どうも、ぼーやんぐです。
リーマンショック後から10年以上にわたり上昇相場が続いています。
インデックス投資には『バブル』があると指摘する専門家も出てきています。
今回はもしインデックス投資がバブルだったらどうすれば良いのか書いていこうと思います。
インデックス投資がバブルと言われるのは大型株に資金が集中しているから
リーマンショック以前から住宅ローン証券の値下がりを予想、それが的中し名声と富を得たヘッジファンド投資家のマイケル・バーリ氏はインデックス投資に『バブル』があると指摘しています。
ブルームバーグの記事によるとバーリ氏曰く、大手企業に集中しがちな上場投資信託(ETF)や指数連動型商品に資金が流れ込んでいて、中小型のバリュー株は世界的に見放されていると指摘しています。
そしてバーリ氏が率いるサイオン・アセット・マネジメントは逆張り投資をして、ここ3週間で米国と韓国の小型株4社の大株主となっています。
米国株式はその流れが顕著です。
米国の小型株を投資対象としているフィッシャー USマイクロ株式ファンドとS&P500の比較チャートです。
USマイクロ株式ファンドは2018年10月の下落から非常に軟調で、過去1年ではS&P500を大きくアンダーパフォームしています。
国内の小型株式が投資対象となっている野村 小型株オープンと日経平均の比較チャートです。
国内でも小型株が割安になっています。
(出典:YAHOOファイナンス)
特に米国ではマイクロソフトやアップルなどの時価総額の大きなハイテク銘柄に資金が集中しており、大型株と中小型株のパフォーマンスの差が大きくなっています。
こういった流れを見ると、大型株が大きな比率を占めるインデックスファンドは『バブル』があると言えます。
長期投資の観念で見るとバブルは一時的なものに過ぎない
いつの時代にもトレンドがあり、今はハイテク銘柄を中心に大型株に資金が集中しています。
S&P500などの大型株を中心としたインデックスファンドに投資している場合、現時点では高値圏にあると言えます。
しかし、それは永遠に続くわけではないです。
トレンドが終われば、大きく売られる、一気に株価が暴落するかもしれません。
20年30年を目標に積立投資をしているインデックス投資家にとっては、バブルはほんの一時的なものなので、心配する必要はないです。
ただ、バブルが弾ければリーマンショック時のように-50%という暴落が起き、数年に渡って含み損を抱える場合もあるでしょう。
その時こそ、今までバブルで高値だったファンドを安く買えるチャンスです。
バブルが崩壊して絶望するのではなく、淡々と積立を続けることで、資産を拡大することができます。
実際にインデックス投資で成功されている方のブログやSNSを見ているとリーマンショック時も淡々と積立を続けたり、保有しているキャッシュで追加投資をしています。
暴落でパニックになり、狼狽売りしている投資家とは真逆の行動をしているんです。
目先の株価や値動きに左右されず、淡々と積立を続けていくことが大切です。
資金に余裕のある方はマイケル・バーリ氏のように先を読んで割安となっている中小型株に投資するのも面白そうですね。
ただ、リスクは大きいので、あくまでもサテライトとして一部の資金に限定して投資するべきです。
さいごに
今回はインデックス投資のバブルについて書いてきました。
株価は日々変動しながら動きますし、高値になったり安く放置されたりと、時代によって変わります。
個別株やアクティブファンドをトレードしている場合は『バブル』が弾ける前に逃げないと大きな損失を出してしまう場合もあります。
しかし、インデックスファンドに長期目的で投資している場合はバブルなんて気にせず機械的に積立を続ければ良いでしょう。
他の投資家よりも大きなリターンを出すことよりも20年30年と市場にとどまり続けることが大切です。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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