お金の使い方は遺伝する!? 子どもにお金の良い習慣がつく3つの方法

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どうも、ぼーやんぐです。 

2018年に行われたバークシャー・ハサウェイの株主総会で8歳の子がウォーレン・バフェットに投資について質問をしていたそうです。

そんな小さい子が投資に興味を持つのは遺伝なのか、環境なのでしょうか?

今回は子どもにお金の良い習慣がつく方法を考えていきたいと思います。

 

 

お金の使い方に遺伝は関係あるのか?

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お金の使い方は『行動』のため、環境や教育が大きく影響すると思いますよね。

 でも『Journal of Political Economy』という本で発表された2015年の研究では、貯蓄に関する行動の約3分の1が遺伝に由来するものと結論づけられています。

浪費家の親から生まれれば浪費家になる可能性が高く、倹約家の親から生まれれば倹約家になる可能性が高いということになります。

 

また、稀にお金に関する特殊な遺伝子を持って生まれてくる子どもがいるようです。

その遺伝子を持っていると、お金に対する能力が非常に高く、会社の経営だったり、投資家として成功する可能性が高くなるようです。

 

特に浪費家の人やギャンブル好きな人は自分のお金の使い方が遺伝してしまうのは心配ですよね。

将来、子どもがお金に困る生活をするのも見たくないですしね。

ただ、心配しなくても遺伝は3分の1程度です。

残りの3分の2で改善することができるはずです。

 

遺伝よりも環境が与える影響が大きい

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お金の使い方が遺伝するなんて夢にも思わなかったですよね。

ただ、残りの3分の2の中で大きな要因を占めるのは環境で、遺伝よりも環境の方が影響力が大きいことがわかります。

 

子どもがお金に接したり、使い方を知るのは両親を通して、知ることが多いです。

そのため、両親のお金の接し方や使い方がそのまま子どもの習慣になってしまう可能性が高くなります。 

 

 また、日本の学校ではお金の勉強をすることがほとんどないので、家庭での習慣を修正したり、間違っていることに気づく事ができません。

そのため、正しいお金の知識を持たないまま大人になってしまうんですよね。

 

結局、遺伝も環境も全て両親次第です。

遺伝はもちろん両親からの影響ですし、環境でも子どもが小さいうちは両親と一緒にいる時間も長く、より影響を受けやすいですしね。

 

子どもにお金の良い習慣がつく3つの方法

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両親からの影響が大きいと分かれば、まずは自分自身がお金に対して、良い習慣や考え方を持つことが、すごく重要になります。

そうすれば、子どものお手本となり、子どもにも良い習慣や考え方が身につくはずです。

今回は簡単かつ、すぐに実行できる3つの事を紹介したいと思います。

 

1.無駄使いをやめる

一番大切なのはお金の無駄使いを無くすことです。

その時の欲求だけで物を買ったり、使うことを繰り返していると、我慢をすることができなくなります。

エスカレートしてこれば、カード破産だったり、借金を背負うまでになってしまうかもしれません。

 

もし、自分が欲求に身を任せてお金を使っていれば、子どもも『欲しいものは買えばいいんだ』という思考になってしまいますよね。

普段から無駄使いをしていると、本当にお金が必要な時にお金がなかったり、自分への投資を怠ってしまうことに繋がり、子どもにも悪影響を及ぼします。

最悪は子どもの教育費も準備できず、奨学金の利用という子どもにとって非常に大きなハンデを背負うことにもつながります。

 

欲しいからとすぐに買うのではなく、本当に必要なのか?買ったら自分の生活が豊かになるのかなど、よく考えてからものを買うことが大切ですね。

 

2.経験にお金を使う

物を買うのって、買ったばかりの時は嬉しかったり、テンションが上がりますが、その期間はほんの一瞬です。

逆に経験にお金を使った場合は時間が経っても満足度は落ちないですし、思い出話として家族や友達ともいつまでも共有できます。

実際に『お金と幸福の関係』の研究によると、物質的な物(服、車など)を購入するよりも、経験(旅行、イベントなど)をした方が、より大きな幸福が得られとされています。

しかも、物の購入よりも経験の出費に対する後悔の方が少ないようです。

 

また、経験にお金を使えば、そこで新しい友達ができたり、自分の新たな才能や好奇心に気づけるかもしれません。

経験にお金を使えば将来より豊かになれる可能性が高くなります。

 

物を買うことよりも、経験にお金を使うことで人生が豊かになるということが、子どもにも伝わると良いですね。

 

3.お金の話を家族でする

日本ではお金の話をすることは、あまり良いこととはされていませんよね。

また、『お金持ち=悪いことをしている』とか『お金=汚い』みたいな、変な考え方をする人も多いです。

そのため、日本では家族とでもお金の話をしないですよね。

したとしても「貯金しなさい」とか「無駄使いしたらダメ」と子どものときに言われるくらいです。

 

でもお金ってすごく大切なものです。

扱い方を間違えると人生取り返しのつかないことになる場合もあります。

しかも学校でお金のことを教えてくれるわけでもないですよね。

なので、せめて家族の中ではお金の話をして、大切さだったり、扱い方を共有することが重要です。

 

 

さいごに

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今回は子どもにお金の良い習慣がつく方法を書いてきました。

3分の1は遺伝によるものなので、変えようがないです。

しかし残りの3分の2は環境でいくらでも修正が可能です。

まずは両親のお金の接し方や習慣を見直す事が必要ですね。

 

子どもはお父さん、お母さんのことをよく見てますのでお手本になる事が大切です。

大人になってから習慣を変えるのは本当に大変なので、なるべく小さいうちから、良いお金の習慣がつくようにしてあげたいですね。

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

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