eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 運用開始から2年が経過。運用成績を確認しました。

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どうも、ぼーやんぐです。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が運用開始してから2019年5月9日で2年を迎えました。

今ではバランスファンドの中でも代表的なファンドの1つとなっています。

今回はeMAXIS Slimバランスの基本情報と運用結果を確認しながら、投資対象としてどうか考えていこうと思います。

 

インデックス投資をこれから始めようと思っている方や初心者は下記の記事を読んでからはじめると失敗も少なくなると思います。

www.boyang-boyang.com

 

 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) の基本情報

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eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)2017年5月9日に運用が開始されたインデックス型のバランスファンドです。

今ではインデックス型のバランスファンドの中でも代表的な存在となってきていますね。

投資対象

投資対象は世界各国の株式・債券及びREITと8つの資産クラスをカバーしており、分散性に優れたバランスファンドとなっています。

1つのファンドで世界中の金融商品に投資することが可能です。

資産配分は下表の通り8資産に12.5%づつ均等に投資されています。

 

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インデックスファンドのため、各資産クラスにベンチマークが設定されています。

資産クラスそれぞれのベンチマークを組み合わせた合成ベンチマークとなっています。

国別の資産比率としては日本が37.5%と一番大きなウェイトを占めています。

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(出展:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)月次レポート)

  

コスト

2019年5月14日に信託報酬の値下げが行われ、下記のコストになります。

買付手数料 なし
信託財産保留額 なし
信託報酬 500億円未満の部分 0.140(税抜き)
信託報酬 500-1000億円の部分 0.135%(税抜き)
信託報酬 1000億円以上の部分

0.130%(税抜き)

 

eMAXIS Slimシリーズでは純資産総額に応じて信託報酬が低くなるよう設定されています。

勘違いしやすいですが、全部のコストが値下がりする訳ではなく、その部分のコストにだけ適応されます。

例えば、純資産総額が700億円集まった場合、500億円は0.140%のままで、残りの200億円が0.135%となります。

 

販売会社

ネット販売専用ファンドのため、販売先は下記のオンライン証券・銀行のみになります。

  • 岩井コスモ証券(インターネット専用)
  • SMBC日興証券(ダイレクトコース)
  • SBI証券
  • 岡三オンライン証券
  • GMOクリック証券
  • ジャパンネット銀行
  • カブドットコム証券
  • フィデリティ証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 三菱UFJ銀行

 

つみたてNISA・iDeCo

 つみたてNISAに対応していますので、最大20年間800万円までは非課税で投資することが可能です。

これから投資を始める場合は、まずNISA口座を開くことから始めましょう。

 

iDeCoでは下記の証券会社で取り扱いしています。

  • 松井証券
  • マネックス証券
  • SBI証券(セレクトプラン)

 SBI証券のiDeCoではオリジナルプランとセレクトプランの2つがありますので、選択する際は取り扱いファンドを確認してから決めてくださいね。

www.boyang-boyang.com

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の運用成績

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eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)2019年5月8日で運用開始してから2年が経過しましたので、2年間の運用成績を確認していきます。

純資産総額と資金流入

純資産総額は245億3,300万円(2019年5月10日時点)となっています。

 

毎月10億円前後の資金流入があり、今後も安定した運用が期待できそうです。

SBI証券のランキングでは、つみたてNISA販売金額が月間2位、積立設定件数も月間3位と人気を維持しています。

eMAXIS Slimシリーズ内でも先進国につぎ、2番目に純資産総額が多いファンドとなっています。

 

騰落率とチャート

2019年5月10日時点での騰落率とチャートです。

2019年2月時点では過去1年の騰落率がマイナスとなっていましたが、プラスまで戻しています。

 ただ、5月に入ってから米中貿易摩擦の問題から世界的に株価が急落しており、騰落率もギリギリプラスを保っている状態です。

期間 騰落率
1ヶ月 -2.22%
3ヶ月 +1.46
6ヶ月 +1.14%
1年 +0.93%
設定来 +6.69%

 

チャートでは2018年1月に最高値をつけてからは不安定な値動きが続き、2018年12月には一時10,000円を割るまで下落しています。

2019年1月からは大きく反発し、2019年4月16日に高値を更新しました。

 

しかし、2020年までに景気後退期に入るとも予想されているので、当面は不安定な相場が続くと予想されます。

目先の基準価格に左右されず淡々と積立を続けていくことが大切になりそうです。

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(出展:SBI証券)
  

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を20年間積立てたらいくらになるのか?

