どうも、ぼーやんぐです。
ひふみプラスの2018年はTOPIXにアンダーパフォームするという、信じられない結果となりました。
しかし、2019年1月は大きく反発し、好調な滑り出しを飾っています。
この反発をキッカケに再び勢いを取り戻せるのか?2月の成績を確認していきます。
ひふみプラス2019年2月の成績は?
ひふみプラスは12月の大きな下落から急反発し、1月の騰落率では+7.08%とTOPIXの+4.7%を上回る成績となりました。
純資産総額も一時期5,000億円を切りましたが、1月の反発で5,700億円まで再び上昇しました。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
さて、2月はどうだったのか?
結果から言いいますと、騰落率ではTOPIXが+2.75%に対してひふみプラスは+4.27%と1月に続き好調をキープしています。
純資産総額でも+265億円の流入となっています。
下記は過去3ヶ月のチャートです。
12月の基準価格では一時期3万1,000円を割りましたが、2月末時点で3万7,146円まで回復しています。
2018年1月につけた最高値の4万4,454円はまだ遠いですが、この勢いで戻せば高値更新のチャンスはあるかもしれません。
(出典:SBI証券)
下記は過去3ヶ月のひふみプラス(青)とTOPIX(赤)との比較チャートです。
ひふみプラスは12月の下落でTOPIXに大きな差をつけられましたが、1月と2月の反発でほぼ同じリターンにまで戻しています。
(出典:YAHOOファイナンス)
しかし、1年の比較チャートで見るとまだTOPIXに負けています。
ひふみプラスは2018年のマイナス分を2019年で挽回することが出来るのか勝負の年となりそうです。
(出典:YAHOOファイナンス)
ひふみプラスの人気は落ちていくのか?
2019年に入り好調をキープしているひふみプラスですが、以前に比べて資金流入の勢いが弱くなってきています。
下記は2019年1月までの資金流出入額の表です。
(出典:SBI証券)
2017年2月にレオスキャピタルワークス社長の藤野さんがカンブリア宮殿に出てから、資金流入が急上昇し、2018年1月には1ヶ月で700億円以上の流入を記録しています。
しかし、2月の市場下落とともにひふみプラスも勢いを失い資金流入も減ってきています。
2017年は+44.79%というリターンを叩き出したことで過熱しすぎていたため、今が正常なのかもしれません。
ファンドとしては急激な流入は新たな投資先を探さなくてはいけなくなります。
実際に組入銘柄数も2017年に急激に増えたので、今後の成績はTOPIXに連動していくのでは?とも言われています。
そうなってくると、高いコストを払ってアクティブファンドで運用するメリットは無くなるので、人気は落ちてくるのではと考えられます。
ひふみプラスは過去のようなハイパフォーマンスは期待できない
ひふみプラスは今までのような高いリターンを上げるのは、この先難しくなるでしょう。
純資産総額が大きすぎるため、組入銘柄数も200以上になっています。
そのため、成長性の高い銘柄だけに投資されているわけではないので、基準価格の急激な上昇も見込めないでしょう。
また、2020年には米国がリセッション入りする前兆も出ているようなので、国内株式の上昇も期待できないでしょう。
高いリターンを期待するなら、ひふみプラスではなく違うアクティブファンドに投資するべきです。
個人的には東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンというファンドがおすすめです。
2018年12月の株式市場は記録的な下落があり、ほとんどのファンドはマイナスリターンでした。
しかし国内株式ファンド唯一のプラスリターンだったのが東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンです。
過去1年の騰落率ではひふみプラスは-6.67%に対して、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは+13.85%です。
20%以上の差が出ています。
組入銘柄も1月末時点で38銘柄と少なく、成長性の高い銘柄だけが組入られているためリスクは高くなりますが、高いリターンを期待できます。
高いリターンを狙っていくのであれば、ひふみプラスから乗り換えした方が良いでしょう。
下記にファンドの詳細を書いていますので、参考にしてください。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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