どうも、ぼーやんぐです。
最近アプリなどで手軽に投資ができるサービスが増えています。
そして、LINEからも少額で投資ができるサービス『LINEスマート投資』が登場しました。
どんなサービスなのか?
若者に投資が広がっていくのか?
今回はLINEスマート投資について考えていこうと思います。
- LINEスマート投資とは?
- LINE スマート投資 『テーマ投資』
- LINE スマート投資 『テーマ投資』のはじめ方
- LINE スマート投資 『テーマ投資』のメリット
- LINE スマート投資 『テーマ投資』のデメリット
- LINEスマート投資の『テーマ投資』に投資しても大丈夫なのか?
- さいごに
LINEスマート投資とは?
LINEはみなさんご存知のメッセージアプリです。
今では当たり前になっていますが、当初はタダでメッセージや電話ができるという画期的なサービスでした。
そんなLINEは次々と新しいサービスを展開しています。
LINE MUSIC、LINEマンガ、LINEバイト、LINE Pay、LINEモバイルなどなど、膨大な登録者数を利用して、様々な業種にサービスを広げています。
そして、とうとう投資の分野にも参入し、2018年10月18日から『LINEスマート投資』というサービスがスタートしました。
LINEスマート投資はLINEとFOLIOというネット証券会社が合同で開発したものになっています。
LINE スマート投資 『テーマ投資』
『テーマ投資』ってなに?
LINEスマート投資がまず第一段として発表したサービスは『テーマ投資』です。
これはFOLIOが展開しているサービスをLINEスマート投資に置き換えたものとなっています。
テーマ投資の特徴は1つの企業や、投資信託の商品などに投資するのではなく、ただ『テーマ』を選んで投資するだけという非常にシンプルな方法が採用されています。
1つのテーマにつき、有望な企業10社の株式が組入されているので、1社の株式に比べて価格変動リスクを抑えた運用が可能です。
また、購入金額も全テーマ10万円前後で購入可能なため、大金を必要としません。
ただ、若者からすると、最低投資金額としては少し高いのかなと思います。
どんなテーマがあるの?
テーマは約90種類あり、旬なものから、国や地域に特化したもの、様々な業種に特化したものなど、数多くラインナップされています。
今が旬な『ドローン』や『宇宙開発』、国に特化したものなら『中国』や『インド』、その他にも『花粉症対策』『ペットと暮らす』『お酒』『テレビゲーム』などなど身近なテーマも多くあります。
下記は一例です。
(出典:LINEスマート投資)
LINE スマート投資 『テーマ投資』のはじめ方
LINE スマート投資はLINEのアプリから投資することができます。
簡単にはじめることが出来るので、順番に解説していきます。
1.口座開設
投資をはじめる際は下記のLINE スマート投資のサイトから口座開設をする必要があります。
上記のバナーをクリックすると下のサイトが出てきますので、画面右上の『いますぐ口座開設』のところ開設してください。
LINEのアカウント登録後、いくつかの簡単な質問に回答し、マイナンバーや本人確認書類の画像をアップロードするだけで申し込み完了です。
申込が完了すると、数日後に登録した住所に『ウェルカムレター』が届きますので、レターを開封し、口座開設完了になります。
口座に入金する
口座開設後にマイページから入金ができる様になります。
入金方法は『リアルタイム入金』と『銀行振込』の2つの方法があります。
『リアルタイム入金』は入金指示後、すぐに投資可能になる入金方法で、振込手数料も無料です。
下記の銀行ならマイページ内の手続きで『リアルタイム入金』が利用できます。
※各銀行のインターネットバンキングの契約は必要になります。
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・イオン銀行
・ジャパンネット銀行
『銀行振込』は口座開設すると1人1人に専用口座が振り当てられるので、そこにATMやインターネットなどを利用して振込をします。
手数料は利用者負担になるので、注意してください。
テーマを選ぶ
口座開設が完了し、入金を終えたら投資がスタートできる様になります。
投資をはじめる際には、まずテーマを選びます。
例えば『渋谷』というテーマを選んだ場合、渋谷にゆかりのある代表的な10社に投資することができます。
下記が『渋谷』というテーマに組入されている10社です。
テーマの次にスタイルを選びます。
1つのテーマで『バランス型』『ディフェンス型』『グロース型』『バリュー型』の4つのスタイルを選択することができます。
下記画像の中段にありますので、クリックして選択することができます。
スタイルを変えても組入銘柄は変わらず、株数だけが変わります。
例えばバランス型の場合、『パルコ』の株数が10株に対して、バリュー型にしたら20株になるという様に株数の違いでスタイル分けされています。
株数が異なるため、スタイルによって投資資金は異なるので、注意してください。
数量を決める
最後に数量を決めて投資完了です。
初心者はとりあえず最小単位からはじめることをお勧めします。
いきなり多額の資金を投じると、常に株価が気になり、仕事だったり、勉強だったり、普段の生活に支障をきたす場合もありますので、注意してください。
簡単にLINEスマート投資のはじめ方を解説してきました。
すごくシンプルで投資方法も簡単なので、投資未経験の人でも迷わずはじめることができそうです。
LINE スマート投資 『テーマ投資』のメリット
ではLINEスマート投資のメリットはどこにあるのか?
