【年金】株式運用で赤字どころかぼろ儲けしている! GPIFの運用を真似をしよう。

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 どうも、ぼーやんぐです。 

年金が株式運用で赤字!

株価が下落するとよく聞くニュースですね。

でも全くの嘘です。

本記事では年金の運用がどの様にされているのか調べていこうと思います。 

また、年金と同じ運用方法を使った投資方法も紹介します。

 

 

年金の仕組み

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保険料は今の高齢者のために支払っている

日本の年金制度はサラリーマンや自営業者などの現役世代が保険料を支払い、その保険料が高齢者の年金になる『世代間扶養』という仕組みになっています。

今、払っている保険料は、今現在高齢者の方の年金となっており、自分たちが高齢者になった時は、その時の現役世代が払っている保険料が年金となります。

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(出典:GPIF)
 

残ったお金を株式で運用している

日本は少子高齢化が急激に進んでおり、現役世代の保険料のみで年金の給付をすると、将来の現役世代の負担が非常に大きくなってしまいます。

そこで、将来の現役世代のために残った保険料を『年金積立金』として積立てされています。

ただ、現金で積立てしている訳ではなく、株式と債券に積立投資をしてます。

その運用収益を年金給付に利用することで、将来世代の負担が大きくならない様にされています。

2035年以降は積立金への依存度が徐々に増えていくと予想されています。

f:id:bo-yang:20190609044738p:plain (出典:GPIF)

 

年金積立金の仕組み

年金の積立金の管理・運用を行なっているのが『年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)』です。

厚生労働大臣から寄託を受けて行われています。

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(出典:GPIF)

 

GPIFの年金積立金の運用方法

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なぜ運用する必要があるのか?

GPIFは将来世代の保険料の負担を重たくしない為にも『被保険者のために長期的な観点から、安全かつ効率的な運用を行う』というのが法律で定められています。

安全を重視するなら現金で保有しておくべきと考えられがちです。

しかし物価や賃金は少しづつ上昇しているため、現金だけで保有していると現金の価値はどんどん減ってしまいます。

 

そのため、株式などで運用をして物価や賃金の上昇分を補っていく必要があります。

 

運用はリスクが高く損失を出してしまうと思われがちです。

しかし、長期で見れば、世界経済の成長に伴い元手を安全かつ効率的に増やすことができます。

下記は1970年から2018年までの各資産の価格推移のグラフで、1970年に100万円を投資した場合、いくらになったかを表しています。

約50年で外国株式は28倍と100万円が2800万円にまで増えたことになります。

長期で見れば株式でも安全に収益を出すことが証明されています。

 

f:id:bo-yang:20190609053345p:plain(出典:GPIF)

 

GPIFの資産構成

GPIFは現在下記の比率で運用を行なっています。

株式50%債券50%という投資では王道の比率となっています。

運用開始当初は最もリスクが低い国内債券が70%近く占めていましたが徐々に株式比率を増やしており、2014年10月31日から、下記の比率で運用されています。

現在、運用利回り年率1.7%を確保することが目標とされています。

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(出典:GPIF)

 

 

GPIFの運用成績

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GPIFは運用でぼろ儲けしている

GPIFは2001年から運用を開始しています。

現在までにITバブル崩壊やリーマンショックなど株式市場で大きな暴落が2度もありました。

しかし、2018年末時点でなんと56.7兆円もプラスとなっています。

年率で+2.73%です。

リーマンショック後のアベノミクスや世界的な好景気だった影響もありますが、上出来すぎるくらいの成績です。

 

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(出典:GPIF)

 

 なぜ運用に批判が起きるのか?

株式が大きく下落すると『年金が運用で赤字』などとニュースが出ます。

これは非常に悪意のある報道で、運用のほんの一部を切り取って報道しているからなんです。

直近でいうと2018年の10月~12月にかけて世界的に株式市場は大きく下落し、その3ヶ月でGPIFの運用資産は-14兆8,000億円マイナスとなりました。

その部分だけを報道し、あたかも年金の運用が失敗しているかの様に伝えています。

しかし、それでも56兆円以上も儲かっており、運用はうまくいっていると考えられます。

f:id:bo-yang:20190609062003j:plain(出典:GPIF)

 

