どうも、ぼーやんぐです。
米国は世界一の経済大国であり、株価も右肩上がりを続けています。
過去の実績や将来の予想からも米国株式に投資することが効率よく運用できる1つの手段です。
本記事では初心者の方におすすめの米国株式に投資できるインデックスファンドを紹介していこうと思います。
米国株式投資を検討している方、ファンド選びを迷っている方の参考になれば嬉しいです。
インデックス投資については下記を参考にしてください。
- 米国株式に投資する理由
- 初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 2.楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 3.iFree NYダウ・インデックス
- さいごに
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米国株式に投資する理由
過去の実績では右肩上がりを続けている
まず下記のチャートを見てください。
1985年1月から2019年6月までのNYダウのチャート(青線)です。
ITバブルやリーマンショックという大暴落が起きても、その度に復活し約35年間右肩上がりを続けています。
株価も35年間で19.2倍にまで上昇しています。
米国株式の特徴は大暴落が起きても復活するのが非常に早いことです。
100年に1度と言われたリーマンショックの時ですら、底値から4年程度で、最高値を更新しています。
参考として日経平均株価(赤線)も記載していますが、35年間ほとんど上昇しておらず35年間で1.75倍にしかなっていません。
(出典:YAHOO FINANCE)
将来の予測からも経済成長が期待できる
将来の予測的にも米国株式に投資する魅力があります。
下記は先進国の人口予測ですが、この中でも特に米国の伸びが大きいです。
年齢別の人口グラフを見ても高齢化の心配が全くありません。
これは移民を受け入れていることが大きな要因とも考えられます。
特にラテン系とヒスパニック系の人口が伸びており、2050年には今の1.5倍ほどの比率になると予測されています。
2050年には国別のGDPで中国に抜かれ世界2位となりますが、1人当たりのGDPでは中国の2倍弱となっています。
市場規模では中国が大きいですが、効率的という面では米国が圧倒的に強く、2050年も米国が経済大国であることは間違いなさそうです。
(出典:MONEY VOICE)
初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
先述した通り、将来的にも米国株式への投資が効率的に運用できる1つの手段だということが分かって頂けたと思います。
米国株式に投資できるおすすめのインデックスファンドを紹介していきます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国でNYダウと並んで代表的な株価指数『S&P500』に連動した成果を目指すファンドです。
世界三大投資家の1人ウォーレン・バフェットが投資を推奨する指数としても有名ですね。
S&P500は米国を代表する500銘柄で構成されており、米国株式市場の約80%をカバーしています。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は2018年7月3日に設定されたファンドのため、運用暦はまだ短いですね。
信託報酬は0.150%+消費税と低く、100万円投資して年間1,600円程度です。
純資産総額も2019年6月14日で200億円を突破しており、資金流入の勢いもあります。
S&P500の過去30年の配当込みの利回りは+8.8%(円ベース)と非常に高いです。
ただ、今後は経済成長の鈍化も考えられますので、もう少し利回りも小さくなると予想されます。
もし7%で運用できたとしましょう。
毎月1万円の積立投資を20年間続けた場合、元本240万円に対して、510万円まで増えることになります。
20年で元本の2倍以上にまで増えることも期待できます。
しかもつみたてNISAの対象ファンドとなっていますので、非課税で投資することができます。
(出典:新生銀行)
もっと詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 2.楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国株式市場の大型~小型までの投資可能な銘柄ほぼ100%(3,500銘柄以上)をカバーしているファンドです。
米国バンガード社のETFに投資していることで人気を集めています。
信託報酬は0.1596%(税込)と、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とほぼ同じです。(米国ETFには消費税がかからないため、少しだけ楽天の方が低いです。)
純資産総額は2019年6月14日で430億円を超えており、人気を保っています。
投資対象としている米国ETFのバンガード・トータル・ストックマーケット(VTI)の過去15年の配当込み利回り(ドルベース)は+8.5%と高いです。
S&P500同様に今後の利回りはもう少し減ってくると予想されており、良くても7%ほどと考えておいた方が良いでしょう。
つみたてNISA対象ファンドなので、非課税で投資することができます。
積立投資を行った場合もeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と近い利回りになると予想されます。
もっと詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
初心者におすすめの米国株式おすすめインデックスファンド 3.iFree NYダウ・インデックス
iFree NYダウ・インデックスは米国を代表する指数『S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス』に連動した成果を目指すファンドです。
米国を代表する優良30銘柄で構成されており、誰もが知っているような超有名企業が名を連ねています。
信託報酬は0.225%+消費税とeMAXIS Slim、楽天に比べると少し高めの設定となっていますが、100万円の投資でも600~700円の差なので、そこまで気にならないでしょう。
純資産総額も106億円(2019年6月14日時点)と途中償還の心配も現状はありません。
NYダウの過去30年間の利回りは+7%(円ベース・配当含まず)となっています。
iFree NYダウ・インデックスはつみたてNISAの対象ファンドでないため、積立投資をする場合はeMAXIS Slim、楽天に比べて不利です。
さてここで迷うのが、どの指数に投資したら良いのかです。
今回は各指数に連動した米国ETFで比較していきます。
下記はDIA(NYダウ)・VOO(S&P500)・VTIを2010年から比較したチャートです。
VOO(S&P500)とVTIは連動しているかのように、ほぼ同じ値動きをしており、ほぼ1本の線になっています。
DIA(NYダウ)は2012年ごろからVOO(S&P500)とVTIに劣後しています。
過去の成績から見るとS&P500かVTIに投資するのが良いでしょう。
また組入銘柄数もNYダウは30銘柄に対してS&P500は500銘柄、VTIは3500銘柄以上と分散性も高いです。
S&P500とVTIのどちらかで迷いますが、好みで選んで良いと思います。
ぼーやんぐはS&P500とVTIどちらか迷ったので、eMAXIS Slim米国株式と楽天全米株式の両方に投資をしています。
(出典:YAHOO FINANCE)
さいごに
本記事では初心者の方にもおすすめの米国株式に投資できるインデックスファンドを紹介してきました。
現時点では米国株式に投資することが一番効率よく運用できる方法と言って良いでしょう。
成長は鈍化していき、リターンも過去に比べて落ちる可能性はあります。
しかし、人口増加やGDP予想を見ると、当分の間は米国株式への投資が最適と考えられます。
一つの国に集中投資するのはあまりおすすめできないですが、米国株式の比率を高めることで高いリターンが望めます。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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