市場が不安定なとこきこそ毎日積立投資。

f:id:bo-yang:20181024180648j:plain

どうも、ぼーやんぐです。

 

2018年2月の下落から、下げては上げてを繰り返しています。

まだ本格的な下落相場にはならいとの予想ですが、不安定な市場が続きそうです。

 

始めたばかりの人は不安な毎日を過ごしているんではないでしょうか?

ぼーやんぐも始めたばかりの頃は今日買えば良かったとか、先週買っておけばとか毎日のように基準価格を気にしてました。

 

今回は、毎日の基準価格の変動が気にならなくなる毎日積立投資という方法を解説していきます。

 

 

投資方法の種類

f:id:bo-yang:20181025070928j:plain

一般的に投資方法は2種類に分けられます。

一括投資分散(積立)投資です。

 

同じファンドに同期間投資をしても一括と分散(積立)でパフォーマンスも大きく変わってきますので、どんな市場に適しているのか見ていきます。

 一括投資とは

一度に全ての資金を投資することを言います。

投資を始める際にまとまった資金がある場合に可能な投資方法です。

メリットとしては、投資後に市場が右肩上がりになった場合に大きなリターンを得ることが出来ます。

 

一括投資が大きなリターンを出した例がレオスキャピタルワークスの『ひふみ投信』です。

過去10年間で約1,000万円を一括投資と分散投資した場合で比較してみます。

 

青線が一括投資、緑線が積立投資になります。

2008年10月に一括投資した場合...

約5,250万円まで増えたことになります。(2018年11月時点)

元本が5倍以上になっています。

 

逆に毎月8.3万円を積立投資した場合、約2,900万円までしか増えず、その差2,000万円にも広がります。

 

ひふみ投信がスタートした時期はちょうどリーマンショック直後でした。

そのため、株式市場が割安になっていたため一括投資のパフォーマンスがズバ抜けて良くなっています。

もしこれが2007年から始まっていたら、ここまでの差は無かったと思います。

 

逆に投資してから基準価格が下がり続ければ、大きく資産を減らす可能性もありますので、一括投資の方がリスクは高くなると考えられます。

f:id:bo-yang:20181024230357p:plain

(出展:モーニングスターより)

 

分散(積立)投資とは?

分散(積立)投資は持っている資金を一括で投資するのではなく、時間を分散して投資することを言います。

この方法は、給料や収入が定期的に入る人が取り入れやすい投資方法です。

 

ぼーやんぐも会社勤めなので、この方法で積立投資をしています。

メリットとしては時間を分散することで、高値掴みを避けたり、取得価格を平均化出来るメリットがあります。

また、投資金額を途中で調整したりも出来るので、一括に比べるとリスクをコントロールしやすいとも考えられます。

 

では分散(積立)投資の方がリターンが大きなる例を紹介します。

こちらも同じく、青線が一括投資、緑線が積立投資です。

下記は『netWIN GS・インターネット戦略ファンドA』のチャートです。

ファンド設定来からのリターンを比較してみます。

 

1999年11月に約1,000万円投資した場合、約1,500万円になっています。(2018年11月時点)

新規設定後、ITバブル崩壊による暴落が起きたため、約20年の運用ですが、リターンはさほど大きくないです。

 

それに比べて毎月8.3万円の積立投資の場合...

2,870万円にまで増えています。

 

ITバブル崩壊からリーマンショックがあった2008年までの7年近く低迷していました。

その時に積立を続けたことによって取得単価が低く抑えられ、積立投資の方が高いパフォーマンスをあげることが出来ています。

 

基準価格が上がらないファンドを7年間も我慢して積立を続けるのは地獄のような日々だと思いますが、こういう例を見ると積立を続ける事が大切だと分かりますね。f:id:bo-yang:20181024235652p:plain(出展:モーニングスターより)

 

 

不安定な時こそ毎日投資

f:id:bo-yang:20181025071123j:plain

リーマンショック後は右肩上がりの市場が続いてきました。

しかし2018年に入ってからは不安定な相場が続いています。

 

2018年は2月と12月に大きな下落もあり、一気に含み益が吹っ飛び、マイナスになった人も多いのではないでしょうか?

特に一括で多くの資金を投資していた人は不安が大きいと思います。

 

もちろんぼーやんぐも、含み益は全て吹っ飛び、マイナスでした。

しかし、基準価格を見ることも無いですし、不安な気持ちになる事もほとんど有りませんでした。

 

それは毎日投資に設定しているため、下落している時も、安く拾えているからです。

長期間投資していれば、不安定な相場が続いても取得金額が平均化していくため、不安で夜が眠れなくなる事もありません。

 

調整時のように一夜でNYダウが500ドル下げた日に買えなかったら後悔が残りますしね。

 

世界は成長を続けているので、1日でも早く投資した方が、普通はパフォーマンスが高いと考えられますが、まずはリターンを気にするよりも、平常心で投資できる事を最優先する事が大切ですね。

 

 

さいごに

f:id:bo-yang:20180716062133j:plain

今回は毎日投資のメリットについて書いてきました。

 

投資は知識や技術はもちろん大切ですが、精神的な面がリターンに大きく左右するんだなというのが投資を1年続けて分かった気がします。

 

特に投資信託は知識や技術がそこまで無くても投資出来てしまうので、精神的な面がより重要になるのかなと思います。

 

多くのファンドでは、大きな下落と同時の純資産総額も大きく減少しています。

下落で『ぎゃー』となって売ってしまっている方が多いんです。

 

そうならない為にも、自分が平常心で投資できる方法を考えて続けていく事が大切ですね。

その方法の1つとして『毎日積立』も試してもらえると嬉しいです。

 

『Boyang Journal』にきていただきありがとうございます!