【投信】NISA開始から5年経過。長期運用ほど好成績

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どうも、ぼーやんぐです。

 

NISAが2014年1月に開始されてから5年が経過しました。

 

口座数は1,100万を超えており、NISAをキッカケに投資をはじめた方も少なくないようです。

 

今回は日本経済新聞の記事で投資信託の各資産クラスの過去5年間の騰落率が発表されていましたので、確認していこうと思います。

 

 

 NISAがはじまってからの各資産クラス5年間の騰落率

日本経済新聞で発表された投資信託の過去5年間の騰落率は下記の通りになっています。 (2018年12月末時点)

 

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(出典:日本経済新聞)

 

過去3ヶ月、1年の騰落率では2018年10月以降の株式市場の下落が響いて、ほとんどの資産クラスがマイナスです。

 

しかし、5年になるとグローバル債券以外は全資産クラスがプラスになっており、特に国内外のREIT、国内株式の成績が非常によく30%前後の騰落率を記録しています。

 

過去5年を振り返ると、米国を中心に世界的に企業の業績が良かったり、景気が回復したことで、投資信託では全般的に成績でした。

 

 

長期投資が大切

5年間の各資産クラスの成績をみて分かることは、運用期間が長くなるほど、騰落率が高くなっていることです。

 

日本の投資信託の保有期間は以前から短いと指摘されています。

 

下記は2014年10月と2018年10月時点での各資産クラスの平均保有期間の表です。

 

全資産クラスを平均すると2014年は2.3年、2018年には3年とNISAやインデックス投資が認知されてきたこともあり、保有期間が伸びてきてはいます。

 

しかし、それでも保有期間3年は短く、過去5年間の成績では資産を大きく増やせたチャンスを逃していることになります。

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(出典:MORNINGSTAR)

 

国内株式の騰落率では、3年で5.5%に対して5年では29.65%と2年間で5倍以上の差となっています。

 

もちろんタイミングにもよるので、3年から5年に保有期間を長くすれば確実に高いリターンを上げれるという保証はないです。

 

しかし、世界経済は成長を続けているので、長期間保有すればするほどリターンは大きくなると言えます。

 

10年、20年でみたら確実に保有期間が長い方が高いリターンを上げれます。

 

また、2018年から長期投資向けの積立NISAという制度も開始されてます。

 

積立NISAは20年間、毎年40万円分の投資が非課税になる制度です。

 

フルに活用して長期投資と非課税双方のメリットを最大限に活かすことが大切です。

 

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【注意点 】1つの資産クラスに集中投資することは、長期投資でもマイナスになる可能性はある

長期投資は短期に比べて資産を増やせる可能性が高い投資方法です。

 

しかし、あくまでも世界中の株式を中心に投資した場合です。

 

1つの資産クラスに集中投資した場合は10年、20年保有してもマイナスになる可能性はあります。

 

いい例が国内株式(日経平均)です。

 

1989年につけた高値を30年たった今でも更新できていません。

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(出典:YAHOO  FINANCE)

 

これは極端な例ですが、今後他の資産クラスで起こる可能性もあります。

 

 

また、資産クラス以外にも時間の分散も必要です。

 

日経平均に1980年代後半に一括で投資していた場合、この先プラスになるまでに何年かかるか分かりませんし、もしかしたら生きている間はマイナスのままかもしれません。

 

しかし積み立て投資の場合、基準価格が平均化されていくので、どこかのタイミングでプラスに転じる可能性もあります。

 

2019年1月末時点での過去30年間の年率リターンは-1.4%(my indexより)なので、もう一歩でプラスに転換しそうです。

 

米国株式のように右肩上がりを続けている場合は、時間の分散は機会損失になってしまいますが、日々の基準価格に一喜一憂せず、精神的にも安心して投資をしたい場合は積立投資が良いと思います。

 

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1本で世界に分散できるファンド

世界に分散投資といってもどんな比率で投資していいか迷いますし、何本もファンドを管理するのは手間です。

 

そんな時は1本で世界に分散できるファンドが便利です。

 

特にバランスファンドは世界中の株式、債券、REITなど複数の資産クラスに投資ができるので、より分散性に富んでおり、リスクも抑えられるので安心して長期投資が可能です。

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もう1つは世界中の株式に投資できるファンドです。

債券やREITは入っておらず株式100%なので、リスクは少し高めですが、20年以上のスパンでみたら確実に資産を増やしてくれるファンドです。

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さいごに 

投資信託は短期で売買するよりも、低コストのファンドを長期間保有することが大切と言われています。

 

実際に5年間の成績でも、その通りになっており長期間保有していた方が高いリターンを得れていた結果となりました。

 

 

長期投資は積立NISAが向いてますが、期限が決まっており、2018年から2037年までです。

 

今年を含めてあと19年になるので、投資をはじめようと思っている方は、早めにスタートすることで、非課税の恩恵を多く得ることができます。

 

途中で売ってしまうと20年間の非課税期間がそこで消滅してしまうので、20年間保有できると思うファンドに投資することが大切です。

 

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