iFree 8資産バランスが運用開始から3年経過。運用成績の確認をしました。

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どうも、ぼーやんぐです。 

iFree 8資産バランスが2019年9月8日で運用開始から3年が経過しました。

3年間の運用成績はどうだったのか確認していきます。

 

 

iFree 8資産バランスってどんなファンドなの?

iFree8資産バランスは2016年9月8日に設定されたインデックス型のバランスファンドです。

先進国・新興国・国内の株式と債券、先進国・国内のREIT(不動産)の8つの資産を均等比率で組入しています。

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(出典:iFree8資産バランス目論見書)

 

今では8資産均等型のバランスファンドは割とメジャーな存在ですが、iFree8資産バランスが設定された時は三菱UFJのeMAXISシリーズ(Slimではない)が運用している1本だけでしたね。

その後、eMAXIS Slimシリーズたわらノーロードシリーズニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズからも設定され、今では人気の資産配分となっています。

 

信託報酬は0.22%(税抜)と比較的低めに設定されています。

同じ資産配分のファンドではeMAXIS Slimバランス0.14%(税抜)が最低コストとなっています。

現在、インデックスファンドではコスト競争が繰り広げられていますが、iFreeシリーズはコスト競争には参戦しないですね。

 

資金流入は設定来で安定しており、勢いは強くないですが、純資産総額も少しづつ増えています。

eMAXIS Slimバランスなど、より低コストのファンドが出てきても、資金流入がブレないので、固定のファンがいるようです。

セゾン投信のファンドマネージャーの中野さんが言ってましたが、腰の据わった投資家がいるファンドは強いんですよね。

資金流入が安定していれば、ファンドの運用も安定してくるので、トラッキングエラーも小さくなり、より安定した運用が期待できます。

ファンドのパフォーマンスは投資家が握っているとも言えます。

 

iFree 8資産バランス運用開始から3年の成績は?

2019年9月7日で運用開始から3年が経ちましたので、運用成績を確認していきます。

iFree 8資産バランスの純資産総額と資金流出入

純資産総額は3年間で155億7,200万円にまで増えています。

3年間では少し物足りない感じもしますが、とりあえず100億円を超えており、途中償還の心配も低くなっています。

 

資金流出入では毎月安定して4億円前後の流入があります。

同じ8資産バランス型でより低コストのファンドが出てきてますが、最初に低コストで参入したのがiFree8資産バランスなので、設定来から積み立てをしている方が多いのかもしれません。

f:id:bo-yang:20190910063925p:plain(出典:SBI証券)

 

iFree 8資産バランスの騰落率

8つの資産クラスが組入されていることもあり、安定した騰落率となっています。

3年で21.02%と大きく資産を増やせるファンドではないですが、なるべくリスクを抑えながら株式のリターンも期待できるファンドですね。

期間 騰落率
1ヶ月 +2.42%
3ヶ月 +2.86%
6ヶ月 +3.03%
1年 +5.81%
3年 +21.02%

 

チャートを確認すると2018年2月に大きな下落があってからは不安定な相場が続いています。

ただ、2019年7月には新高値を更新しており、年末に向けてさらに上昇していくのか注目ですね。

とはいえ、2020年には米国がリセッション入りする可能性もあるので、リスク許容度内で投資することをおすすめします。

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(出典:SBI証券)

 

8資産均等型に投資するならeMAXIS Slimバランスが良い

8資産均等型バランスファンドには強敵のeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)がいます。

純資産総額は320億円以上とiFree 8資産バランスの2倍以上となっており、資金流入も安定しており、毎月10億円前後の流入もあります。

コストもiFreeが0.22%(税抜)に対してeMAXIS Slimバランスは0.14%(税抜)と0.08%ほど低くいです。

 

インデックスファンドのため比較チャートを見てもほぼ値動きは同じです。

青=eMAXIS Slimバランス  赤=iFree8資産バランス

f:id:bo-yang:20190910125349p:plain(出典:YAHOOファイナンス)

 

インデックスファンドの場合は基本的に騰落率はほぼ同じになりますし、長期投資が前提となるため、少しでもコストが低い方がパフォーマンスは良くなります。

また、コストが低いだけでなく資金流入も安定していますし、純資産総額も大きいです。

eMAXIS Slimシリーズは純資産総額500億円を超えると信託報酬が引き下がりますので、コストの差はさらに広がります。

8資産バランス型ファンドに今から投資をはじめるならeMAXIS Slimバランスで決まりでしょう。

www.boyang-boyang.com

 

 

さいごに

今回はiFree 8資産バランスが運用開始から3年が経過したので、運用成績を確認してきました。

純資産総額や資金流入などの点から見ても投資対象として問題ないでしょう。

ただ、eMAXIS Slimバランスの存在が大きいですね。

コストも低く、純資産総額も多いので、現時点では8資産均等型に投資するならeMAXIS Slimバランスが良いですね。

すでにiFree 8資産バランスに投資している場合は、それほど大きなコストの差ではないので、乗り換えるほどではないと思います。

 

 今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

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