高配当株投資の6つのデメリット。万人に適した投資方法ではない。

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どうも、ぼーやんぐです。 

ここ最近、高配当株投資が人気となっています。

定期的なインカムゲインが得られるので、アーリーリタイアを目指している方や、老後の年金の足しとして投資する方も多いと思います。

メリットの多い投資方法と思われますが、万人に適しているとは言えません。

本記事では高配当株投資のデメリットについて書いていこうと思います。

 

 

高配当株投資とは?

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高配当株投資とは名前の通りで、配当利回りの高い銘柄に投資をする投資方法です。

高配当株に投資することで得られた配当金を再投資することで、雪だるま式に配当金を増やしていくことができます。

近年は国内企業の業績も好調で、配当利回りが上がっていることも、高配当株投資が人気になっている要因の1つです。

 

東証一部に上場している全銘柄の平均配当利回りは2.10%です。(2019年7月18日時点)

同じ配当利回りの銘柄に100万円投資していたら毎年2万1,000円(税引前)の配当金を受け取ることができます。

また、最近の高配当株は配当利回り5%を超える銘柄も多くあります。

例えばタバコ事業で有名な『JT』は配当利回りは6.42%(2019年7月18日時点)と東証一部全銘柄平均利回りの3倍以上です。

100万円の投資で毎年6万4,200円(税引前)もの配当金を貰えることになります。

 

株式を保有しているだけで毎年配当がもらえるのは投資家にとっては非常に嬉しいですし、株価が下がっても精神的に安心して保有することもできます。

株式投資はキャピタルゲインばかりに目を向けられますが、高配当株投資は長期間保有を続け、配当金を再投資することで、少しづつ資産を増やしていくことができます。

 

 

高配当株投資のデメリットとは?

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高配当株投資はキャピタルゲイン狙いの投資方法よりもリスクが低く、安定した資産運用が望める非常に良い投資方法です。

ただ、万人向けの投資方法ではないと思います。

ではどんなデメリットがあるのか?

1.まとまった資金が必要 

高配当株投資は1つ1つの銘柄を購入する必要があるため、まとまった資金が必要になります。

国内株式は基本的に100株単位での売買になります。

先ほど紹介したJTの株価は2452円(2019年7月19日時点)なので、100株購入するには24万5,200円が必要になります。

 

また、1銘柄だけではリスクが高いので、最低でも3~5銘柄に分散投資した方が良いです。

株価2000円の5銘柄に投資すればそれだけで100万円になってしまいます。

10万円以下で買える銘柄もありますが、インデックス投資のように少額(100円)から投資することはできません。

 

投資額が大きくなれば、毎日の価格変動も大きくなるため初心者にとってはハードルが高くなりますね。

 

2.手間がかかる

高配当株投資を行う場合、投資にある程度の時間や手間がかかります。

銘柄選定をしたり、決算ごとに定期的に業績を確認する必要もあります。

受け取った配当金を自身で再投資しなくてはいけません。

 

また、組入銘柄の業績が悪くなったり減配した場合、銘柄の入れ替えなども必要になってきます。

投資が好きだったり、趣味のようにできる方なら問題ないですが、気軽に資産運用をしたいという方には不向きな投資方法と言えます。

 

3.配当金が少ない時は入金が必要

高配当株投資は配当金を再投資して配当金を雪だるま式に増やしていくことができます。

ただし、保有してる株式数が少ない時点では配当金も少なく配当金だけで追加で株式を購入することができません。

何度も配当金をもらって、株式を購入できるのを待つのも良いですが、時間がかかりすぎるため非常に非効率です。

そのため、配当金とは別に入金が必要になります。

定期的にまとまった資金を株式購入に回せる方は良いですが、追加入金が厳しい方には適した投資方法とは言えないので、別の投資方法を考えた方が良いと思います。

 

4.毎回税金が取られる

株式で得られる利益には税金がかかります。

配当金にももちろん税金がかかり、毎回20.315%が引かれます。

1万円の配当金が出ても手元に残るのは約8,000円です。

投資信託のように自動で再投資する設定ができれば良いですが、毎度課税されることで、トータルリターンを下げてしまいます。

 

配当金が大きくなってきた場合、かなり多くの税金が取られることになります。

ただ、条件にもよりますが確定申告をすれば一部税金が戻ってくる可能性もあるので、確定申告をやった方が良いのか確認することをおすすめします。

 

5.個別株のリスクがある

個別株に投資する場合、最低限の企業分析が必要になります。

高配当だからという理由だけで投資するのは非常に危険です。

 

下記はJTの配当金の推移です。

過去8年間増配を続けており、1株あたりの配当金は2012年から倍以上になっています。

非常に魅力的に感じますよね。

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しかし、株価を見てみると2016年から下落トレンドに突入し、最高値の半値くらいまで下落しています。

保有し続ければ配当金で株価の下落分をカバーできるという考え方もできますが、精神的には非常に辛いですよね。

f:id:bo-yang:20190720064314p:plain(出典:YAHOOファイナンス)

 

JTの株価が今後どうなるかは分かりませんが、個別株には株価が大幅に下落するリスクがあります。

最悪は破綻して紙くずになる可能性もあります。

 

今は多くの方がSNSやブログで投資情報を発信しているので、成功者の真似をして同じ銘柄を保有することもできます。

しかし自身で企業分析をしたり決算に目を通してないと、リーマンショック時のように株価が大暴落した時に自身を持って保有を続けるのは難しいと思います。

企業分析が面倒だったり、決算に目を通す時間がない方は違う投資方法を検討した方が良いかもしれません。

 

6.インデックスファンドに劣る可能性もある

高配当株投資は一見高いリターンを得れていると思いがちです。

しかし、トータルリターンで見るとインデックスファンドに劣る場合もあります。

 

下記は米国バンガード社が運用する米国高配当株式ETF(VYM)のトータルリターンです。

過去10年の平均利回りは14.16%と非常に好調です。

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下記は同じくバンガード社のトータル・ストック・マーケットETF(VTI)のトータルリターンです。

過去10年間、米国高配当株式ETF(VYM)よりもさらに高いリターンをあげています。

過去10年間は上昇相場だったことも影響しているとは思いますが、高配当株投資はインデックス投資に劣ることがあるということは頭に入れておきたいですね。

f:id:bo-yang:20190720080003p:plain(出典:バンガード・インベストメンツ・ジャパン)

 

 

さいごに

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本記事では高配当株投資のデメリットについて書いてきました。

定期的に配当金がもらえるのは非常に魅力的ですよね。

Twitterで『今月の配当金は10万円でした』のような投稿を見るとぼーやんぐも高配当銘柄を調べたくなります。

 

ただし、万人に適した投資方法とは言えません。

ある程度企業分析ができたり、決算をチェックできる方でないとリスクは高いと思います。

これから高配当株投資をはじめようと思っている方がいましたら、再度自身に合っている投資方法なのか検討してみることをおすすめします。

 

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

 

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