大きく下落した時も淡々と積立を続けることが大切。

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どうも、ぼーやんぐです。

2月に続いて再度大きな調整が入りましたね。

貿易戦争、金利上昇などなど、いろんな原因がありますが、企業の業績は以前として好調のようです。

米国企業7~9月期の決算発表も本格化しますので、その業績次第では急速に株価を戻すのではないかという予測も出ています。

 

そんな中、多くの投信ファンドでも基準価格を大きく落としています。

株式市場に投資を続けていく上で避けることが出来ないですが、この下落で売ってしまうのは非常にもったいないです。

今回は下落時はどのように対応したらいいのか考えていこうと思います。

 

ファンドの下落幅。

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まずファンドが10月11日の下落でどのくらい落としたのか、資産クラス別に見ていきます。

・ひふみプラス(国内アクティブ) -1,649円(-4.02%)

・楽天全米株式  -433円(-3.77%)

・楽天全世界株式  -363円(-3.43%)

eMAXIS Slim S&P500  -425円(-3.92%)

eMAXIS Slim 先進国  -399円(-3.31%)

eMAXIS Slim 新興国  -186円(-1.92%)

・eMAXIS Slim 国内(TOPIX)  -416円(-3.52%)

 

全体的に3~4%くらいの下げでした。

新興国は1月末から下げ続けていますので、今回の調整での下げ幅は小さくなっています。

ひふみプラスの-1,649円は驚きましたが、下げ率にすると、eMAXIS Slim S&P500とほとんど変わりませんでした。

基準価格が大きいと、他のファンドよりも大きく下げた印象になってしまうのは損ですね。

twitter上では散々な言われようでしたし...w

 

 

下落時に売ってしまうと、いつまでもお金を増やすことが出来ない。

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多くのファンドは基準価格が大きく下落すると、それに合わせて純資産総額も大きく減少します。

毎回思いますが、この場面で売ってしまうのは非常にもったいないと思います。

 

ひふみプラスを例で見てると、10月10日の時点で約6,218億円ありましたが、10月11日には5,972億円と1日で200億円以上も減っています。

2月の下落時には最大で約500億円くらい減っていました。

これ以上損をしたくないという気持ちの表れだと思いますが、これだと高い時に買って、安い時に売るということになってしまいます。

そうなると資産を増やすことは非常に難しいです。

個別株や短期目線のファンドの場合の損切りは、資産を守るために必要ですが、中長期を目的とした場合の下落は、売るよりも買うべきだと思います。

安い時に買えば、この先、株価を戻した時のリターンも大きくなります。

ただ、下落はいつまで続くかわかりません。

リーマンショックの時は1年以上の下落相場が続いていました。

下落したからと、すぐに買い増すよりも様子を見ながら少しづつ買いまししていくことが大切です。

 

大きく下落した時も淡々と積み立てることが大切。

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大きな下落が来ると、保有しているファンドの基準価格も大きく下落します。

場合によっては大きな含み損を抱えてしまう場合もあります。

ぼーやんぐも今回の下落で、今年から始めた積立NISAの保有ファンドはほとんど含み損を抱えた状態になりました。

米国株だけは、プラスを保ってますが、含み益もだいぶ減っています。

投資をしている以上、下落は避けては通れないですね。

 

ではどうしたらいいんでしょうか?

答えはシンプルに『淡々と積立てる』だけだとぼーやんぐは思います。

もちろんインデックスファンドや一部の優良なアクティブファンドに中長期目線で投資している場合に限ります。

世界はまだまだ成長を続けていきますので、大きな下落が起きても必ず株価は回復します。

『100年に1度の経済危機』と言われたリーマンショックですら、乗り越えています。

 

下落時に売ってしまうのは損をしますし、積立をやめて、戻るまで塩漬けにしてしまうのはリターンを減少させる原因になります。

暴落前に売って、底値で買い増すのがもちろんベストですが、そんなことはプロでも難しいです。

また、積立NISAの場合、一度売ってしまうと非課税枠が戻らないので、課税面でも不利になります。

そう考えると積立を続けることが、ベストな選択になってきます。

 

もし資金に余裕がある場合はいつもの積立額を増やすことで、株価が回復した時に早く含み損が解消しますし、将来のリターンも大きくなります。

ただ先ほども書きましたが、本格的な下落相場がきた場合、いつまで続くわかりません。

大きな下落が来たからと一度に多くを買い増しをすると底値に到達するまでに資金が底をついてしまう恐れがあります。

買い増す場合も時間を分散して少しづつ入れていく方がいいと思います。

 

長期投資で考えた場合、大きな下落は安く買えるチャンスです。

悲観せずに、歓迎するくらいの気持ちが大切ですね。

 

さいごに。

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来週からも、しばらくは不安定な相場が続きそうですね。

何も考えずに淡々と積立していきましょう。

もし今回のような大きな下落で株価が気になって仕方ない場合はきっとリスクを取りすぎています。

現金比率を高めたり、債券を組み入れるなど、株価が気にならないくらいのリスクに減らすべきですね。

そうしないと、本格的な下げ相場になった時に精神的に保たないと思います。

大きな下落も近くまで迫っているかもしれないので、今のうちに今のリスクは適正なのかを考えておくことが大切です。

個人的には投資をしているのを忘れくらいがちょうどいいですね。

 

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

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