インデックス投資家は目先の株価やVIX恐怖指数を気にしたら駄目

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どうも、ぼーやんぐです。 

新型コロナウイルスの影響で株価の下落がなかなか止まりませんね。

しかも3月16日には1日でNYダウが約3,000ドルも下落するなど、ボラティリティが異常に高くなっています。

また、投資家の不安を表すVIX恐怖指数はリーマンショック時の水準まで上昇しました。

今回はこんな不安定な相場を乗り切るための心構えについて書いていこうと思います。

 

 

インデックス投資では目先の株価やVIX恐怖指数なんて関係ない

インデックス投資は長期投資が大前提です。

目先の株価やVIX恐怖指数なんて正直どうでも良いはずです。

しかし、SNSなどを見ていると、インデックス投資をしているにも関わらず、やたらに株価やVIX恐怖指数を気にする方が増えています。

たしかに、わずか1ヶ月程度で30%ほども下落する相場は歴史的にみても稀なので、仕方ない面もありますが...

ぼーやんぐもエンターテイメント感覚で、株価をついチェックしてしまっています。

 

しかし、インデックス投資のゴールは20年30年、もしかしたらそれ以上先になります。

今、含み損が大きくても、ただの通過点です。

もちろん一生懸命貯めた貯金で買った株式の価値が下落するのは良い気分はしません。

ぼーやんぐも証券口座を見たくないです。

 

でも、株式は売らなければ、損失が確定することないんですよね。

半額になろうが保有を続けていれば含み損なんて関係ないんです。

ジッと我慢して嵐が過ぎ去るのを待っていたら、いつかは必ずプラスに転じるはずです。

100年に1度の金融危機と言われたリーマンショックですら、僅か数年で回復しましたしね。

 

なのでインデックス投資をするなら、目先の株価なんて一切気にせず、淡々と積立を続ければ良いんです。

 

解約や積立ストップは絶対に駄目

現に解約や積立ストップをしている人が増えています。

eMAXIS Slim先進国株式インデックスのチャートを見ると、株価の下落とともに純資産総額が減少していることが分かります。

基準価格の最高値の2月21日には約880億円あったのに、3月24日には約637億円まで減少しています。

f:id:bo-yang:20200324125233p:plain(チャート:SBI証券)

株価が安くなってるときこそ、積立を続けることで、取得単価を下げれるのにもったいないですね。

そして、株価が回復した時に大きく資産を増やすことができるんです。

しかし、多くの人は逆の行動をしてしまっています。

先述した通り、株価が暴落しようが、含み損が大きくなろうが、気にせず淡々と積立を続けることがインデックス投資を成功させるんです。

 

ただ1つだけ注意しなくてはいけないのが途中償還です。

暴落が起き、解約が増えるとファンドの純資産総額が減り、最悪は途中償還になるファンドも出てきます。

eMAXIS Slimシリーズなどの人気ファンドは問題ないと思いますが、純資産総額の少ないファンドに投資している場合は要注意です。

積立を続けたとしても途中償還になってしまったら、そこで損失が確定してしまいます。

ファンドを選ぶ際は純資産総額の大きさや安定した資金流入があるファンドを選ぶことが重要です。

 

 

20年30年続けられる投資をしよう

今回の暴落で投資を続けれなかったり、夜も眠れない方はリスク許容度が自分に合っていなかったことが大きな原因だと思います。

 

どうしても投資は目指すリターンを前提にアセットアロケーションを組みたくなるため、リスク許容度を深く考えずに投資をしてしまうんですよね。

でもインデックス投資はリスク許容度からアセットアロケーションを組むことが基本です

なぜなら長く続けることが、資産を大きくする確実な方法だからです。

数年間高いリターンを得ても、大きな暴落で退場してしまえば、含み益も水の泡と消えてしまいます。

退場せずに市場に残り続けることがリターンを最大化する唯一の方法です。

では20年30年続けるにはどうしたら良いのか?

2つのコツを紹介します。

 

1.生活防衛資金を確保しておくこと

生活防衛資金とは収入がなくなっても生活ができる資金のことで、最低6ヶ月、不安な方は2年分くらい用意しておいても良いでしょう。

心配性のぼーやんぐは夫婦+子供1人の3人家族で1年半分と多めの生活防衛資金をキャッシュで残してあります。

生活防衛資金があれば、いくら大きな暴落が起きても心の余裕があり、急いでファンドを解約する必要もなくなります。

また、最悪は投資しているお金がゼロになっても生活に支障はないため、株価や評価額が気にならなくなるんですよね。

投資をはじめる前に、まずは生活防衛資金を作ることが大切です。

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2.資金を分散する

1つの資産クラスに集中投資をすると、リスクが高く、暴落が起きた時に大きなダメージを受けます。

しかし、資金を分散しておけば、株価が暴落してもダメージを抑えることができます。

投資先としては株式をメインにしながら、債券やREIT(不動産)、金(ゴールド)などを組み入れることで、株価のダメージを多少抑えることができます。

また、投資だけでなく、リターンは僅かですが国債だったり、保険を使うの悪くないと思います。

生活防衛資金も円を保有しているという意味でも分散にはなります。

 

株式のみに投資したいという場合は、株式100%でも構わないですが、現金を多めに保有して資産全体に占める株式の比率を下げれば良いですね。

とりあえず、投資の格言通り資産を1つのカゴに盛らないようにしておくことが大切です。

 

まとめ

今回は不安定な相場を乗り切るための心構えについて書いてきました。

インデックス投資は自分が決めた出口までは、市場で何が起きてもルールに沿った運用を継続することが大切です。

株価だったりVIX恐怖指数などを気にしすぎると、不安になり投資を継続できなくなってしまうので、不安定な時にはなるべく見ないほうが良いでしょう。

 

これからインデックス投資をはじめる方や今回の暴落でパニックに陥っている方は、まずは自分のリスク許容度を再確認した方が良いですね。

そして生活防衛資金の準備と資金の分散をしたうえでインデックス投資をはじめることが大切です。

まだまだ下げ続けるかもしれませんが、共に積立を継続しましょう! 

 今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

 

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