どうも、ぼーやんぐです。
老後に年金以外に2,000万円必要と話題になってますね。
ただ、貯金だけで2,000万円貯めるとなると...途方に暮れてしまいます。
iDeCoという制度を使えば、税制面でも優遇を受けれながら投資で資産を増やすことができます。
本記事では楽天証券のiDeCoおすすめファンドを紹介していきます。
iDeCoって何?と思った方は下の記事に詳しく書いていますので読んでみてください。
- 楽天証券iDeCo取り扱い商品
- 楽天証券 iDeCoおすすめファンド 1.楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天証券 iDeCoおすすめファンド 2.楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天証券 iDeCoおすすめファンド 3.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- 楽天証券 iDeCoおすすめファンド 4.コモンズ30ファンド
- さいごに
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楽天証券iDeCo取り扱い商品
楽天のiDeCoでは32ファンドの取り扱いがあります。(2019年6月20日時点)
iDeCoは1つの金融機関で35ファンドまでと決められているため、証券会社が独自にセレクトしたファンドが並ぶことになります。
SBI証券は2つのプランを作るという裏技を使ってますが...
【関連記事】【SBI証券 iDeCoでセレクトプラン設定】 eMAXIS Slimシリーズも投資可能に!
楽天証券でiDeCoに投資するメリットとしては楽天・バンガード・ファンドシリーズに投資できることですね。
他社のiDeCoでは現時点では投資できませんので、楽天・バンガード・ファンドシリーズに投資したい方は楽天証券で決まりです。
またセゾン投信の商品が入っているのも特徴の1つです。
セゾン投信は独立投信として基本的に直販をメインにしてるため、ほんの一部の金融機関でしか取り扱いがないので、楽天証券から投資できるのは嬉しいポイントです。
資産クラス | ファンド名 |
国内株式 | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド |
国内株式 | たわらノーロード日経225 |
国内株式 | iTrust日本株式 |
国内株式 | NHAM日本成長株ファンド(DC年金) |
国内株式 | フィデリティ・日本成長株・ファンド |
国内株式 | コモンズ30ファンド |
国内債券 | たわらノーロード国内債券 |
国内債券 | 明治安田DC日本債券オープン |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド |
国内REIT | 野村J-REITファンド(確定拠出金向け) |
海外株式 | たわらノーロード先進国株式 |
海外株式 | インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 |
海外株式 | ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) |
海外株式 | iTrust世界株式 |
海外株式 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
海外債券 | たわらノーロード先進国債券 |
海外債券 | たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) |
海外債券 | インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) |
海外債券 | みずほUSハイイールドファンド(DC年金) |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド |
国内外株式 | セゾン資産形成の達人ファンド |
国内外株式 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) |
バランス型 | 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) |
バランス型 | 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) |
バランス型 | 投資のソムリエ(DC年金) |
バランス型 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド |
バランス型 | 楽天・インデックス・バランス(DC年金) |
ターゲットイヤー | 楽天ターゲットイヤー2030 |
ターゲットイヤー | 楽天ターゲットイヤー2040 |
ターゲットイヤー | 楽天ターゲットイヤー2050 |
定期貯金 | みずほDC定期貯金 |
楽天証券 iDeCoおすすめファンド 1.楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは個人的には文句なしのNo.1おすすめファンドです。
現在のインデックス投資をする場合『米国』か『世界分散』の2つが主流となってきています。
世界に分散投資したとしても時価総額比率でみると米国が55%を占めており、米国の影響が非常に強いです。
また過去の株価でも幾度となく暴落が起きてますが、その度に復活し右肩上がりを続けています。
将来の人口推移やGDP予測なども考えると米国のみに投資することで効率よくリターンをあげられると思います。
下の記事で詳しく書いていますので気になった方は読んでみてください。
【関連記事】【投資信託】初心者におすすめのインデックスファンド【米国株式】
楽天・全米株式インデックス・ファンドは世界で初めてインデックスファンドを個人投資家に販売したバンガード社のETFに投資できるファンドです。
米国市場の投資可能な銘柄ほぼ100%、約3500銘柄を網羅しているので、NYダウやS&P500の指数と比べると分散性が高いです。
信託報酬は0.1596%(税込)と低くく、純資産総額も約450億円まで増えており、資金流入も安定していることから、今後も安心して投資を続けていくことができそうです。
また、米国株式の過去30年の利回りは8%以上となっています。
今後は経済成長が鈍化していくため、もう少し利回りは落ちてくると考えられますが、それでも他の資産クラスに比べて高いリターンが望めるはずです。
ではもし30歳のサラリーマンがiDeCoで拠出できる限度額2万3,000円を30年間投資した場合どうなるのか?(利回りが少し落ちて7%だったと仮定した場合でシュミレーションしています。)
元本828万円に対して、なんと2,705万円と元本の3倍以上にまで増えます。
これだけで、老後資金の2,000万円はクリアですね。
(出典:新生銀行)
詳しいファンドの詳細は下記を参考にしてください。
楽天証券 iDeCoおすすめファンド 2.楽天・全世界株式インデックス・ファンド
インデックス投資のセオリーは世界に分散投資することです。
米国にだけ投資すれば効率の良い運用が望めますが、そんな米国でも過去には20~30年間も株価が停滞していた時期があります。
世界に分散投資することで、1国への集中投資リスクを避けることができます。
たった1本のファンドで世界に分散投資できるのが楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。
先進国(日本含む)と新興国の株式、約8,000銘柄で構成されているんです。
ぼーやんぐが知っているファンドの中では1番組入銘柄の多いファンドです。
信託報酬は0.21%(税込)と低いですし、純資産総額も200億円を超えているので、現段階では運用も安定しています。
ただ、実質コストが0.46%と高くなっているので、今後改善を期待したいです。
時価総額で全世界に投資した場合、期待利回りは5%ほどです。
先ほどと同じ条件で積立したらどうなるのか?
