どうも、ぼーやんぐです。
LINEスマート投資から『テーマ投資』に続いて、『ワンコイン投資』というサービスがはじまりました。
今回はLINEスマート投資の『ワンコイン投資』について書いていこうと思います。
- LINEスマート投資ってなに?
- LINEスマート投資からワンコイン投資はじまる
- LINEスマート投資のワンコイン投資に投資しても良いの?
- LINEスマート投資『ワンコイン投資』のデメリット
- ワンコイン投資で慣れてきたらインデックス投資に切り替えよう
- おすすめのインデックスファンド
- さいごに
LINEスマート投資ってなに?
LINEスマート投資は2018年10月18日にサービスが開始された、誰でも気軽に投資ができるサービスです。
スマホ1台で投資ができるので、いつでも、どこでも簡単に投資することが可能です。
投資方法もテーマを選ぶだけなので、今まで投資経験のない人でもはじめやすい仕様となっています。
資金も10万円前後と少額から投資できるので、多額の資金がなくても投資にチャレンジすることができます。
投資の入り口としては最適なサービスですね。
投資に興味があるけど、証券会社で口座を開くことにハードルの高さを感じている人はまずLINEスマート投資からはじめてみるのも良いでしょう。
LINEスマート投資の詳細は下記を参考にしてください。
LINEスマート投資からワンコイン投資はじまる
そんなLINEスマート投資からワンコイン、さらに少ない資金で投資ができるサービスが2019年4月25日から開始されました。
ではワンコイン投資の概要を簡単に解説していきます。
1.貯金感覚で積立投資ができる
ワンコイン投資は500円から投資ができるサービスです。
テーマ投資は10万円前後からの投資に対して、より少額で投資することが可能になりました。
500円なら学生でも難なく始めれますね。
引き落としもLINE Payから行えるので、に設定をすれば全て自動で行われるため、面倒な作業も発生しません。
また、積立を忘れることもなくなるので、確実に積立貯金を続けていくことができます。
2.簡単な設定だけで始められる
ワンコイン投資はテーマ投資よりも決めることが少なく、誰でも簡単に投資を行うことができます。
自分で決めるのは『積立金額』と『頻度』だけです。
最低500円、週1回から設定ができます。
1度設定すると、設定した積立金額を毎月初にLINE Payで自動決済され、積立投資に回されます。
3.世界に分散投資ができる
テーマ投資は自身でテーマを選び、国内株式に投資する方法が採用されていました。
ワンコイン投資は世界中の株式・債券・REIT(不動産)やコモディティ(金)などに自動で分散投資されます。
そのため、世界の経済発展の恩恵を得ることができます。
また全て自動で投資されるため、テーマ投資のように自身で投資対象を選ぶ必要もありません。
4.リバランスは自動で行われる
投資を続けていくと、当初設定した資産配分が崩れてきます。
例えば株式50%、債券50%で投資を始めたが、経済が好調で株価が上昇し株式比率が60%になったとします。
株式比率が増えるとリスクが大きくなるため、当初設定した資産配分に戻す作業が必要になります。
それを全て自動で行なってくれるため、手間がかからず便利です。
5.運用手数料は年率1.0%(税抜)
テーマ投資は売買の際に手数料が発生しました。
ワンコイン投資は売買の手数料は無料ですが、投資している資産に対して運用手数料が発生します。
その運用手数料は年率1%となります。
1万円を1年間投資した場合、100円の手数料がかかるということです。
ただし、月額最低100円の手数料がかかるため、投資資金が少ないと手数料の負担が大きくなるので、注意が必要です。
また、運用資産が3,000万円を超えると運用手数料が0.50%(税抜)に引き下げられます。
リリースから1年間は運用手数料が無料になりますので、始めるなら早い方がお得です。(2019年4月25日〜2020年4月24日)
6.分配金が受け取れる
ワンコイン投資は米国のETF(上場投資信託)で行われています。
ETFでは分配金が出るため、投資家は分配金を受け取ることができます。
売却時の利益以外に定期的に分配金が受け取れるのは嬉しいですね。
分配金には20%の税金がかかるので、注意してください。
また、分配金を自動で再投資するサービスはありませんので、再度自身で再投資する必要があります。
LINEスマート投資のワンコイン投資に投資しても良いの?
