どうも、ぼーやんぐです。
投資をはじめると少しでも多く儲けたいと思い、運用成績のいいアクティブファンドに投資したり、調子のいい1つの国 or 地域に集中してしまいがちです。
思い通りに行けばいいですが、だいたい期待した通りの値動きはしてくれないです。
含み損が増えれば、精神的にも辛くなり最悪は損切りや狼狽売りにつながります...
これを繰り返していると、資産は減っていく一方ですね...
今回は自分に合った投資とは何か?考えていこうと思います。
急上昇しているファンドには危険はつきもの
投資をするなら、誰もが短期間で大きく資産を増やしたいと思いますよね。
もちろんぼーやんぐも一緒です。
でも短期間で大きく儲けるには大きな危険が伴います。
下記はひふみプラスのチャートと資金流入です。
設定当初から国内の小型成長株に投資し、好成績を続けてきました。
そして2017年には年率45%近い騰落率を記録し、資金流入も2016年に比べて5~10倍ほどに膨れ上がりました。
多くの人がその勢いで2018年も上昇していくと信じていたと思います。
しかし、2018年2月に起きた急落から、勢いを失い2018年だけで-20%以上も下落してしまいました。
面白いのは資金流入のピークと基準価格のピークが同じなんですよね。
多くの人が儲かると思って資金を入れた時には、もう終わりに向かっていることが多いです。
すぐに儲かると思い、安易に調子のいいファンドに一気に投資をすると、いい事は起こらないです。
ひふみプラスが悪いファンドとは思わないですが、やはり騰落率が急上昇しているファンドにはその反動が必ずきます。
資産を一気に拡大しようとすれば必ず危険が伴いますので、注意が必要です。
(出典:SBI証券)
インデックス投資は多くの人にとっての最適な投資方法
ひふみプラスは少し特殊な例かもしれませんが、どんなに優れたファンドでも永遠に上昇していく事はあり得ません。
資産が少ないと、どうしてもリスクの高いファンドに手を出してしまいがちです。
でも、多くの方にとってはそれは最適な投資方法ではないですし、上手くいくことも少ないです。
それなら、市場全体に投資するインデックス投資を選ぶ方が確実に資産を増やすことができます。
リスクの高いアクティブファンドに比べると、資産が増えるスピードも亀の歩みのようにゆっくりです。
年率5%〜7%あればいいとこです。
しかも暴落が起きれば、リスクの比較的低いインデックスファンドですら数年間は含み損を抱えることになります。
そして資産が半分になることもあり得ます。
それでも世界全体の経済は確実に発展していくので、長い目で見れば確実に資産を増やすことが可能です。
下記は米国バンガード社のVTというETFの2001年から2019年1月20日までのチャートです。
全世界の株式に分散投資が出来る世界でも有名なETFで、楽天・全世界株式が投資しているので、ご存知の方も多いと思います。
【関連記事】楽天・全世界株式インデックス・ファンド(VT)の1年のリターンは良好
2000年代はインターネットバブルが弾け、リーマンショックで大暴落が起きたため、資産が半分になったり、長期間含み損を抱えることが分かります。
しかしリーマンショック後は風船を空に放ったかのように上昇しています。
長期で見れば、世界経済は必ず上昇していくので、20年以上のスパンなら元本を割る可能性は限りなく低く、資産を確実に増やせることが分かります。
しかも一度ファンドを決めてしまえば、ほとんどやることもないので、手間も時間もかかりません。
また精神的にも負担が少ないです。
リスクの高いファンドに投資していると基準価格が気になり、毎日のように証券会社の口座をチェックしてしまいます。
これが結構ストレスなんですよね...
インデックス投資なら結果は20年、30年先なので、基準価格を頻繁に確認しても仕方ないので、日々穏やかに過ごせます。
投資が趣味だったり、リターンの最大化を求めている方以外はインデックス投資が最適な投資方法だと思います。
自分に合っている投資方法を選ぶことが大切
まだ投資歴1年ちょいの素人ですが、この1年ちょいで感じたのは、投資は自分の性格に合っているものを選ぶことが大切ということです。
個別株なども挑戦しましたが、ソワソワしてしまい仕事も集中出来ませんでしたし、FXもギャンブル的な要素が強いので、合いませんでした。
なので、長期間コツコツと続けられるインデックス投資が向いているなと思います。
ぼーやんぐのような小心者がリスクの高い投資をすると必ず精神面で負けてしまいます。
なので、投資をする時は自分の性格に合わない投資方法は避けるべきですね。
インデックス投資するなら世界に分散
インデックス投資をするなら世界に分散投資することがセオリーです。
どうしても1つの国や地域に集中投資するとリスクが高くなるためです。
世界に分散投資するとなると、いくつものファンドを保有しなくてはいけないと思うかかもしれませんが、今では便利なファンドがたくさん出てきています。
1つはバランスファンドです。
世界の株式、債券、REIT(不動産)など複数の資産クラスに1本のファンドだけで投資出来るセット商品です。
これ1本に投資すれば、世界に分散投資ができ、リバランスも自動でやってくれるため初心者にもオススメです。
もう1つが全世界の株式に投資出来るファンドです。
バランスファンドは株式以外の資産クラスも入っていますが、これらのファンドは株式100%のセット商品です。
ただ、債券が入っておらずリスクが高めになるので、個別で債券を組み入れるか、現金保有率を高くするなど、対策は必要になります。
さいごに
アクティブファンドやリスクの高い商品が決して悪い訳ではないですし、投資対象にするのも良いと思います。
でもやっぱりコア(中心)となる資産運用には適さないです。
コア(中心)を固めながら、市場が安定している時にオマケ程度に投資することが良いのかなと思います。
アクティブファンドの多くはインデックスファンドに勝てないという事実がありますしね。
また多くのインデックスファンドはつみたてNISAも適応されるので一部資金を非課税で運用することも可能です。
多くのリターンを狙うよりも、長期でより確実に資産を増やすことが出来るファンド選びが大切です。
市場も曲がり角に来ていると思うので、今一度自分のアセットアロケーションを確認することも重要になってきそうです。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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