インデックス投資で下落相場を乗り切る3つの方法

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どうも、ぼーやんぐです。 

2020年前半にも景気後退局面に突入するのではと予想されています。

実際どうなるか分かりませんが、少しづつ景気後退のサインは出ています。

ぼーやんぐもそうですが、投資をはじめたばかりだと不安ですよね。

10年以上も上昇相場が続いていましたしね。

今回は下落相場を乗り切る方法を書いていきたいと思います。

 

インデックス投資をより詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。

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2020年にリセッション入りも!?

米国株はリーマンショック後から続く上昇相場が10年を超え、1854年に統計を取りはじめて以来、最も長い景気拡大の局面になっています。

暴落がくるくると言われて続けていますが、株価は上昇を続けています。

 

しかし、不況入りのシグナルとなる米長短金利が逆転する『逆イールド』が発生しています。

リーマンショックやITバブル崩壊前などにも起きており、過去50年で8回あり、そのうち7回はそのあとに景気後退局面に突入しています。

逆イールドが発生したからとすぐに景気後退局面に入るわけではなく、過去の平均期間では約13ヶ月後に景気後退入りしています。

2019年3月に逆イールドが発生したため、2020年3月以降に景気後退局面に入る可能性があります。

 

下記は米長短金利の表です。

『0』を下回っている時が逆イールド発生時です。

逆イールドが解消してすぐにリーマンショックやITバブル崩壊(グレー部分)が起きていますね。

f:id:bo-yang:20190802061315p:plain(出典:FRED)

また、FRBが10年半ぶりに利下げを行いました。

利下げは通常景気後退局面への処置として実施するため、『売り』のシグナルです。

しかし今回は『予防的利下げ』とされているため、すぐに景気後退局面が来る可能性は低そうですが、利下げを行うということは、景気後退へのシグナルは出ていることになります。

 

下落相場を乗り切る3つの方法

10年以上も景気拡大が続いており、ぼーやんぐも含め最近投資を始めた方は暴落、下落相場を全く経験していないことになります。

そのため下落相場は非常に不安ですよね。

では下落相場に向けてインデックス投資をしている方ができることは何なのか?

1.自身にあったリスク許容度を設定する

一番大切なのが、暴落が起きようが下落相場になろうがパニックにならないことです。

パニックになれば必ず狼狽売りをしてしまいます。

パニックにならないためには自身にあったリスク許容度を設定し、全財産をつぎ込まないことが大切です。

 

Twitterなどを見ていると株式100%で運用されている方が多いです。

ぼーやんぐもそうですが...

ただ、長年投資を続けられている方は債券を組み入れしている方が割と多いんですよね。

結局、自身のリスク許容度にあっていない資産配分を組んでいると、自ら投資をやめていくことになってしまうということですね。

20年30年投資していれば資産を増やせると頭で分かっていても、いざ暴落が起きたら感情的になってしまうと思います。

資産を増やすことよりも、投資を続け、市場に生き残ることを優先することが大切ですね。

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2.市場に左右されない

インデックス投資は基本的に長期投資です。

つみたてNISAで投資されている方なら20年をベースにしている方も多いと思います。

20年投資を続けていれば大きな暴落や下落相場は必ずやってきます。

その度に市場の動きに対してあたふたしても仕方ないですよね。

暴落前に売却して、暴落後に買い戻すことができれば最高ですが、そんなことなかなか出来ません。

実際にファンドマネージャーと呼ばれるプロでも市場を完璧に予想することは不可能です。 

市場に左右されることなく、淡々と自分のルールに沿って投資することが大切ですね。

 

3.絶対に投資をやめない

上昇相場は投資すればするほど資産が増えていくので、誰もがハッピーになれます。

しかし、下落相場は投資すればするほど、資産は目減りしていきます。

そのため、大きな下落が起きると今までせっかく続けてきた積立投資をやめてしまう方もいます。

1年、2年と積み上げてきた含み益がほんの数日で含み損になれば、『インデックス投資なんて儲からん』となりますよね。

 

でもよく考えてみてください。

株価が下落しているということは安く買えるということです。

積立をやめたらせっかく安く買えるチャンスを逃してることになります。

もし下落時にも積立を続けれれば、再び株価が上昇した時には資産は大きく拡大します。

なので、下落している時こそ買うことが大切なんですね。

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全世界に分散投資が無難

将来を正確に予測することはできない

下落相場、暴落時にも投資を続けることが重要ということは分かって頂けたと思います。

ただ1つの地域や国への集中投資をしている場合、なかなか株価が回復せず、ナンピン地獄に陥る可能性もあります。

国内株式指数TOPIXの過去30年の年率平均リターン(配当込み)は-0.2%(2019年6月末時点)となっていますので、30年間投資を続けても損失を出してしまうこともあるんです。

さすがに30年間投資を続けてマイナスリターンは凹みますよね。

【関連記事】インデックス投資で30年運用しても元本割れすることがある。元本割れしない方法とは? 

 

米国なら大丈夫だと思われますが、実際にどうなるか分かりません。

それを避けるには世界に分散投資することが無難ですね。

将来どこの国が発展して、どの国が衰退するか分からないですしね。

世界にまんべんなく投資しておけば、人口が増え、経済が発展している限りは少しづつ資産も上昇していくはずです。

 

今では1つのファンドで世界中の株式に分散投資できるファンドがありますので、リバランスも不要ですし、自動積立の設定をしてしまえば、何もする必要もありません。

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おすすめの世界分散型ファンド

たくさんある世界分散型ファンドの中でどのファンドに投資したら良いのか迷いますよね。

ぼーやんぐおすすめの3つのファンドを紹介します。

 

1.eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

世界中の株式を時価総額比率で投資できるインデックスファンドです。

信託報酬も0.12%(税抜き)と格安です。

純資産総額が少ないのは気になるところですが、資金流入も増えてきているので、長期の運用も安心して任せれそうです。

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2.eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

世界中の株式と債券、先進国と国内のREITに均等配分で投資できるバランスファンドです。

債券とREITも入っているため分散性を高めたい方にはおすすめです。

債券が約35%入っているので、株式100%に比べると値動きもマイルドになるので、株式100%はリスクが高すぎると思っている方には最適です。 

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3.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

世界の株式と債券に50%づつ投資できるバランスファンドです。

米国バンガード社のETF9本が投資対象となっています。

ファンドマネージャー自ら情報を発信しており、毎月投資レポートが届いたり、全国各地でセミナーをしたりと、ファンドの考え方や方向性がハッキリしており、安心して投資ができます。

債券が50%入っているので、なるべくリスクを抑えた運用をしたい方におすすめのファンドです。

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さいごに

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今回は下落相場に向かって、どんなことができるのか書いてきました。 

インデックス投資は技術も知識もあまり関係なく、忍耐力が一番重要だと思います。

だって最初の数年間は全く儲からないので投資している意味があるのかと思うほどです。

でも20年30年経てば、きっと大きな資産になってくれると思います。

 

その間には下落相場や暴落が何度かあると思いますが、リターンよりも自身のリスク許容度に合わせた資産配分をしておけば乗り切れると思います。

下落相場や暴落が不安な方は水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』を読むことをおすすめします。

リスク許容度にあった資産配分を推奨されていたり、リーマンショック時の体験談が綴られていたりと非常に勉強になります。

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今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

 

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