eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 運用開始から1年半が経過。運用成績を確認しました。

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どうも、ぼーやんぐです。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が運用開始してから11月8日で1年半が経ちました。

今ではバランスファンドの中でも代表的なファンドとなっています。

今回はeMAXIS Slimバランスの基本情報と運用結果を確認しながら、投資対象としてどうか考えていこうと思います。

 

 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) の基本情報

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投資対象

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)2017年5月9日に運用が開始されました。

投資対象は世界各国の株式、債券及びREITと8つの資産クラスをカバーしており、分散性に優れたバランスファンドとなっています。

1つのファンドで世界中の金融商品に投資することが可能です。

資産配分は下表の通り8資産に12.5%づつ均等に投資されています。

 

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各資産クラスのベンチマークは下表の通りです。

資産クラスそれぞれのベンチマークを組み合わせた合成ベンチマークとなっています。

比率としては日本が国内株式、債券、REITと3つの資産クラスが組入れされているため、37.5%と一番大きなウェイトを占めています。

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(出展:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)月次レポート)

 

コスト

コストは下記の通りになっています。

買付手数料 なし
信託財産保留額 なし
信託報酬 500億円未満の部分 0.17172%(税込)
信託報酬 500-1000億円の部分 0.16632%(税込)
信託報酬 1000億円以上の部分 0.16092%(税込)

※7月25日にニッセイ・インデックス・バランス・ファンドに対抗して信託報酬の値下げが行われました。

 

eMAXIS Slimシリーズでは定番となっている、純資産総額に応じて信託報酬が低くなるよう設定されています。

勘違いしやすいですが、全部のコストが値下がりする訳ではなく、その部分のコストにだけ適応されます。

例えば、純資産総額が700億円集まった場合、500億円は0.17172%のままで、残りの200億円が0.16632%となります。

 

競合ファンドのiFree8資産バランスは信託報酬が0.2376%(税込)となっていますので、比較するとeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)コストが安いことがよく分かります。

また、ニッセイ・インデックスバランス・ファンド値下げをしてeMAXIS Slim バランスと全く同じ0.17172(税込)となっています。

【関連記事】eMAXIS Slimバランスとニッセイ・インデックスバランスファンド の比較

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) つみたてNISAにも対応していて、これから投資信託をはじめる方や1つのファンドだけで運用したい方には最適なファンドです。

自分も投資信託に初めて投資したのが、このファンドなので思い入れがありますね。

 

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の運用成績

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)2018年11月8日で運用開始してから1年半が経過しました。

純資産総額は224億円(2019年3月7日時点)となっています。

 

大きな流出もなく毎月10億円前後の流入があり、現時点では償還リスクも無さそうです。

SBI証券のランキングでは、NISA販売金額が週間7位、積立設定件数も月間6位と人気を維持しています。

eMAXIS Slimシリーズ内でも先進国につぎ、2番目に純資産総額が多いファンドとなっています。

 

下記は設定来のチャートです。

2018年1月に最高値をつけましたが、2月の暴落から不安定な値動きとなっています。

アップルをはじめ米国のハイテク銘柄の下落が続いていますので、この先もボラティリティーの高い相場になりそうです。

また、新興国の株式が軟調となっており、その影響も大きいようです。

【関連記事】トルコリラ暴落。eMAXIS Slim 新興国株式は今が買い時か検証

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(出展:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)月次レポート)
 

次に騰落率です。

ついに過去1年でもマイナスに突入してしまいました。

資産クラス別で見ると、新興国の株式の下落率が大きいことが分かります。

 

今年からつみたてNISAeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)に投資を始めた場合、含み損になっている人も多いと思います。

ぼーやんぐも昨年から少しづつ投資していますが、含み損を抱えた状態です。

ただ、インデックス投資は1年2年の成績ではなく、10年20年と長期保有することで、世界経済の発展とともに資産を増やすことができる投資方法です。

直近の値動きは気にせず淡々と積立てていくことが大切です。

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(出展:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)月次レポート)

 

インデックス投資について詳しいことは下記を参考にしてください。

www.boyang-boyang.com

 

 

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は投資先としてどうか?

