どうも、ぼーやんぐです。
投資に失敗は付き物です。
リスクの高い銘柄やファンドに投資していれば、大きな損失を出してしまう場合もあります。
しかし、インデックスファンドで世界に分散投資をしていれば、20年、30年続ければ元本を割る可能性は限りなく低いです。
にも関わらず途中で積立をやめてしまう方も多いです。
今回はインデックス投資を失敗しないコツを書いていこうと思います。
インデックス投資の詳細については下記を参考にしてください。
インデックス投資は投資期間によって成績が決まる
インデックス投資は簡単に言うと世界または一部の地域の経済成長に投資する投資方法です。
1つのインデックスファンドを買うだけで数百〜数千の企業に投資することができるからです。
そのため、個別銘柄のように短期間で大きく儲けることはできませんが、世界の経済発展とともにゆっくりと資産を増やしいくことができます。
インデックス投資で資産を増やす場合、長期間の投資が必要です。
短期間では一時的な景気動向の影響を受けるため、株価も不安定なんですよね。
そのため、投資期間が長ければ長いほどどんどん資産を増やすことができます。
結果的にはインデックス投資の成績は投資期間の長さで決まるとも言えるんです。
インデックス投資の失敗は積立投資をやめたとき
インデックス投資は投資期間が長ければ長いほど運用成績が良くなると言えます。
しかし、その途中には大きな暴落が起きたり、長期間に渡って株価が停滞することが起きるでしょう。
そのため一時的に資産が半分になったり、長年含み損を抱えた状態になるかもしれません。
そんな時に積立をやめてしまったり、ファンドを手放してしまうとインデックス投資は失敗に終わります。
なぜ、その時点で失敗と決めつけれるのか?
確かに売却したあとに、さらに株価が下がり資産がさらに目減りする可能性もあります。
そうなれば早く売っといて良かったとなります。
でも世界の経済が発展している限り株価は必ず上昇していくはずです。
また、株価が下落している時は少ない金額で多くの口数を買えます。
それなのに一時的な株価の下落で、売却してしまうのは、失敗と言えますよね。
個別株なら事業の衰退などで株価が下がり続けたり、倒産のリスクもあるため、損切りをすることは大切です。
しかし、世界中の何百、何千の企業に投資していれば景気が回復すれば必ず上昇に転じます。
長期投資を前提ではじめたにも関わらず、途中で売却してしまうのは非常にもったいないんですよね。
インデックス投資をするなら最低でも20年の投資期間を設定し、何があっても売らないくらいの覚悟はしておくべきです。
インデックス投資を失敗しないためには
インデックス投資を継続するコツは2つあります。
- 無くなっても生活に困らないお金で投資する
- 世界に分散投資をする
では順に確認していきます。
無くなっても生活に困らないお金で投資する
投資をはじめる前に絶対をして欲しいことがあります。
生活防衛資金を貯めることです。
生活防衛資金とは、もし収入が無くなっても生活をしていくことができる準備資金のことです。
家族構成にもよりますが、最低でも半年~1年分くらいの生活防衛資金があると良いと言われています。
一見、投資とは関係無さそうですが、生活防衛資金があるだけで精神的に安定して投資に取り組みむことができます。
もし、全財産を投資に回している状態で株価が暴落したら、パニックになりますよね。
少しでも現金を確保しようと、底値で売ってしまう可能性も高くなります。
でも生活防衛資金があれば、投資に回したお金は最悪無くなっても生活に支障が無いため、暴落が起きても株価が回復するまでゆっくり待とうと思えます。
インデックス投資は長期投資が絶対のため、精神的に安定した状態で投資することがすごく大切です。
生活防衛資金は必ず準備をして、無くなっても生活に支障のないお金ではじめることがインデックス投資を長く続けるコツですね。
世界に分散投資をする
今は米国株ブームで、多くの投資家が米国株式に投資をしています。
ぼーやんぐもその1人です。
株価は右肩上がりを100年近く続けていますし、リーマンショックのような大暴落が起きてもたった2~3年で回復してしまうほどです。
S&P500指数では過去30年間の年平均リターンは8%(配当込み)を超えており、非常に魅力的な投資先と言えます。
ただ、米国がこの先も順調に経済成長をしていくとも限りません。
実際に1929年に起きた『世界恐慌』時には下落前の最高値を更新するのに25年間もかかっています。
また、1970年代の『ニクソンショック』と『オイルショック』時には約20年間株価は低迷したまま、横ばいの状態が続きました。
下記の記事で詳しく書いていますので、参考にしてください。
【関連記事】米国株式が下落しても投資を続けるべきか?
今では景気回復対策が進歩したことで、昔のように長期間株価が低迷する可能性は低いと言われていますが、未来のことは分かりません。
もしかしたら、中国やインドなどの新興国の追い抜かされ、世界経済の中心はアジアに移っていく可能性もあり、米国よりも魅力的な投資先が出てくるかもしれません。
そのため、一国や一部の地域への集中投資はインデックス投資を続ける上で、高いリスクがあります。
世界に分散投資をしていれば、どの国が成長しても恩恵が得れますし、どの国が衰退してもリスク分散ができています。
将来を確実に予想することは不可能なため、全世界に分散投資することがインデックス投資を続けていく上で大切ですね。
さいごに
今回はインデックス投資を失敗しないコツを書いてきました。
インデックス投資は企業分析も必要ないですし、毎日株価をチェックする必要もなく、誰でも簡単にはじめることができます。
しかし、長期間続けることが重要になります。
短期間の投資なら、大きく資産を拡大することはできませんし、元本を大きく割る可能性もあります。
そのため、インデックス投資を長期間続けるためにはある程度の対策を練っておくことが大切です。
特に今回紹介した下記の2つは超重要です。
- 無くなっても生活に困らないお金で投資する
- 世界に分散投資をする
もちろん米国を信頼して株価がどれだけ低迷しようが投資を続けれる方は世界に分散する必要はありませんが、少しでもリスクを減らしたい方は世界分散がオススメです。
株価が大きく下落しても、精神的にパニックにならず、平常心で投資を続ける状態にすることが大切ですね。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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