投資初心者が挑戦しやすい
『テーマ』を選ぶだけで投資ができてしまうので、投資の初心者でも挑戦しやすいのが大きなメリットですね。
1つテーマに10社が組入されているので、初心者が陥りがちな集中投資を避けることもできます。
スマホ1台あれば投資が可能なので、いつでも手軽に投資することができちゃいますね。
少額から投資ができる
通常の株式の取引は100株単位でしか投資ができません。
例えば株価5,000円の企業に投資する場合、1社だけで50万円が必要になります。
複数の企業の株を買おうと思うと数百万円単位の資金が必要になってきますね。
LINE スマート投資のテーマ投資なら1株単位で組入されているため、1テーマ10万円程度の資金で投資ができてしまいます。
少額で投資することには色々とメリットがありますので、下記を参考にしてください。
配当金を受け取ることができる
株式を保有していると配当金を1年に1回もしくは2回受け取ることができます。
配当金とは企業が出した利益の一部を株主に還元するお金のことです。
株式は売買で利益を出すイメージがあると思いますが、優良な株式を長期間保有し、毎年配当金を得て堅実に資産を増やすこともできます。
企業によって保有株数などの条件があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
LINE スマート投資 『テーマ投資』のデメリット
テーマを選定するだけで、株式投資が簡単にできるLINEスマート投資ですが、注意点もあるので、気をつけてください。
価格変動リスクに注意
気軽に投資できる反面、リスクを考慮せずに投資してしまい、思いもよらない損失を出してしまう可能性があります。
特に旬なテーマというのは、ブームが過ぎると一気に株価が暴落する傾向があります。
早めに売却して利益を確定させておくことも必要になってきます。
もし資金に余裕がある場合は、1つのテーマに絞らず、複数のテーマに分散して投資すれば、より価格変動リスクを抑えることができます。
手数料がかかる
投資する際の売買に0.5%の手数料がかかります。
各テーマ10万円前後で購入できるので、一度の取引につき500円前後の手数料がかかることになります。
頻繁に売買をすると手数料負けしてしまう場合もあるので、注意してください。
NISA口座に対応していない
通常の株式投資で得た利益には約20%の税金が課せられます。
1万円の利益が出たら2,000円は税金として納めなければいけません。
現在、その税金が免除となるNISAという制度があります。
1年間で120万円までの投資で得た利益には課税されないという制度です。
LINEスマート投資ではNISAに対応していないため、税制面優遇が受けれません。
ある程度投資に慣れてきたら、個別株に投資してNISAの恩恵を得れる様にした方が良いでしょう。
NISAの詳細は下記記事を参考にしてください。
LINEスマート投資の『テーマ投資』に投資しても大丈夫なのか?
ここまでLINEスマート投資についていろいろと書いてきましたが、投資対象としてどうか最後に考えていこうと思います。
結論からいうと、投資の入り口や練習としてなら利用しても良いと思います。
少額から投資ができるので、投資経験のない人や若者などがはじめて投資にチャレンジするのに最適です。
LINEスマート投資をきっかけに投資や経済、日本の企業に興味を持てるという面でも面白いと思います。
そして慣れてきたら証券会社で口座を作り、個別株に投資をして本格的な資産運用をはじめていくと良いでしょう。
証券口座で投資するならNISAで税制面の優遇も受けれますし、独自のポートフォリオを作り、自分自身で投資をコントロールすることができる様になります。
さいごに
今回はLINEスマート投資の『テーマ投資』について書いてきました。
丸井が運営する『tsumiki』だったりauがはじめた『auの投資信託』など、多くの企業が資産運用事業に乗り出しています。
今まで日本では投資=ギャンブルという悪いイメージが先行していたため、大手企業が参入することでイメージが改善され、多くの人が投資をはじめるキッカケに慣れば良いなと思います。
特にLINEは若者のほとんどが利用しているサービスなので、株式投資というものを若者に広めれる力を持っていると思うので、期待したいですね。
また、2019年4月25日により初心者が始めやすい『ワンコイン投資』が登場しました。
500円から投資ができ、投資対象も自動で設定されるので、誰でも簡単に投資を始めることができます。
『ワンコイン投資』の詳細については下記を参考にしてください。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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