どうも、ぼーやんぐです。
株価が大きく下がっていますね。
株式市場も急にコロナウイルスの影響を織り込みはじめたんですよね。
今後、感染者が増えると予想されているため、さらに株価が下落する可能性があります。
今回は株価が急落した時、どう対応したら良いのか書いていこうと思います。
日米ともに株価大幅下落
新型コロナウイルスが発見されてから2ヶ月あまり、不思議なことに株価にほとんど影響がありませんでした。
しかし、ここにきて米国内での感染拡大や企業の業績見通しの下方修正が発表されるなど、徐々に新型コロナの影響を織り込みはじめました。
市場は楽観視しすぎていたのかもしれませんね。
さて、そんな中株価はどの程度下落したのか。
まず日経平均ですが、1月20日につけた2万4,083円の高値から、2月28日には2万1,142円と1ヶ月ちょいで2,941円、12.2%の下落となりました。
特に2月20日からの下落幅が大きく、1週間程度で2,337円も下落しています。
2019年6月の株価まで戻ってます。
(チャート:YAHOO FINANCE)
次にNYダウは2月12日につけた最高値2万9,551ドルから、2月28日には2万5,409ドルと2週間程度で4,142ドル、14%の下落となっています。
2019年8月の株価にまで戻ってきており、2019年後半に急上昇した分が全て吹き飛んだことになります。
(チャート:YAHOO FINANCE)
株価が急落した時はどうしたら良いのか?
株価が急落すると下記の4パターンに行動が分かれると思います。
- 何も出来ずに、ただ株価が下がっているのを見ているだけ。
- 不安になって売ってしまう。
- 株価を気にせず、積立を継続する。
- 買い増しいをする。
ではどの行動が良いのか順に考えていきます。
1.何も出来ず、ただ株価の下落を見ているだけ
初心者の多くがこのパターンになると思います。
ぼーやんぐも投資をはじめて4ヶ月ほど経った時、VIXショック(2018年2月)と言われる急落が起きましたが、やはりどうすることも出来ず、ただただ株価が下がっていくのを見ていただけでした。
このパターンは結果的には悪くはないですが、重要なのは積立投資をストップしないことです。
投資をはじめてすぐだと、株価が上がっている時は買って、株価が下がっている時に買うのをやめてしまうがちです。
しかし、株価が安くなった時に買えば、将来株価が戻った時に大きな含み益がでるので、株価が下落しても積立は必ず継続したいですね。
2.不安になって売ってしまう
これが一番ダメなパターンですね。
リスク許容度を無視した投資をしていると、このパターンになってしまいます。
特にインデックス投資の場合、長期投資が前提となるので、短期的な下落で売ってしまうのはもったいないですね。
売ってしまったらそこで損失が確定してしまいますし、投資なんて危険と言って投資をやめちゃうでしょう。
自分が思っている以上にリスク許容度は低いんですよね。
投資に慣れるまでは、なるべく少ない金額に留めておいて、含み損になっても絶望しないことが大切です。
3.株価を気にせず、積立を継続する
ある程度投資に慣れてくると、インデックス投資の場合、株価はさほど気にならなくなります。
そうなると株価が下落しようが積立を継続できますね。
このパターンになればインデックス投資は成功したようなものです。
あとはリーマンショックのような大暴落の時も継続して積立を続けられるかです。
4.買い増しをする
上級者になってくると株価が下落した時こそ買い増しをするんですよね。
投資の神様と言われているウォーレン・バフェットも株価が暴落した時に買い増しをすることで、資産を大きくしてきました。
株価が下落しているのに、買い増しをするのは相当な勇気がいります。
しかし、資産を大きく増やすためには、株価が下がっている時こそ、勇気を持って買い増ししていくことが必須になります。
以上4つのパターンを見てきました。
基本的には3番の『株価を気にせず、積立を継続する』のがベストなパターンです。
もし、資金に余裕があり、なおかつ追加投資をする勇気がある場合は、買い増しも検討したいですね。
安易な買い増しは危険
『株は安く買って、高く売る』
株式投資の必勝パターンです。
ある程度、投資に慣れてくると今回くらいの急落では動じなくなります。
逆にバーゲンセールだと思い、買い増しを始めるんですね。
Twitterでも、本当か嘘かは分かりませんが、買い増しをしたと呟いている方は結構いました。
でも、まだ本格的に買い増しをするのは早すぎる可能性があります。
今回の急落がどの程度のものかは分かりませんが、新型コロナウイルスの終息の目処がつくまでは上昇はないと考えられます。
また、今回の急落はリセッション(景気後退)の入口かもしれません。
もしそうなれば、リーマンショック時のように50%近く下落するかもしれません。
今回のNYダウの下落はまだ14%なんですよね...リーマンショックは今回の下落の3倍以上にもなります。
しかも、2007年10月の高値から、底をついたのが2009年2月と1年半近くも下落が続いたんです。
もし、こんな早いタイミングで買い増しをしていたら、底をつく前に資金が尽きてしまいます。
せっかく安く買えるチャンスに資金が無いなんて切ないです。
そのため、急落したからと、安易に買い増しをするのは危険なんです。
買い増しを検討している方はもう少し様子を見た方が良いかもしれません。
さいごに
今回は株価が急落した時の対応方法について書いてきました。
インデックス投資は長期投資が前提のため、目先の株価なんて一切気にせず、自分で設定したルールに沿って積立を継続していけばいいだけですね。
でも、少しでもリターンをよくしたいなら、下落時の買い増しは必須と言えます。
しかし、株価はいつまで?、どこまで?下がるか誰にも分かりません。
急落したからと安易に買い増しをすれば、本当に投資したい底値付近では、既に資金も尽きてしまいます。
市場に反応しすぎないことが大切ですね。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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