期待リターン

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の期待リターンは約4.8%となります。

過去11年間の収益率を計算したものなので、計算期間によって異なる点は注意してください。

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(出典:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)目論見書)

 

積立シュミレーション

毎月3万円を20年間とつみたてNISAをイメージした場合でシュミレーションしてみます。

毎月3万円を20年間積立てると元本は720万円になります。

20年間積み立てると元本だけでもインパクトのある金額になりますね。

 

期待リターン年率4.8%で運用できた場合、運用収益は485万円となり、資産は1,205万円まで増えることになります。

つみたてNISAで投資していたら、運用収益は全て非課税になるので、485万円そのまま増えることになります。

f:id:bo-yang:20190526062437p:plain(出典:金融庁)

 

あくまでも期待リターンなので、参考程度に見てくださいね。

世界経済の成長も鈍化してきているので、期待リターンはもう少し減っていく可能性もありそうです。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)に投資するメリット・デメリット

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eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)に投資するメリット、デメリットを確認していきます。

メリット

  • 1つのファンドで世界中の株式・債券、先進国と国内のリートに投資が出来、分散性が非常に高い。
  • 全ての資産クラスの構成比率が同じなので、将来どの資産クラスが高いリターンを上げても恩恵が得れる。
  • 自動でリバランスが行われるので、手間がかからない。
  • 8つの資産が組入されているため、比較的ボラティリティーが抑えられた運用ができる。
  • コストが非常に安い。また、eMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準のコストを目指す』というコンセプトを掲げており、他社が信託報酬の値下げを行えば追随する可能性も高いので、コスト面で乗り換えをする必要もない。

 

デメリット

  • 大きな下落をしたり、成長がストップしてしまう資産クラスの影響も受けてしまう。
  • 将来の成長が期待できない日本の比率が一番高い。
  • バランスファンドは資産配分の変更ができないため、資産配分の変更をしたい時に身動きが取りにくい。

 

 バランスファンドのデメリットと対策方法は下記を参考にしてください。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の競合商品

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eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の競合商品を確認していきます。

8資産均等型バランスファンドの競合

同じ8資産均等型の競合ファンドは2つあります。

  • iFree8資産バランス
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド8資産均等型

現時点で投資するならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で間違えないでしょう。

 

理由を確認していきます。

まず信託報酬を比べるとeMAXIS Slimが一番低くいです。

またeMAXIS Slimシリーズは他社に対抗して、最低水準のコストが保たれるので、常に低コストで投資することが出来ます。

【関連記事】eMAXIS Slim、ニッセイに対抗。 どこまで続くコスト競争 

 

純資産総額でもeMAXIS Slimが圧倒的に多くの資金を集めています。

現時点で繰上償還の心配も全くないので、8資産均等型のバランスファンドに投資するならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で決まりです。

  信託報酬(税抜) 純資産総額
eMAXIS Slim 0.14% 245億円
iFree 0.22% 128億円
ニッセイ 0.159% 2億円

 

『繰上償還』ってなに?

決められていた信託期間が終了する前に、運用が終了することを『繰上償還』と言います。

純資産総額が減少し、資産規模が小さくなりすぎると運用が難しくなるため、前倒しで償還されてしまう場合があります。

 

その他のバランスファンドの競合

8資産均等型以外のバランスファンドの競合としては下記の2ファンドがあげられます。

どちらも10年以上運用を続けている人気ファンドです。

2ファンドともに株式50%債券50%の王道比率で投資するバランスファンドとなっています。

 

大きな違いはセゾンは組入を時価総額比率で配分しているのに対して、三井住友TAMGDP比率で配分されています。

どちらが良いかは好みになりますが、GDP比率は新興国の割合が30%を占めるのでリスクは高くなります。(時価総額比率の場合は10%程度です。)

 

2ファンドとも運用歴が10年以上あり、純資産総額が非常に大きいです。

資金流入も未だに安定しています。

ただし、2ファンドともにコストが高いです。

信託報酬はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の4倍ほどあります。

  信託報酬(税抜) 純資産総額
セゾン 0.5632% 1,700億円
三井住友TAM 0.50% 600億円

投資金額が大きくなると影響は大きいですが、投資資金が数百万円程度なら、あまり気にせず、自分が投資を継続できると思うファンドを選択するべきでしょう。

 

eMAXIS Slim バランスと資産配分は違いますが、株式50%債券50%と王道比率で投資できる数少ないバランスファンドです。

特にセゾンは独立投信として、ファンドマネージャー自ら様々な情報を発信しているので、初心者にとって安心して保有できるファンドだと思います。

 

セゾン三井住友TAMのファンド詳細は下記を参考にしてください。

 

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のまとめ

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今回はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基本情報と成績、投資対象としてどうか確認してきました。

1本で8つの資産クラスに投資出来る非常に便利なファンドのため、なるべく少ないファンドで運用したい人には最適なバランスファンドです。

 

また、コストも低く個別ファンドと比べても大差ありません。

ネット上ではバランスファンドの否定的な意見をよく見ますが、これだけコストが安くなれば、大きなデメリットはないと思います。

 

ただ、バランスファンドでも暴落が起きれば一時的に大きく資産は目減りします。

暴落が起きても投資、積立てを続けることができるのか、自分自身で再度確認してから投資をすることが大切です。

 

『BOYANG JOURNAL』にきていただきありがとうございます!

 

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