どうも、ぼーやんぐです。
eMAXIS Slim全世界株式のオールカントリー・除く日本・3地域均等型から信託報酬の引き下げが発表されました。
2019年7月22日に新規設定されるたわらノーロード全世界株式に追随するためです。
早速、詳細確認していきます。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー・除く日本・3地域均等型)の詳細は下記を参考にしてください。
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー・除く日本・3地域均等型)の信託報酬引き下げを発表
- たわらノーロードに投資するメリットが無くなった
- eMAXIS Slimシリーズに投資しておけば間違えない
- さいごに
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー・除く日本・3地域均等型)の信託報酬引き下げを発表
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー・除く日本・3地域均等型)の信託報酬の引き下げが発表されました。
詳細は下記の通りになり、3ファンドともに同じ信託報酬になります。(プラス消費税がかかります。)
純資産総額 | 変更前 | 変更後 |
信託報酬 500億円未満の部分 | 0.142% | 0.120% |
信託報酬 500-1000億円の部分 | 0.137% | 0.115% |
信託報酬 1000億円以上の部分 | 0.132% | 0.110% |
今回はたわらノーロード全世界株式の信託報酬が0.120%で新規設定されることから、eMAXIS Slimも対抗して全く同じ信託報酬に引き下げることになりました。
さすがeMAXIS Slimは対応が早いですね。
たわらノーロード全世界株式は2019年7月22日設定に対して、eMAXIS Slim全世界株式は2019年8月9日から信託報酬の引き下げを実施します。
いつもは後出しのeMAXIS Slimの方が早く信託報酬を引き下げを実施していましたが、今回は間に合わなかったようですね。
それにしても安いコストです。
1本で世界中の株式に投資ができますし、リバランスも不要でこのコストは非常に割安だと思います。
投資に時間をかけたくない方は全世界株式型のファンドに投資するだけで資産運用は完結しちゃいますね。
たわらノーロードに投資するメリットが無くなった
最近、影の薄かったたわらノーロードシリーズから久々のニュースでしたが、やはりすぐにeMAXIS Slimシリーズが追随してきました。
今回、新規設定されるたわらノーロード全世界株式はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と同じベンチマークを採用しています。
そのため、信託報酬が同じであれば既に純資産総額が増えているeMAXIS Slimオールカントリーに投資した方が安定した運用が望めます。
たわらノーロード全世界株式に多くの資金流入があれば話は別ですが、特別大きなメリットもないため期待できないでしょう。
結局、今回のたわらノーロード全世界株式の新規設定はeMAXIS Slimオールカントリーのコストを引き下げ、資金流入を増やす結果となりそうですね。
eMAXIS Slimシリーズに投資しておけば間違えない
eMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける』というコンセプトのもとに運用されています。
そのため他社がeMAXIS Slimシリーズよりも低い信託報酬に引き下げれば、すぐに追随して引き下げを行ってきました。
今年だけでも国内株式(日経平均・TOPIX)、国内債券、先進国株式、先進国債券、米国株式(S&P500)、バランス(8資産均等型)と7ファンドの信託報酬を引き下げています。
インデックス投資は長期で行う方が多いと思います。
途中でコストの低いファンドが出てこれば乗り換えたくもなります。
ただ手間もかかりますし、売却時に課税されるためリターンにも影響します。
そのため、他社に対抗して常に最低水準のコストを維持するeMAXIS Slimシリーズは投資家にとって非常に嬉しい存在です。
これから投資をはじめる方や新規でインデックスファンドに投資するならとりあえずeMAXIS Slimシリーズに投資しておけば間違えなさそうです。
さいごに
本記事ではeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー・除く日本・3地域均等型)の信託報酬引き下げについて書いてきました。
eMAXIS Slimシリーズ一強時代は当分続きそうですね。
どうせすぐに追随されるなら、他社も信託報酬を下げない方が良いんじゃないかと思うほどです。
投資家にとっては非常に良い環境になってきてますね。
この先、バンガード社のETF並みのコストになっていくのを期待したいと思います。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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