元本は同じく828万円に対して1,883万円と元本の2倍以上となっています。
2,000万円まであと一息ですね。
米国株式に比べるとリターンは落ちますが、分散性が高いため、精神面で安定して積立投資ができるはずです。
詳しいファンドの詳細は下記を参考にしてください。
楽天証券 iDeCoおすすめファンド 3.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
株式100%だとリスクが高すぎるという方は債券を組入ることになります。
ただ、複数のファンドに投資するとなると管理も大変ですし、年に1回程度はリバランスも必要になります。
初心者の方にとっては面倒だと思うので、1本で世界中の株式と債券に投資ができるバランスファンドがおすすめです。
楽天証券のiDeCoでは5つのバランスファンドに投資ができますが、その中で選ぶならセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで決まりでしょう。
株式50%・債券50%の王道比率で構成されており、組入比率も時価総額となっているので、世界にバランスよく投資ができます。(新興国の債券は含まれていません。)
信託報酬は0.60% (税込)と低コストのインデックスファンドと比べると少々高めです。
ただ、10年以上の運用暦があり、純資産総額も1,700億円を超えていることからも将来的にも安心して積立投資をできるファンドです。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの期待リターンは4%ほどです。
こちらも同じ条件で投資した場合、元本828万円の2倍弱、1,581万円まで増えることになります。
リスクを抑えた運用をしたい方向けの商品ですね。
詳しいファンドの詳細は下記を参考にしてください。
楽天証券 iDeCoおすすめファンド 4.コモンズ30ファンド
最後にあまり聞きなれないファンドを紹介します。
コモンズ投信という独立系投信が運用しているファンドです。
以前に投資信託を販売している金融機関の成績表が発表され、含み損になっている投資家が1番少ない金融機関として1位に輝いていました。
そんな会社が運用するコモンズ30ファンドは国内株式に投資するアクティブファンドです。
『長期投資』『30社』とテーマを掲げており、世界で成長を続けることができるグローバル企業30社を厳選し、長期的に投資する運用方法がとられています。
国内の株価は人口減少や高齢化などの影響からあまり期待されていませんが、その中でも成長を続ける企業を厳選して集中投資していくスタイルになっています。
ノーロードファンド(買付手数料・信託財産保留額なし)ですが信託報酬はアクティブファンドなので1.0584%(税込)と割高です。
純資産総額は150億円と10年の運用暦からすると少ないです。
ただ、現段階では資金流入はコツコツと続いていますので、途中償還などの心配はないでしょう。
過去10年の利回りは年率8.45%とかなり高いパフォーマンスをあげています。
ただ、ここ1年は-15%と不調です。(TOPIXは-11.5%)
今後も過去10年同様の高いパフォーマンスを上げることは、ほぼ不可能だと思いますが、もし8.4%で30年間運用できた場合...
元本828万円が3,517万円と4倍以上にまで増えることになります。
期待しすぎは禁物ですが、コモンズ投信自体は独立投信として魅力のある運用会社です。
頻繁にセミナーが開かれたり、実際に投資している企業に訪問できるイベントがあったりと学びながら投資ができます。
また子どもが投資に興味を持てるようなイベントも開催されているので、子どもがいる方にもおすすめの運用会社です。
詳しいファンドの詳細は下記を参考にしてください。
さいごに
本記事では楽天証券で投資できるiDeCoのおすすめファンドを紹介していきました。
iDeCoは金融機関によって投資できるファンドが違うので、まずは自分が投資したいと思えるファンドがある金融機関ではじめることが大切です。
楽天証券のiDeCoは楽天・バンガードシリーズやセゾン投信などの人気ファンドに投資できるので、選んで間違いはないでしょう。
その他にたわらノーロードシリーズもラインナップされているので、自身で細かく資産配分を組みたい方にも対応しています。
よりコストを重視してeMAXIS Slimシリーズに投資したい方はSBI証券のセレクトプランですね。
【関連記事】【SBI証券 iDeCoでセレクトプラン設定】 eMAXIS Slimシリーズも投資可能に!
60歳までの積立になりますので、自分が安心して長期投資できると思えるファンドが見つかると良いですね。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!
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