eMAXIS Slim 新興国株式インデックスに投資しても大丈夫なのか?

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どうも、ぼーやんぐです。

世界の株式に分散投資する場合、国内・先進国・新興国の3つの資産クラスに投資することになります。

その中で絶好調だった米国に対して、絶不調なのが、新興国です。

米国の利上げにより、新興国に投資されていた資金が、リスクが低く利回りの高くなった米国債券に流れていることが大きな原因の1つです。

2月のVIXショックから下落を続けており、反転の兆しが見えない中、『投資をして大丈夫なのか?』と不安になっている方も多いのではないでしょうか?

でも心配しなくてもいいと思います。

長期で考えると中国やインドが米国を抜いて世界一の経済大国になる可能性も秘めています。

この下落している時こそ買い時なのかもしれません。

今回はそんな新興国に投資するファンドeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを分析しつつ、新興国は投資に投資しても大丈夫なのか考えていこうと思います。

 

 

 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの基本情報

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投資対象

投資対象は新興国の株式となっており、ベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指しています。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)とは新興国24カ国、1100以上の銘柄を時価総額比率で組入された指数です。

新興国株式市場の時価総額の85%をカバーしており、1つのファンドで新興国のほとんどの銘柄に分散投資をすることが出来ます。

 

下記は国別の組入比率です。

気になるのがケイマン諸島ですが、テンセントやアリババなどの中国を代表する企業が国内の規制や課税などを回避するため、ケイマン諸島で上場をしています。

ケイマン諸島=中国と考えて良さそうです。

そうなると中国が24%と1番多く、その次に韓国、台湾、インドと続いており、半分以上がアジアが占めています。

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(出展:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス月次レポート)

 

次に組入上位15銘柄です。

先進国でもそうですが、新興国でもテンセントやサムスンなどのハイテク銘柄が上位を占めています。

また、上位10銘柄のうち9銘柄がアジアが占めていることからも、アジアの経済発展が急速に進んでいることが分かります。

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(出展:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス月次レポート)

 

コスト

コストは下記の通りになっており、eMAXIS Slimシリーズ特有の純資産総額に応じて、信託報酬が低くなるよう設定されています。

買付手数料 なし
信託財産保留額 なし
信託報酬 500億円未満の部分 0.20412%(税込)
信託報酬 500-1000億円の部分 0.19872%(税込)
信託報酬 1000億円以上の部分 0.19332%(税込)

 

同じ資産クラスで最も低コストのファンドはSBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)0.1948%(税込)となっています。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスと比べても0.00932%の差と僅かですし、100万円投資してても年間93円の差なので、気にしなくても良さそうです。

eMAXIS Slimシリーズは他社がコストを下げると追随しますが、SBIの雪だるまシリーズには追随しないようです。

まだ純資産総額も少なく、脅威だと思っていないのかもしれません。

 

運用成績

2017年7月31日に設定されましたので、運用開始から1年以上が経過しています。

純資産総額では徐々に流入金額も増えており、2018年11月には100億円を突破しました。

今年に入ってからは毎月6億円以上の流入があり、今後も安定した運用が見込めそうです。

 

次に騰落率ですが、新興国株式が下落トレンドとなっており悲惨な状況になっています。

2018年2月のVIXショック直前に最高値をつけてから下落を続けており、過去1年では14%を超える下落率となっています。

 

ベンチマークと大きく乖離しているのも気になるところです。

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(出展:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス月次レポート)

 

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの競合商品は?

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競合商品は2つあります。

1つはコストが最安となっているSBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)

もう1つがコストもベンチマークも同じニッセイ新興国株式インデックスファンドです。

  eMAXIS Slim ニッセイ SBI
設定日 2017/7/31 2017/10/13 2017/12/6
ベンチマーク MSCIエマージング・マーケット・インデックス MSCIエマージング・マーケット・インデックス FTSE・エマージング・インデックス
信託報酬 0.20412% 0.20412% 0.1948%
純資産総額 103億円 6.8億円 9.5億円

コスト面で比べると、SBIが一番低いコストとなっていますが、先ほども書いた通り、気にするほどの差ではないです。

 

ベンチマークではeMAXIS Slimとニッセイは同じですが、SBIはFTSE・エマージング・インデックスを採用しています。

大きく異なるのは韓国が入っていない点です。

MSCIでは韓国が14%入っていますので、韓国が成長を続けるかが大きな鍵となりそうです。

韓国に投資したい場合はeMAXIS Slimかニッセイ、韓国の成長に期待出来ない場合はSBIになりそうです。

注意が必要なのは先進国に分散投資している場合、韓国が入っているのを確認する必要があります。

先進国と新興国の両方に韓国が入っていると韓国の比率が大きくなってしまうので、組合わせる場合はベンチマークの構成比率を確認することが大切です。

 

コスト、ベンチマークと見てきましたが、純資産総額では圧倒的にeMAXIS Slimです。

しかもニッセイもSBIも10億円以下となっており、償還リスクも伴いますので、ぼーやんぐ的にはeMAXIS Slim 新興国株式インデックスで間違えないのかなと思います。

 

 

新興国への投資は必要なのか?

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新興国は将来の成長は期待されているものの、経済や政治などまだ不安定なことが多いです。

また、国の成長が株価の上昇と一致するとも限りません。

下記は上海総合の過去10年のチャートですが、2015年に最高値をつけてから一気に下落し今では約半値となっています。

経済的には成長しているものの、2009年の株価と変わらない値まで下がってきています。

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(出展:YAHOOファイナンス 上海総合指数)

 

さてこの先どうなるんでしょうか?

将来のことは誰にも分かりませんが、確実なことはこの先も中国やインドなどの新興国は経済成長を続けるということです。

そして世界の中心になっていくと予想されています。

以前の記事で書いた2050年の世界予測を見るとよりイメージしやすいと思います。

そして米国以外の先進国はどんどん力を失っていくことになりそうです。

2050年には今とは全く違った世界になっているかもしれません。

先ほども書いた通り、成長と株価は一致しませんが、20年後、30年後で考えると今が買い時なのかもしれません。

ただ、直近では米国と中国の貿易戦争や米国債長期金利上昇などの影響から暫くは上昇は見込めないと考えた方が良さそうです。

 

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスのまとめ

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以前に比べて新興国のコストはだいぶ安くなっており、投資しやすい環境になっています。

新興国は将来の成長も期待されていることから、ポートフォリオには是非組み入れたい資産クラスです。

ただ、経済、政治的にもまだまだ不安定で将来何が起こるか分かりません。

過度な期待をせずにポートフォリオの一部として組み入れすることをおすすめします。

 

つみたてNISAにも対応しており、税制面でも優遇されますので、20年後のお楽しみとして積立を続けたいですね。

新興国株式に投資する場合はeMAXIS Slim新興国株式インデックスが最適なファンドではないかなと思います。

 

先進国に投資する場合はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスがおすすめです。 

 

どうも、ぼーやんぐでした。

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