投資は資産を増やすだけでなく、世界にお金を循環させる。

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どうも、ぼーやんぐです。

世間一般では投資に対して、いいイメージを持っている人が非常に少なく感じます。

メディアを通して一攫千金を狙うイメージがついちゃっている気がします。

でも投資って自分の資産を増やすだけじゃないんですよね。

社会的にもいい事がたくさんあります。

今回は投資は資産を増やす以外にどんないい事があるのか考えていこうと思います。

 

日本人は貯めこむ事が好き。

日本人は貯金が好きです。

最近ではタンス預金が増えているようで、日本には40兆円を超えるタンス預金が眠っていると考えられています。

銀行に預けていても金利がほとんど付きません。

また、ATMの手数料を避ける為に一度に多くのお金を引き出して、自宅で保管するという傾向があるようです。

災害などで自宅が被害にあったら終わりですけどね...

 

さて日本人はどのくらい貯金をしているのか見ていきます。

下記は日銀が作成した日欧米の個人の資産比率の資料になります。

米国、ユーロに比べて圧倒的に現金・預金の割合が多くを占めています。

その逆で株式、投資信託は非常に少なくなっています。

米国は50%近くの資産が株式や投資信託になっています。

これを見ると株価が国民の将来を左右することになるので、株価上昇への意識が高くなる事がわかります。

f:id:bo-yang:20181026060401p:plain(出展:日本銀行より)

 

日本では個人だけではなく、企業も同じくお金を溜め込んでいます。

内部保留が2017年には約450兆円と史上最高額となっています。

設備投資も大きく増えていないですし、好景気というのに多くの人は給料も増えてないのが現状です。

f:id:bo-yang:20181026061911p:plain(出展:朝日新聞デジタルより)

 

以上を見ると日本人はどんなけ貯めこむ事が好きなのかを理解できると思います。

日本経済がバブル崩壊から20年以上低迷していた事が今でも影響しているんだと思います。

では次に、お金を貯めることはいい事なのか考えていこうと思います。

 

 

お金を貯める事はいい事なのか?

もちろんお金はたくさん持っているに越したことはないです。

職を失ったり、病気や怪我で働けなくなった時のリスクヘッジにもなります。

また、家族に何かあっても解決する事が出来るかもしれません。

 

でも、手元に必要以上のお金を残しておくのは、あまりいいことではないとぼーやんぐは思います。

お金は何かに交換して初めて価値が生まれます。

タンス預金や銀行に預けているだけだと何も生み出してくれません。

今は銀行の利息もほとんどつかないですしね。

 

また、企業もお金を貯めこむことは良くないです。

前項で見た通り、企業は史上最高額の内部保留を抱えています。

倒産のリスクや、不景気が来た時のための対策だと思いますが、今の好景気な時にこそ、投資をして新たな事業を手がけるなど、行動した方がいいと思うんですけどね。

ぼーやんぐが初めて働いた会社がそうでした。

一時期、業績が非常に好調でしたが、新規事業などにも投資をせず、内部保留を溜め込んでいました。

しかも、社員への還元がほとんどありませんでした。

理由は業績が落ちた時のためにということでした。

案の定、何も投資していない企業が好業績をキープ出来るわけもなく、一気に廃業に追い込まれたんですよね。

 

必要上のお金を貯めこむことにメリットは無いんですよね。

事項では、どのようにお金を使うことがいいのか、考えていきます。

 

お金を循環させることが大切。

お金を貯めこむことが、あまり良いことではないということは分かりました。

ではどうしたらいいのか?

お金を循環させることが非常に大切だとぼーやんぐは思います。

お金って溜め込んでいる人や企業のところにはやって来ず、循環させているところに集まって来るんですよね。

 

一個人が効率よく循環させるには投資が一番なのかなと思います。

投資は自分の資産を増やすということが第一目的ですが、それ以外にも世界にお金を循環させるというメリットもあります。

 

下記の図はその循環の仕組みです。

まず、個人が企業に投資をします。

企業はそのお金で新規事業を始めたり、新商品やサービスを開発することが出来ます。

そうすることで、業績がアップし、企業にお金が集まります。

 

次は企業が循環させる番です。

まずは従業員の給料を増やすことができます。

そうすることで、従業員の使えるお金が増えることで消費が拡大し、多くの企業の業績も上がります。

また、企業は投資家への還元も出来ます。

株主は配当や株価が上昇した利益で、再投資をしたり、違う会社に投資することが出来ます。

このようにお金が循環すると、企業の業績も上がり、株価も上がっていき、日本全体の成長にも繋がります。f:id:bo-yang:20181027061316j:plain

その循環が上手くいっているのが米国なのかなと思います。

個人の保有資産の約半分が株式や投資信託となっているため、企業にお金が流れます。

企業はそのお金で事業に投資をして、出た利益を配当や自社株買いなどで株主に還元をしています。

そうしたことが、長期間株価が右肩上がりになっている要因なんですよね。

逆に日本は個人も企業もお金を溜め込んでいるので、お金が循環せず、株価も低いままです。

約30年前のバブル崩壊前の株価を更新できてないくらいですしね。

 

投資は資産を増やすことにも繋がりますが、実は社会にもすごくいい影響を与えているんです。

通帳を見てニヤニヤしている人は少しでも投資に回すことをお勧めします。

 

さいごに。

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 投資は今までのメディアの報道のせいか、ダーティーなイメージを持っている人が多く、敬遠されがちです。

でも、実際は個人的にも、社会的にも良い面が多いんですよね。

日本でも投資がもっと浸透して、一般的になれば、経済も活性化されますし、多くの人が経済的にも多少の余裕が出る気がします。

お金以外にも情報や知識などもそうですが、自分のところだけに留めずに、多くの人とシェアすることが大切だと思います。

 

まとめ

●お金は必要以上に溜め込まないことが大切。

●お金は循環させることが大切。

●お金は循環させている人に集まる。

  

どうも、ぼーやんぐでした。

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