株式は一定値で上昇する訳ではない

株式はプラスの年もあればマイナスになる年もあります。

リーマンショックの様な暴落も10年に1度のペースで起きています。

それでも世界の経済発展とともに株価は少しづつ上昇していくことは過去の実績からも証明されています。

 

下記はGPIFと同じ資産配分で毎年100万円を投資し、1年間保有した場合の運用結果を表したグラフです。

49年中15年しかマイナスになっていないんです。

平均にすると100万円が107万円に増える結果となっています。

f:id:bo-yang:20190609063622p:plain(出典:GPIF)

 

下記は10年間保有して元本を割った回数を表したグラフです。

なんと一度も無いんです。

2000年代はITバブル崩壊とリーマンショックの2つの大暴落が起きたにも関わらずです。

長期的に投資を続ければ、世界が経済成長を続けているかぎり、元本を割る可能性は非常に低いということが分かりますね。f:id:bo-yang:20190609063623p:plain(出典:GPIF)

 

私たちの年金は現時点では安全かつ効率的に運用されています。

20年近く運用を続けているため、今後元本を割る可能性はほぼ無いでしょう。

悪意のある報道に騙されないでください。

GPIFの運用結果は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で確認できますので、自分の目で確かめて見ることも大切ですね。

www.gpif.go.jp

 

GPIFの資産運用を取り入れよう

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GPIFは安全かつ効率的な運用をおこなうことが法律で決められています。

それならGPIFの運用を真似して資産運用すれば、私たち個人も安全に資産運用をすることが出来るとも言えます。

 

GPIFと同じ投資方法

GPIFが行なっている運用はインデックス投資という方法で真似することができます。

インデックス投資とは指数に連動した成果を目指す投資方法で、長期投資が基本となります。

今なら100円から投資もできるので、『投資をするお金なんて無い』と思っている方でも少額から始めることができます。

詳しくは下記のインデックス投資ガイドを確認してください。

www.boyang-boyang.com

 

GPIFと同じ資産配分にできるファンドを紹介

GPIFは国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%という配分で運用を行っています。

各資産クラスのベンチマークは下記の通りです。

資産クラス 指数(ベンチマーク)
国内債券 NOMURA-BPI
国内株式 TOPIX
外国債券 FTSE世界国債インデックス
外国株式 MSCI ACWI

 

GPIFと同じベンチマークのファンドを紹介します。

下記の4ファンドにGPIFと同じ資産配分で投資すれば、GPIFと同じ投資方法になります。

  • 国内債券 eMAXIS Slim国内債券インデックス
  • 国内株式 eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
  • 外国債券 ニッセイ外国債券インデックスファンド
  • 外国株式 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

 

4つのファンドに投資をしていると各資産クラスのバランスが崩れてくるので、1年に1回はリバランスをする必要があります。

もしこのリバランスが面倒な方は、1つのファンドで全く同じ資産配分にできるファンドiFree 年金バランスもあります。

ただ、純資産総額が1.7億円と非常に不人気で途中償還の心配もあるので、あまりおすすめ出来ません。

www.boyang-boyang.com

 

ぼーやんぐがおすすめなのはベンチマークや各資産クラスのバランスは違いますが、株式50%・債券50%というバランスが同じセゾン・バンガード・グローバルインデックスファンドがおすすめです。

10年以上もの運用暦があり、『投信ブロガーが選ぶFund of the Year2018』でも5位と投資家からも信頼が厚いです。

また、個人的には日本の将来に期待ができないため、日本の比率が低いセゾンの方が安定した運用ができると考えているので、GPIFよりもセゾンを選んだ方が良いと思います。

www.boyang-boyang.com

 

 

さいごに

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本記事は年金の運用と投資方法について書いてきました。

日本は投資に対してあまり良いイメージを持って無い方が多いため、年金を運用することに批判的な方が多い気がします。

しかし、過去の実績から見ても株式や債券で運用することは非常に効率が良いですし、安全です。

いくら少子高齢化とはいえ、国も大きなリスクを負って年金を運用するはずはありません。

 

個人もGPIFが運用している投資方法を真似して資産運用をすれば、安全かつ効率的に資産運用ができます。

老後に2,000万円が必要と話題になっていますが、貯金だけで貯めるのは非常に難しいので投資も取り入れて準備をすることをおすすめします。

 

今日も『Boyang Journal』に来ていただきありがとうございます!

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