【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、なぜコストが高くても支持されるのか?】

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どうも、ぼーやんぐです。

 

先日行われた『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2018』の結果が発表されました。

 

eMAXIS Slimシリーズが10位中5ファンドを占め、存在感を見せつける結果となりました。

 

低コストのインデックスファンドが名を連ねる中、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが6位にジャンプアップしていました。

 

10年以上続く老舗ファンドが、なぜ未だに支持されているのか考えていこうと思います。

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基本情報

セゾン投信が運用しているバランスファンドで、米国バンガード社のETFに投資をするという方法が取られています。

 

今では楽天 × バンガードが人気ですが、セゾンが元祖なんです。

 

コストが割高なので、最近投資をはじめた方には馴染みの無いファンドかもしれませんが、低コスト・長期投資を日本で広めたと言ってもいいくらい当時では画期的なファンドだったようです。

 

下記が基本情報になります。

設定日 2007/3/15
信託報酬 0.60% ±0.02%(税込)
購入時手数料 なし
信託財産保留額 0.1%
為替ヘッジ なし
分配金 毎年12月10日
償還日 無期限

 

つみたてNISAにも対応していますので、一部資金は非課税で運用ができます。

www.boyang-boyang.com

 

また、SBI証券では取り扱いがありませんので、直販を利用するか楽天証券からも投資が可能です。

 

投資対象

1本で世界中の株式と債券に投資ができるバランスファンドです。

 

投資比率は原則 株式50% : 債券50%の王道バランスとなっています。

 

各資産クラスのバランスは時価総額比率に近くなっており、米国が株式、債券合わせて50%以上を占めています。

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(出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド目論見書)

 

投資形態はファンド・オブ・ファンズ方式となっており、バンガード社のETF9本に投資されています。

 

株式で30カ国以上債券で10カ国以上の国がカバーされており、分散性にも優れています。

f:id:bo-yang:20190117064748p:plain(出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド目論見書)

 

 コスト

買付手数料は無しのノーロードファンドですが、信託報酬が0.60%(税込)と割高です。

 

また、信託財産保留額も0.1%かかります。

 

バンガードのETFは低コストとしても有名で、バンガード社が運用している全ファンドの平均経費率は0.11%です。

 

もし仮に本ファンドが投資しているETF9本の平均経費率が0.11%の場合、0.49%もセゾン投信のコストとなります。

 

10年以上も前から運用されていることもあり、最近のインデックスファンドと比べるのは酷ですが、ETFに投資しているだけですし、ちょっと高すぎる気がします。

 

少しづつ値下げはされていますので、今後に期待です。

 

運用成績 

純資産総額では2019年1月末時点で1,668億円となっており、チャートを見ても設定当初から順調に増えていることが分かります。

 

昨年10~12月の株価が下落した局面では解約者が増え、ここ2~3ヶ月は下落傾向ですが、市場が落ち着けば買い戻しも入りそうです。

 

騰落率では過去1年で-5.78%、設定来で+39.34%となっています。

 

12月に株式市場で大きな下落が起きたため、本ファンドも過去1年の騰落率ではマイナスとなっています。

 

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(出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用レポート)

 

 

 

 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはなぜ選ばれるのか?

本ファンドの基本情報を確認しましたが、突出して運用成績が良いわけでもなく、コストも安いわけではないのに、なぜ選ばれるのか考えていきます。

情報の発信力

まず最大の要因は情報発信力だと思います。

 

ファンドマネージャーが率先して表に立っており、動画でのファンド説明や、他のメディアへのコラムを寄稿するなど、ファンドの考え方や方針が頻繁に発信されています。

 

すでにセゾンに投資している方や、これから投資をはじめたい方も、安心して保有、投資することができますね。

 

また、全国各地でセミナーも頻繁に開催しているので、直接話が聞けるのも嬉しいポイントです。

 

こういった大手運用会社にはない情報発信力が、投資家の心を掴んでいる要因だと思います。

 

 

競合が少ない

もう1つは、競合が少ないことです。

 

現時点で、株式50%債券50%に時価総額比率で投資できるファンドは楽天・インデックス・バランスファンドくらいです。

 

楽天の方がコストが安いので、乗り換えする投資家も増えると思っていましたが、現状あまり人気もなく、純資産総額も少ないので、セゾンの方が安心して投資ができます。

www.boyang-boyang.com

 

世界経済インデックスファンドも株式50%債券50%の比率で投資出来ますが、GDP比率で組入られているため、新興国の割合が大きく、リスクは高めになります。

 

消去法で選んでいくと現状セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド行き着いてしまうのかもしれません。

 

投資が好きとか趣味ではなく、長期的に少しでも資産が増えれば良いという考え方で投資するなら間違いないファンドだと思います。

 

マニア向けというより普通の方が安定した資産運用を行える数少ないファンドなので、多くの投資家に支持されているのかもしれません。

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのまとめ

今回はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドがなぜ支持されるのか考えてきました。

 

最近は低コストのインデックスファンドが選ばれがちですが、セゾンのような情報発信力やブランド力のあるファンドは今でも選ばれ続けることが分かりました。

 

競合も少ないので、コスト競争に巻き込まれなかったのも、大きなポイントかもしれません。

 

コストは割高ですが、資産配分のバランスもよく、多くの投資家にとって長期間安定した運用が期待できるファンドです。

 

今日も『Boyang Journal』に来ていただきありがとうございます!

 

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