貯金に潜む3つのリスク。 資産は分散することが大切。

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こんにちは。ぼーやんぐです。

前記事でボーナスの使い方をまとめましたが、使い方ランキングのダントツ1位は「貯金」でした。貯金って安全と思ってる方も多いと思いますが本当に大丈夫なのか、貯金のリスクを考えてみました。

  

↓前回記事です。

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貯金に潜む3つのリスク。 資産は分散することが大切。

家計の資産配分。 

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まずは日本、米国、欧州の家計の資産配分をみていきます。下記の表は2017年度調べの家計の金融資産配分になります。資産配分の違いにかなり驚きました!

現金・貯金

日本 51.5%

米国 13.4%

欧州 33.2%

日本が圧倒的に高くなっています。これは何となく予想できましたが、米国の13.4%という少なさに驚きでした。

 

株式、投資信託、債務証券

日本 16.8%

米国 52.4%

欧州 30.6%

現金・預金とは逆に日本は圧倒的に低くなっています。米国に比べると1/4程度です。日本の家計の保有資産が現金に偏っている事がよく分かりました。

 

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(参照:資金循環の日米欧比較/日本銀行調査統計局

 

 

何故日本は、現金・貯金の割合が多いのか。

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ぼーやんぐが考えるに2つの理由があると思います。

1.終身雇用と貯金の利息。

バブルが崩壊するまでは、日本の経済は右肩上がりで、しかも終身雇用が当たり前でした。そして定年を迎えれば退職金、年金が貰えるので、敢えて投資をする必要も無かったのかもしれません。

また、下記の表(ゆうちょ銀行の定期貯金金利の推移)を見ると、バブルが崩壊する前までは4%以上の利息が付いています。最高で8%まで上がっているので、S&P500の20年間の平均利回りとほぼ同じです。リスク無しで株式に投資をしているのと同じくらいのリターンを得れるなら、投資をする必要は無いですよね。

S&P500

米国のスタンダード&プアーズ社が算出する株価指数。ニューヨーク証券取引所、NASDAQ上場銘柄の中の代表的な500社の株価指数。

 

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2.バブル崩壊の影響。

バブルが崩壊し、一瞬にしてドン底まで突き落とされたインパクトが大きく「投資=危険」という固定概念が出来てしまったと思います。また、有名人がバブルで膨大な借金を抱えたという話もよく聞きますので、株で失敗したら借金を抱えてしまうと思っている方も多いんだと思います。

実際は株の通常取引では持っている株の価値が"0円"になる事はありますが、"マイナス(借金)"になる事は絶対にないです。ただ、信用取引を使い自分の持っている資産以上の金額を取引していた場合に失敗すると、借金を抱える事になります。

 

以上の2つから投資離れが起きて、日本人の多くが貯金のみの偏った保有資産になっていると思います。早く欧米のように学校でお金や金融の授業をして欲しいですね。

 

▪︎信用取引

現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株式を借りて、それを売ったりすることが出来るシステムの事です。最大預けた担保の評価額の約3.3倍までの株式取引ができます。

 

 

 

貯金の3つのリスク。

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まず知って欲しいのが"貯金"というのは"日本円という金融資産を保有している"という事になり、金融資産という事は"リスクがある"という事です。貯金は元本も保証されているので安全と思ってましたが...違うんですね。

 

では貯金の3つのリスクを見ていきます。

1.インフレ。

インフレとは物価や給料の値段が上昇する事で、貯金の最大のリスクになります。

何故最大のリスクかというと、物価が上がっても銀行に預けているお金は増えないからです。

例えば100万円の車を買うために貯金をしていたとします。お店に行ったら200万円に値上がりしていたら、貯金していた100万円の価値は半分になった事になります。

貯金というのはインフレ時には大きなリスクが伴うということが分かりますね。

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実際にインフレは少しづつ始まっています。下の表は消費者物価指数です。2013年まではほぼマイナスでしたが、2014年を境に物価が上昇傾向になってます。

スーパーに行くと値上がりしている商品も増えてきており、物価上昇を実感しますよね。国としても年率2%の上昇を目指してますので、今後も上がっていくと思います。

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(参照:総務省統計局)

◾︎消費者物価指数

消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。

 

2.銀行の破綻。

もし貯金をしている銀行が破綻した場合、1000万円までは保証されますが、それ以上の金額は破綻した銀行の財産状況に応じた額が支払われる事になります。これをペイオフといいます。

実際に2010年に日本振興銀行が経営破綻して日本初のペイオフが実施されました。1000万円を超える貯金分は約60%しか戻ってきませんでした...2000万円入れてたら1600万円しか戻ってこず、400万を失ったことになります。

しかもこの時は払い戻し率が決まるまでに4年もかかっているので、お金が戻ってくるまでにも、長い時間がかかってます。

実際は銀行なら安全と考えている方が多いと思いますが、マイナス金利やお金の流通方法が変わってきていて、銀行も安泰ではないです。大手銀行ですらリストラのニュースをよく見ますので、今後リスクは高まると思います。

対応策としては複数の銀行に分けて貯金する事でリスクを減らすことができますね。投資と同じで分散することが大切ですね。

 

 

3.リスクを取らないリスク。

日本の個人の金融資産の総額は約1800兆円あります。そのうちの半分以上が銀行貯金や現金(タンス貯金) のまま眠っているそうです。

2013年頃から始まったアベノミクスによる株高の恩恵も、ほんの一部の人しか得れてないのかなと思います。もし多くの人が貯金ではなく、株や投資信託などの金融資産を保有していたら、大きく資産を増やすことが出来たんですよね。

投資と考えると、どうしても損をする事ばかりに目を向けてしまいますが、しっかりとリスク管理をすれば、みなさんがイメージするほど危険な金融商品ではないです。

今後、投資している人としていない人の格差はかなり広がっていくと思うので、多少のリスクを負ってでも貯金以外の資産を保有することも考えた方がいいと思います。

 

 ↓少ない金額からでも投資出来る方法を紹介してます。

www.boyang-boyang.com

 

 

さいごに。

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3つのリスクをみてきましたが、貯金をするのが少し怖くなりませんでしたか?

投資はリスクが高いという人が多いですが、貯金もリスクが有るとことが分かって頂けたと思います。

どうせリスクを取るなら、投資もした方がいいんじゃないかなーと、ぼーやんぐは思いした。

保有資産が貯金だけというのは、貯金という金融商品に集中投資をしている事になります。投資の格言で"卵は1つのカゴに盛るな"という言葉が有るように貯金だけでなく、他の資産も保有することがリスクを低く抑える方法だと思います。

貯金は100%安全ではないということです。

  

 

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