どうも、ぼーやんぐです。
結婚する際に相手の年収が気になりますよね。
特に女性の場合は男性の年収が生活水準に直結するため、理想が高くなりがちです。
でも年収が高いからと結婚生活がうまくいくとも限りません。
今回は結婚と年収について考えていこうと思います。
晩婚化と年収
まず初婚年齢について見ていきます。
初婚年齢は少しづつ上昇しています。
下記は厚生労働省がまとめた男女の初婚平均年齢の統計となります。
1930年 男性27.3歳 女性23.2歳
1995年 男性28.5歳 女性26.3歳
2016年 男性31.1歳 女性29.4歳
1995年から2016年の20年間で男女ともに約3歳上昇しています。
男性は30歳を越えてきています。
初婚年齢の上昇の原因は『女性の社会的地位が上昇し、年収が増えたこと』や『所得の少ない男性が増えたこと』があげられます。
しかし、初婚年齢が高くなるにつれて、女性が男性に求める年収は高くなります。
では実際、女性は男性のどのくらいの年収を希望しているのか確認していきます。
女性が結婚相手に求める年収
下記は男女別の結婚相手に求める最低年収の金額です。
女性の求める最低年収を見ると70%以上の人が400万円以上、そして40%弱の人が500万円以上を求めています。
(出典:DIAMOND ONLINE)
しかも年齢が上がるにつれて求める年収は高くなります。
30代になると約80%の人が400万円以上の収入を求めています。
初婚平均年齢が29.4歳なので、400万円以上を求められる場合が多いと言えます。
(出典:DIAMOND ONLINE)
男性の平均年収はどのくらい?
年収は少ないよりかは多い方がいいに決まっています。
しかし、年収で線引きしてしまうと、許容範囲が非常に狭くなってしまいます。
先ほどのグラフを見ると30代以上になると80%近くの人が400万円以上を求めています。
30代男性の平均年収は484万円となっています。(平均年収.jpより)
それなら400万円以上の人と結婚できる可能性も低くは無さそうです。
しかし、都心部が平均値を上げているため、地方では484万円もないと思いますし、地域によっては300万円台のところもあるでしょう。
下記は男性の年収の割合です。
40%以上が400万円以下となっています。
特に地方では年収400万円以上の人と結婚するのは意外と難しいのかもしれません。
(出典:転職Hacks)
年収が高い人もデメリットはある
この先、増税や社会保険料の上昇、年金の受け取りが遅くなるなど、お金に関する不安は増していくでしょう。
そのためどうしても男性に求める年収も上がります。
しかし、年収が高いからと経済的に安定した結婚生活ができるとは限りません。
年収が高いと、浪費癖があったり、お金の使い方が荒い人が多い傾向にあります。
華やかな生活をしてても、多額のローンを抱えてたり、貯金がほとんどない人もいるようです。
収入が多い分、高級輸入車に乗ったり、ブランド品を持ったり、ワンランク上の消費をするためです。
また高収入の人は労働時間が長い傾向にあります。
ぼーやんぐの知り合いの商社勤めの人も月の半分は海外出張に出ていたり、毎晩接待など、家事や子育てにかけられる時間は僅かなようです。
そのため、女性が1人で家事や子育てをする時間が長くなるのでストレスを感じやすくなります。
年収よりもお金の使い方が大事
年収が高くても、経済的に安定した生活ができるとは限りません。
先述した通り、年収が高いと生活水準が高くなるため、収入が高くても手元に残るお金はほとんど無いかもしれません。
そして、もし年収が下がってしまった場合、生活水準を下げることができずに破綻してしまうこともあり得ます。
それなら年収が多少低くてもお金の使い方が堅実な人と結婚した方が、長期間安定した生活ができるかもしれません。
ギャンブル、お酒、タバコなど無駄な浪費もせず、高い生活水準を求めていない男性なら年収400万円以下でも十分な生活ができます。
年収がネックで結婚に踏み切れない人は一度、相手のお金の使い方で判断してみても良いかもしれません。
年収400万円以下でも十分生活はできる
年収350万円の場合、手取りは23万円前後になります。
東京では厳しいかもしれませんが、地方で夫婦2人なら全然余裕で暮らせますし、貯金もできます。
ぼーやんぐ家も夫婦2人と子ども1人(2歳)の3人暮らしですが、普段の生活費は20万円で収まります。
下記が主な生活費にかかっている明細です。
家賃 7.4万円
食費 5万円
日用品 1万円
通信費 1.3万円
光熱費 1.5万円
保険 0.5万円
車 1万円
総額 17.7万円
などなど他にも服や美容院など細かい出費はかかってますが、最低限生活に必要な金額はこれくらいです。
なので、贅沢は出来ませんが、20万円あれば十分生活していけます。
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子どもができると、教育費など将来のお金も心配になると思います。
しかし、子どもが生まれたら児童手当がもらえます。
生まれてから中学卒業まで支給され、総額にすると200万円程度になります。
また、子どもが3歳になり幼稚園や保育園に通いはじめれば時間もできるので、パートに出ることもできます。
そこで月5~6万円稼げば、児童手当分と合わせれば、私立大学の費用も十分に準備できるはずです。
さいごに
今回は結婚と年収について書いてきました。
安定した生活をするには、ある程度の年収が必要です。
しかし、年収の基準を高く設定しすぎると、対象範囲が狭くなりますし、本当に良いと思った人でも対象外となってしまうかもしれません。
なので、あまり相手の年収にとらわれず、本当の良いと思った人と結婚することが大切だと思います。
今では共働きも珍しくないので、2人で働けば何とかなるでしょう。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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