どうも、ぼーやんぐです。
下記記事ではインデックス投資の基本を紹介しました。
なんとなく、インデックス投資がどんなモノかは分かって頂けたと思います。
ただ、どんな投資信託を選んだらいいのか悩みますよね。
今回はどういう基準で選んだらいいのか、ぼーやんぐなりの選び方を紹介していきたいと思います。
インデックス投資はファンドを選ぶ前に資産の配分を決める
インデックス投資で1番重要なのは資産配分です。
自分がどこまでのリスク(値動きの幅)を取れるのかをしっかり考えた上で投資をはじめるべきです。
これは正解が無く、その人の年齢、家族構成、毎月の収入、保有資産などによって変わりますので、誰かの真似をするのではなく、自分自身で考える必要があります。
『ファンドの海』というサイトでは自分は配分したい資産を打ち込むとリスクや期待リターン、運用のイメージまで分かるサイトです。
資産配分を決める際に必要に便利なのでおすすめです。
ただ、自分がどこまでリスクが取れるのかなど、正直はじめは全くわかりませんし、投資金額によっても異なります。
一度決めたら変更できない訳ではないので、運用しながらコツが掴めたら配分を変えたり、新しいファンドを組み入れたりすれば良いでしょう。
あまり、凝り固まらず投資初期は柔軟に変えていけばよいと思います。
インデックス投資はコストが重要
インデックス投資ではコストが非常に重要になってきます。
インデックスファンドは指数に連動するため、同じ指数に連動するファンド同士だと運用成績もほぼ同じになります。
そうなると運用成績に差がつくのはコストだけです。
なので、コストがなるべく安い方が利回りも高くなります。
まず選ぶ基準としては、購入手数料と信託財産留保額がかからないファンドを選ぶべきです。
最近のインデックスファンドは両方とも無料のファンドが多いので、問題はないでしょう。
特に重要なのが信託報酬です。
信託報酬でかかるコストは毎日変動する基準価格に含まれています。
毎日少しづつ徴収されているんです。
なので、なるべく信託報酬が低いファンドを選ぶ必要があります。
最近は信託報酬の値下げ競争が激化してきており、数年前に比べると非常に投資しやすい環境となってきています。
特に三菱UFJ国際投信という運用会社が展開しているeMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準の運用コストを目指す』というコンセプトを掲げているだけあり、信託報酬が非常に低いのでおすすめです。
純資産総額が少ないファンドは要注意
なるべくコストの安いファンドを選ぶことが重要ですが、ファンドの純資産総額と資金流入も確認することが大切です。
純資産総額とは投資家がファンドに投資した総資産のことで、今ファンドがどのくらいの資金量で運用されているのかが分かります。
この純資産総額が低いと、運用会社は信託報酬から得る利益が少なく、運用するメリットがないので、ファンドの運用を途中でやめてしまう場合があります。
これを償還と言います。(投資した資金はその時の基準価格で戻ってきます。)
せっかく選んで投資したファンドも途中で償還されると、また一からファンドを探して投資する必要があります。
いくらがボーダーラインか決めることは難しいですが、個人的には100億円を超えているファンドから選ぶようにしています。
もう1点重要なのが、資金流出入の動向です。
純資産総額がどれだけ多くても、資金流出が多いと、いずれ償還してしまう可能性もありますので、毎月安定した流入があるファンドを選ぶことが大切です。
資金流出入の動向は下記のようなグラフで各証券会社のホームページで確認できます。
下記はeMAXIS Slim先進国インデックスというファンドの資金流出入ですが、毎月20億円以上の流入があり非常に安定していることが分かります。
(出典:SBI証券)
毎月分配金が出るファンドは買わない
インデックスファンドで毎月分配金が出るファンドはないと思います。
ただ、分配金欲しさに投資して失敗する方が多いので、念の為に書いておきます。
分配金の出るファンドは基本的にコストが高いです。
また、分配金はファンドの運用成績が良く、利益を常に出し続けている場合は問題ないです。
しかし、成績が落ちてきて、利益で分配金が払えない場合には投資家が投資したお金で分配金を出すようになります。
しかも、その分配金を受け取るのには税金がかかります。
そうなると純資産総額もどんどん減り、安定した運用もできずに償還という最悪の自体を招く恐れがあります。
頻繁に分配金を出すファンドで成功しているファンドはほとんど無いので、絶対に買わないでください。
まとめ
今回はインデックスファンドの選び方を紹介してきました。
現在5000本以上もある投資信託の中から優良なファンドを見つけるのは至難の技だと思われますが、上記の条件に当てはめていくと残るファンドは僅かです。
なので、意外とファンド選びも難しくないです。
ただ、低コストで安定した運用をしているインデックスファンドでリーマンショックのような大暴落が起きた時には一時的に-50%以上値下がりする事もあります。
一時的でも-50%が耐えられない方は債券を増やしたり、現金を多めに保有するなど資産配分をよく考えて投資することが大切です。
下記記事ではおすすめインデックスファンドを紹介していますので、ファンド選びに迷った方は参考にしてみてください。
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