投資は多額の資金が必要と思われていますが、たったワンコイン(500円)で投資できてしまいます。
毎日のちょっとした節約で投資金を捻出できるため、学生や主婦でも投資を始めやすいですね。
貯金の延長として始めれるのも嬉しいポイントです。
またテーマ投資は国内株式のみへの投資でしたが、ワンコイン投資は世界中の株式や債券などに投資できるため、より分散性が高く、リスクを抑えた運用が可能です。
世界経済はこの先も発展を続ける可能性が高いので、長期的(10年以上)に投資を行えば損失を出す可能性も低いです。
しかも全て自動で投資対象を決定してくれるので難しい投資の知識も不要ですし、頻繁に株価などを確認する必要もありません。
投資初心者にとってはテーマ投資よりも『ワンコイン投資』の方がより始めやすい投資方法ですね。
もし自分もどちらか選ぶなら迷わず『ワンコイン投資』を選びます。
LINEスマート投資『ワンコイン投資』のデメリット
どの程度のリスク抱えているのか理解しにくい
一番のデメリットはリスクがどの程度あるのか理解せずに投資してしまうことです。
自動で資産配分が行われるため、利回りはどのくらいなのか?暴落が起きた時にどのくらい資産が減るのか?など理解せずに投資してしまいがちです。
暴落が起きれば、積み立てた資産も半分になるかもしれません。
そのため、投資を始める前に自分がどの程度までの下落に耐えられるのかを想定しておくべきです。
少額投資だと手数料が割高になる
手数料も気になります。
テーマ投資は売買に手数料がかかりましたが、ワンコイン投資は運用に手数料がかかります。
そのため運用期間が長いほど多くの手数料が必要となります。
例えば1万円を1年間投資した場合は100円、10年間なら1,000円が必要となります。
1%なので、投資した金額が少ないうちは、あまり気になりませんが投資資金100万円を超えてくると、年間1万円以上かかってきます。
また、月額最低100円の手数料がかかるため、12万円以上投資していないと、1%以上の手数料がかかってしまいます。
毎週1度500円を投資する場合、月に2,000円程度の投資になります。
2,000円で100円の手数料なので、手数料の割合は5%と高額ですし、2,000円の投資で100円のリターンを出すのも、簡単ではないです。
手数料無料期間が2020年4月24日まであるので、それまでに12万円以上になるペースで積立を行うと良いでしょう。
つみたてNISAに対応していない
テーマ投資同様、NISAにも対応していないので、運用益には全て税金がかかってきます。
今ならつみたてNISAという20年間・毎年40万円までの投資には非課税になる制度があります。
その税制面での優遇が受けれないのは大きなデメリットと言えます。
ワンコイン投資で慣れてきたらインデックス投資に切り替えよう
ワンコイン投資は初心者が投資を始める入り口としては非常に良いサービスです。
投資に慣れてきたら、インデックス投資に切り替えた方がより多くのメリットを得ることができます。
インデックス投資の詳細については下記を参考にしてください。
なぜインデックス投資に切り替えた方が良いのか紹介していきます。
1.投資金額がさらに少額の100円から始められる
ワンコイン投資が500円だったのに対して、100円から投資することが可能です。
しかも週に1度などのルールはなく、自分が好きな時に投資することができます。
2.自身で資産配分を決めることができる
ワンコイン投資は自動で資産配分が決められますが、インデックス投資は自身で資産配分を決めることができます。
そのため少し投資のハードルも上がりますが、リスク管理もしやすいです。
インデックス投資ができる投資信託という商品は現在6,000本以上のファンドがあります。
そのため、間違ったファンド選びをすると、リターンにも影響を及ぼすので、下記を参考に間違ったファンド選びをしないようにしてください。
3.手数料が割安
ワンコイン投資は年率1%の手数料が必要です。
インデックス投資の最安ファンドのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは0.109%(税抜)しかかかりません。
1万円を1年間投資しても、たったの10円です。
しかも、月額の最低手数料もないため、手数料が大きな負担になることもありません。
4.つみたてNISAが対応している
ワンコイン投資はつみたてNISAに対応していないため、全ての運用益に税金がかかります。
しかし、インデックス投資ではつみたてNISAに対応しているファンドも数多くあるので、年間40万円分の投資には税金がかかりません。
そのため将来のリターンがインデックス投資の方が大きくなるでしょう。
つみたてNISAの詳細については下記を参考にしてください。
インデックス投資はワンコイン投資よりも大きく4つの優れた面があるので、投資に慣れてきたらインデックス投資に切り替えることをお勧めします。
おすすめのインデックスファンド
では最後に初心者におすすめのインデックスファンドを紹介します。
インデックス投資では自身で資産配分を決める必要があります。
そのため、複数のファンドに分散して投資が必要です。
いきなり言われても難しいですし、どんな配分にしたらいいのかも分からないと思います。
そこで初心者でも1つのファンドに投資するだけで複数の資産クラスに投資ができるバランスファンドがおすすめです。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
名前の通り1つのファンドで8資産に投資することができます。
投資対象は先進国・新興国・国内の株式と債券、先進国と国内のREITの8つに投資することができます。
これ1本で世界中に投資することができるので、非常に便利ですし、初心者にも簡単にインデックス投資を始めることができます。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の詳細については下記を参考にしてください。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
株式50%、債券50%という王道比率で投資できるファンドです。
先進国・新興国・国内の株式・債券が組入されているため、分散性にも優れています。
また、ファンドを運営しているセゾン投信は情報発信能力が高いのも魅力的です。
価格変動が大きくなった際も価格変動の理由や今後の展望についてもレポートが届くので、安心して長期投資することができます。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの詳細については下記を参考にしてください。
バランスファンド以外にもおすすめのインデックスファンドがありますので、下記の記事を参考にしてください。
さいごに
今回はLINEスマート投資のワンコイン投資について書いてきました。
個人的にはテーマ投資よりも投資しやすく、より初心者に向いている投資方法だと思います。
ただし手軽さゆえに、デメリットもあります。
なので、慣れてきたらインデックス投資に切り替えた方が良いでしょう。
つみたてNISAを使えるだけでも、リターンは大きく変わってくるので、早めの切り替えをお勧めします。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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