来のことを考えない人は、目の前の楽しみや欲求を満たすためにお金を使ってしまいます。
家族がいるならこの先、住宅の購入や子どもの教育費、老後資金などいくらお金があっても足りないくらいです。
目先のことだけではなく、将来のことを考えて早い段階から準備をしていかないと、本当にお金が必要になった時に後悔するでしょう。
4.ギャンブル好き
ギャンブルは勝ち続けることが難しく、最終的に損をするのがオチです。
負け続けると、次こそはと熱が入ってしまいます。
そして最悪の場合、カードローンなどに手を出してしまい、貯金どころか借金を背負う生活となってしまいます。
4.そもそも収入が低い
フリーターなどの非正規の雇用だとどうしても収入は少なくります。
また、シングルマザーなどフルタイムで働く環境にない場合も収入が少なくなってしまいます。
貯金ができるようになる6つの方法
ではどうしたら貯蓄ができるようになるのか?
1.いくら使ったかを把握する
自分が毎月いくらまでお金を使えるのかを把握することが大切です。
そして、とりあえず1ヶ月お金を使った全てものを記録します。
1ヶ月記録すると、自分が何にいくら使っているかが把握できます。
食費がいくらかかったとか、通信費は毎月いくら払っているとか、趣味にいくらかけたとか全て分かります。
今ではスマホのアプリで簡単にできます。
いくつかダウンロードしてみて、自分が使いやすいものを使えば良いと思います。
ぼーやんぐは『かけ〜ぼ』を使っています。
2.無駄な出費を削る
自分が1ヶ月間、何にいくらお金を使っているのかを一覧にしてみると、支出傾向が分かります。
食費が多いのか?趣味にかけてるお金が多いのか?など何にたくさんお金を使っているかを知ることができます。
そして、そこから無駄な出費がないかを1つづつ確認していきます。
例えば、加入したけど、今ではほとんど見ていないWOWOWだったり。
毎朝配達してもらってるけど、テレビ欄くらいしか読んでいない新聞だったり。
などなど、お金を使っているけど実際にほとんど利用してなかったり、無くなっても困らないものは解約しましょう。
また、ギャンブルも一定範囲以内で遊ぶなら良いと思いますが、限度を超えると無駄どころか先述した通り借金を背負うことにもなりかねません。
どこかで、自分をセーブできるよう、ギャンブルをするときは銀行のカードなどは持っていかないよう対策を取ることも大切です。
3.固定費を削る
貯蓄をするのに重要なことは固定費を削ることです。
固定費とは定期的に一定の金額が必要になる住宅費や通信費(スマホ、パソコン)、保険などです。
先述したWOWOWだったり新聞も固定費に入ります。
固定費は使っても使わなくても、毎月必ずお金が必要になります。
そのため、固定を削ることで毎月残るお金が増えます。
特にお金がかかる固定費として、住宅費、通信費、保険代です。
まず住宅は身の丈にあった家を必ず選ぶことが大切です。
賃貸なら引っ越せば良いですが、購入する場合、長年ローンを支払うことになります。
勢いで購入し、後からローン地獄に陥る人も少なくないです。
毎月の返済額が手取り収入の25%以内に収まるようにローンを組めば余裕のある返済ができると思います。
30万の手取りがある世帯なら7万5,000円くらいに抑えるべきです。
ローン期間も最長の35年ではなく、長くても20~25年くらいで終わりたいですね。
通信費は安く使える契約先を探し、今すぐに乗り換えるべきです。
毎月のスマホ代は意外とかかります。
ぼーやんぐも以前は夫婦でソフトバンクと契約しており、毎月1万5,000円くらい払っていました。
しかし、今ではYモバイルに乗り換えて、毎月6,000円にまで減っています。
しかも安いからと何か問題があるわけでもありません。
逆に通話代が10分までタダなので、ガンガン電話もできますし、より使いやすくなった印象です。
しかも、住宅費と違って今すぐ乗り換えることができるので、今でも高いスマホ代を払っている人は今すぐに乗り換えるべきです。
保険は必要最低限に絞るべきです。
不安からか保険を手厚くかけている人が多いです。
毎月、3万円4万円払っている人が普通にいます。
しかし不要な場合が多いです。