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 1つのファンドで世界中の株式と債券、先進国と国内のリートに投資出来るのは、分散性も高く、非常に便利なファンドです。

全ての資産クラスの構成比率が同じなので、将来どの資産クラスが高いリターンを上げても恩恵が得れるのも嬉しいポイントです。

その反面、大きな下落をしたり、成長がストップしてしまう資産クラスの影響も受けてしまうのが気になるところではあります。

 

バランスファンドは自動でリバランスがされるので、手間もかからず、淡々と積立投資が出来るのもメリットです。

今までは好調な株式市場だったこともあり、右肩上がりを続けてきましたが、今後不安定な市場が続きそうです。

ただ、債券が組入されているため、ボラティリティーも抑えられるので、安心して保有もできそうです。

 

また、コスト面でもeMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準のコストを目指す』というコンセプトを掲げており、他社が信託報酬の値下げを行えば追随する可能性も高いので、コスト面で乗り換えをする必要もないです。

 

バランスファンドに投資する場合、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は最適なファンドの1つと言えそうです。

 

ただし注意点もあります。

1番気をつけたいのは日本(国内)の比率が多いということです。

人口減少や高齢化などで将来の予測では経済が減退していく可能性が高いので、将来的に足を引っ張り、ファンドの成長に影響する懸念があります。

 

また、バランスファンドは出口を意識した時に身動きが取りづらいのが難点です。

組入れ比率を変えることが出来ないので、出口が近づきリスクを低くしたい場合は、新たに債券ファンドに投資する必要が出てきます。

そのため早めの対応が必要になりますので、投資する段階で頭に入れておきたいですね。

【関連記事】

 

 

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の競合商品

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eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の競合商品を確認していきます。

同じ8資産均等型で見るとiFree8資産バランスニッセイ・インデックスバランスファンド8資産均等型が競合となります。

現時点で投資するならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で間違えないでしょう。

 

理由としては、まずiFree8資産バランスは信託報酬がeMAXIS Slimバランスに比べて0.05%高いことが1番の理由です。

また純資産総額もeMAXIS Slimバランス220億円に対してiFree8資産バランスは120億円とeMAXIS Slimバランスの方が倍近く資金が集まっていますので、より償還の心配も少ないです。

 

ニッセイ・インデックスバランスファンド8資産均等型は信託報酬は同じですが、純資産総額1.6億円と非常に少なく償還のリスクが高いです。

償還になれば、運用益に課税されますし、また一から新しいファンドに投資をしなくてはいけないので、現時点では投資しない方が良いでしょう。

 

8資産均等型のバランスファンドに投資するならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で決まりでしょう。

 

 

8資産均等型以外のバランスファンドの競合としてはセゾン・グローバルバランスファンド三井住友TAM・世界経済インデックスファンドが上げられます。

どちらも10年以上運用を続けている人気ファンドです。

2ファンドともに株式50%債券50%の王道比率で投資するバランスファンドとなっています。

 

大きな違いはセゾンは組入を時価総額比率で配分しているのに対して、三井住友TAMGDP比率で配分されています。

どちらが良いかは好みになりますが、GDP比率は新興国の割合が30%を占めるのでリスクは高くなります。(時価総額比率の場合は10%程度です。)

2ファンドとも運用歴が長いこともあり、純資産総額が非常に大きく、セゾン1,700億円三井住友TAM600億円を超えています。

また、セゾンは独立投信として、ファンドマネージャー自ら様々な情報を発信しているので、初心者にとって安心して保有できるファンドだと思います。

 

ただし、2ファンドとも10年以上前に設定されたファンドのため、信託報酬が高いです。

セゾン0.60%(税込)三井住友TAM0.54%(税込)eMAXIS Slimバランスの3倍近くとなっています。

 

投資金額が大きくなると影響は大きいですが、投資資金が数百万円程度なら、あまり気にせず、自分が投資を継続できると思うファンドを選択するべきでしょう。

 

セゾン三井住友TAMのファンド詳細は下記を参考にしてください。

 

  

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のまとめ

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今回はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基本情報と成績、投資対象としてどうか確認してきました。

1本で8つの資産クラスに投資出来る非常に便利なファンドのため、なるべく少ないファンドで運用したい人には最適なバランスファンドです。

 

また、コストも低く個別ファンドと比べても大差ありません。

ネット上ではバランスファンドの否定的な意見をよく見ますが、これだけコストが安くなれば、大きなデメリットはないと思います。

 

ただ、バランスファンドでも暴落が起きれば一時的に大きく資産は目減りします。

暴落が起きても投資、積立てを続けることができるのか、自分自身で再度確認してから投資をすることが大切です。

  

『BOYANG JOURNAL』にきていただきありがとうございます!

 

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