アセットアロケーションに国内債券を入れる必要はあるのか?

f:id:bo-yang:20181229053840j:plain
どうも、ぼーやんぐです。

今年は大波乱の年末相場となりました。

24日の時点でNYダウは12月だけで4,000ドル以上下げています。

1ヶ月の下落幅ではリーマンショック直後の下落幅1,525ドルの2.5倍以上となっており、過去最大の下落幅です。

かと思えば26日は史上最大の上げ幅で1,000ドル以上上昇と新興企業のような値動きになっています。

 

27日の時点で12月だけで2,600ドル以上の下げ幅なので、つみたてNISAで楽天・全米株式eMAXIS Slim米国株式を中心に積立をしているぼーやんぐの含み損も過去最大です。

 

 

この先どうなるかは分かりませんが、リーマンショック時と同じように1年以上下落を続け、資産が50%減少する可能性もあります。

少しでも、精神的に楽になるためにはリスクを抑えることが大切です。

 

今回はリスクを抑える1つの手段として、上昇相場で影の薄かった『国内債券』について考えていこうと思います。

 

 

債券のリスクとリターン

f:id:bo-yang:20181227172058j:plain

国内債券はリスクが低いと言われていますが、どのくらい低いのか?

まずは債券と株式それぞれのリスクとリターンを確認していきます。 

  リスク 期待リターン
日本株式 22.15% 4.80%
先進国株式 19.59% 5.00%
新興国株式 26.25% 9.25%
日本債券 5.40% 1.00%
先進国債券 13.25% 3.50%

数値はファンドの海というサイトを参考にさせていただきました。

リスクとリターンの計算も出来る非常に便利なサイトです。

 

値動きの幅は〔期待リターン ±  α ×リスク 〕で計算できます。

α =1の場合68%、α=2の場合95%の確率でその値動きに収まることになります。

 

では国内債券で計算してみます。

〔1 ± 1 × 5.4〕= 68%の確率で+6.4 〜 -4.4%、〔1 ± 2 × 5.4〕= 95%の確率で+11.8% 〜 -9.8%に収まることになります。

 

国内株式の場合〔4.8 ± 1 × 22.15〕= 68%の確率で+26.95 〜 -17.35%、〔4.8 ± 2 × 22.15〕= 95%の確率で+49.1% 〜 -39.5%に収まります。

 

国内債券が他の資産クラスに比べてリスクが低く、値動き限定的かが分かります。

 

 

次にポートフォリオに組み入れた場合、どのくらいリスクが下がるのか見ていきます。

上段は債券30%、株式70%、下は株式100%のポートフォリオです。

国内債券を30%入れることで、リスクは5%低く抑えられることになります。

f:id:bo-yang:20181228062917p:plain

f:id:bo-yang:20181228062920p:plain

(出典:ファンドの海)

 

債券の値動き

債券のリスクが低いことが分かりました。

次に株式が上昇時と下落時の国内債券の値動きのを見ていきます。

 

まず株価は上昇しているときにどうなるのか?

リーマンショック後の上昇相場で債券に投資していた場合、大きな機会損失を出してしまったことになります。

下記はeMAXIS先進国株式(赤線)eMAXIS国内債券(青線)のチャートです。

株式は約170%上昇したのに対して、債券は10%ほどです。

上昇相場では債券に投資することは、リターンを大きく下げることになります。

f:id:bo-yang:20181228061826p:plain

(出典:YAHOOファイナンス)

 

次に今年10月からの下落時はどうだったか?

下記はここ半年のeMAXIS Slim 先進国株式(赤線)eMAXIS Slim国内債券(青線)の比較チャートです。

株式が下落をはじめた10月から債券は僅かですが、上昇をはじめています。

株式の下落をカバーするほどではないですが、ポートフォリオの下落を抑えることができます。

ぼーやんぐも10月に、たまたま楽天ポイントで債券への投資をしましたが、今ではその債券ファンドだけがプラスの状態となっていますね。

f:id:bo-yang:20181228055118p:plain

(出典:YAHOOファイナンス)

 

 

債券を組入れることは必要なのか?

2つの例を見て、どう考えるかですね。

上昇相場でも、いつ大きな下落が来てもいいように、お守り代わりとして国内債券に投資するのか。

どれだけ暴落しても淡々と投資を続ける自信があるなら株式100%でいけばいいと思います。

結局、精神的に問題なく続けれる方法、ポートフォリオを組むことが1番大切なのかなと思います。

 

個人的には投資期間を20年以上取れる方は国内債券は無くても良いと思います。

米国のみですが、投資期間10年を超えると、株式よりも債券の方が大きな損失を出す確率が高くなります。

そして20年を超えると株式は元本を割ることが無くなりますが、債券は30年投資を続けても元本を割る可能性があるんです。

それなら債券に敢えて投資する必要はないかなと思います。

f:id:bo-yang:20181228054447j:plain

 

もし国内債券に投資したとしても下落する時はしますし、信託報酬というコストもかかってきますので、投資信託で国内債券に投資するメリットは少ないです。

それなら、元本が保証され、インフレにも対応でき、損失の可能性も限りなくゼロで、コストも掛からない個人向け国債に投資した方がベターです。

 

もしくは債券が組入れられているバランスファンドに投資するのも1つの手段だと思います。

 

 

 

さいごに

f:id:bo-yang:20181120070512j:plain

今までの上昇相場で多くの方は大きなリスクを取っていたと思います。

来年、本格的な下落相場となり含み損が増えるにつれて、そのリスクの取り方が自分に合っているのか確認出来るんではないでしょうか。

そこで、含み損が気になって仕方ない場合は、やはりリスクが高すぎです。

株式の比率を減らして個人向け国債やキャッシュポジションを増やすべきかなと思います。

 

神経をすり減らしてまでやるのは辛いですし、日常生活にも支障が出ます。

儲けることも大切ですが、平常心でコツコツやっていくのが大切なのかなと、この1年を通して感じました。

 

【関連記事】

今年から米国インデックスに投資を始めた人はみんな含み損に

暴落を乗り切る大切な2つのこと

 

どうも、ぼーやんぐでした。

ブログランキングに参加していますので、応援頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