例えば生命保険の場合、自分に万が一があった場合に経済的に困る人がいる場合にだけかけるべきです。
もし夫婦2人なら必要ないでしょう。
子どもがいて、教育費などに困る場合は、教育費で必要な分だけの保障をかけるべきです。
そして、掛け捨てにするべきです。
貯蓄型は資産運用と保険が合体した商品で、複雑ですし、今では利息もほとんどつきません。
それなら、保険は掛け捨てで安く済ませ、残ったお金を将来の貯蓄として残しておいた方が良いでしょう。
また、サラリーマンなら医療保険は不要です。
大きな病気や怪我をしても高度医療制度があるため、どれだけ治療費がかかっても、毎月の自己負担額の上限が決まっています。
収入によって負担額は変わるので、下記の表を参考にしてください。
特に大きな病気をする可能性の低い若い人は入る必要はないと思います。
50代を過ぎ、大きな病気をするリスクが増えてきたら入っても良いかもしれません。
今では年齢に関係なく保険料が一定のものもあります。
(出典:全国健康保険協会)
4.貯金したい金額を先に分けておく
ここまでくると、家計もだいぶスリムになり、支出よりも収入の方が多い状態になると思います。
そして最後にやることは、先に貯金したい金額を別口座に分けることです。
家計がスリムになったとはいえ、お金があると気が緩み、使ってしまう場合もあります。
それを防ぐために、先に貯金したい金額を別口座に移すべきです。
ネット銀行では自動で振り込みをしてくれるサービスもあるので、別口座に移すことを忘れることもないです。
ぼーやんぐも住信SBIネット銀行で、このサービスを利用しており、給料日に自動で別口座に移すよう設定しています。
貯金する金額を、はじめから無かったつもりで家計をやりくりすれば、ここからは勝手にお金が貯まっていきますね。
5.収入を増やす努力をする
収入は業種や年齢、地域によっても大きく変わりますし、収入をあげることは簡単ではないです。
しかし、今の収入では生活するだけでギリギリの場合は、転職も視野に入れることが大切かもしれません。
休みの日を利用して資格の勉強をしたりして、転職ができるスキルを身につけることも必要になってきます。
また、今ではインターネットを使い自宅で簡単に副業もできます。
ヤフオクやメルカリで売るくらいなら誰でも簡単にできます。
簡単なことからでも良いので、副業をはじめてみるのも良いでしょう。
6.貯金ができるようになったら、投資もはじめることをおすすめします
貯蓄ができるようになったら、投資をはじめてみるのも良いかもしれません。
投資は大金が必要だとか、失敗したら大きな借金を背負うと思いがちですが、投資信託という金融商品を使えば100円から投資ができますし、失敗しても借金を背負うこともありません。
もちろん投資なので、投資した商品の値段が上がったり、下がったりとリスクはあります。
ただ、なるべくリスクを抑えて投資すれば、長期間運用すればそれなりに資産を増やすことができると思います。
詳細は下記の記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。
短期間でお金を一気に増やす方法ではなく、貯金の延長として少しづつ増やしていく方法です。
さいごに
今回は貯金をする方法を考えてきました。
お金の使い方は、性格的なこともありますし、育った環境も影響してきます。
しかし、将来を見据えてお金の使い方を考えていかないと、後々お金に困った生活を強いられるかもしれません。
最初は面倒ですけど、難しいことではないので、慣れてしまえば簡単に貯金できる家庭に変身できます。
ぼーやんぐ家もこの方法で家計の改善をして、毎月3~4万円くらいの支出は減りました。
貯金をし過ぎて、普段の生活を楽しめないのは問題だと思いますが、将来のことを考えずに消費と浪費を繰り返すのも問題ないです。
メリハリをつけて、極力無駄なものを省き、本当に必要なものにお金を使えるようにしていくことが大切かなと思います。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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