【SBI証券 iDeCoでセレクトプラン設定】 eMAXIS Slimシリーズも投資可能に!

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どうも、ぼーやんぐです。 

SBI証券のプレスリリースより、iDeCoの新プラン設定の発表がありました。

今まで、あまりいいファンドが無く、楽天に切り替えようか検討していた中での発表でしたので、非常にいいタイミングでした。

個人的にはeMAXIS Slimシリーズが入れば、言うことなしです。

どのようなプランになったのか確認していきます。

 

 

SBI証券 iDeCo新プラン設定

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SBI証券のiDeCoから新プラン設定の発表がありました。

2018年の11月1日(木)より受付開始となります。

ではどんなプランか詳細を見ていきます。

 

iDeCoの詳細については下記を参考にしてください。

 

プラン設定に伴う基本情報

まず今までの現行プランは継続となり名称が『オリジナルプラン』となります。

今回新しく設定されるプランは『セレクトプラン』となります。

11月1日以降は2つのプランから選択することが可能になります。

現加入者が『セレクトプラン』へ変更する場合、手続きが必要になります。(手数料は無料)

両プランの諸経費(口座管理手数料等)は同一で以前と変更なしです。

 

現行の『オリジナルプラン』では現在67の運用商品が有りますが、法律改正に伴い1つのプランで提示できる商品の上限が35となるため、半数近くの商品が除外になります。

今回、新しく設定される『セレクトプラン』は『低コスト』『多様性』にこだわって34の商品で構成されているようです。

 

大きくiDeCo自体のフォーマットが変わる訳ではなく、新しいプランが追加になり、今までiDeCoで投資出来なかった商品が新たに加わるということです。

 

『セレクトプラン』のラインナップ

では次に新しく設定される『セレクトプラン』のラインナップを見ていきます。

SBI証券にリクエストを出していたeMAXIS Slimシリーズが入っているのは嬉しいですね。

eMAXIS Slimシリーズが入ったことでインデックスファンドに関しては最安のファンドが揃ったことになります。

ほとんどの人が『セレクトプラン』を選ぶと思いますね。

いっそのこと『オリジナルプラン』を無くしてもいい気がします。

 

インデックス/
アクティブ

カテゴリ

委託会社

商品

信託報酬
(税込)

元本変動型

インデックス

国内株式

三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

0.17172%以内

ニッセイアセットマネジメント

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

0.17172%以内

全世界株式

SBIアセットマネジメント

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))

0.15%程度

三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

0.15336%以内

SBIアセットマネジメント

EXE-i グローバル中小型株式ファンド

0.3304%程度

先進国株式

三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

0.11772%以内

ニッセイ アセットマネジメント

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

0.11772%以内

三菱UFJ国際投信

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

0.1728%以内

大和証券投資信託委託

iFree NYダウ・インデックス

0.243%

日興アセットマネジメント

インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)

0.3024%

新興国株式

三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

0.20412%以内

国内REIT

ニッセイ アセットマネジメント

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

0.27%以内

先進国REIT

三井住友アセットマネジメント

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

0.3024%以内

国内債券

三菱UFJ国際投信

eMAXISSlim 国内債券インデックス

0.15012%以内

先進国債券

三菱UFJ国際投信

eMAXISSlim 先進国債券インデックス

0.1836%以内

日興アセットマネジメント

インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)

0.2808%

新興国債券

大和証券投資信託委託

iFree 新興国債券インデックス

0.2376%

バランス

三菱UFJ国際投信

eMAXISSlimバランス(8資産均等型)

0.17172%以内

アクティブ

国内株式

レオス・キャピタルワークス

ひふみ年金

0.8208%

大和証券投資信託委託

つみたて椿

0.972%

SBIアセットマネジメント

SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ<DC年金>

1.62%

(近日公開予定)

全世界株式

セゾン投信

セゾン資産形成の達人ファンド

1.35%±0.2%

先進国株式

農林中金全共連アセットマネジメント

農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド

0.972%

ラッセル・インベストメント

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)

1.4364%

朝日ライフアセットマネジメント

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E)

1.944%

新興国株式

SBIアセットマネジメント

ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド

2.0972%程度

先進国債券

SBIボンド・インベストメント・マネジメント

SBI‐PIMCO 世界債券アクティブファンド(DC) 

0.81432%

バランス

大和証券投資信託委託

iFree 年金バランス

0.17172%

SBIアセットマネジメント

SBIグローバル・バランス・ファンド  ※指定運用商品

0.2891%程度

セゾン投信

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

0.6%±0.02%

コモディティ

三菱UFJ国際投信

三菱UFJ 純金ファンド (愛称:ファインゴールド)

0.972%程度

ターゲットイヤー

SBIアセットマネジメント

セレブライフ・ストーリー2025

0.6880%程度

SBIアセットマネジメント

セレブライフ・ストーリー2035

0.6922%程度

SBIアセットマネジメント

セレブライフ・ストーリー2045

0.6950%程度

SBIアセットマネジメント

セレブライフ・ストーリー2055

0.6769%程度

元本確保型

預金

あおぞら銀行

あおぞらDC定期(1年)

-

(出展:SBI証券)

 

『セレクトプラン』に思うこと

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個人的には『セレクトプラン』が出来たことは非常にいいと思います。

楽天証券がポイントを武器にいろんなサービスを開始し、投資家を囲い込もうとしている中、少しでも抵抗しようとしている姿勢が感じられます。

ぼーやんぐもiDeCoを楽天証券に移動することを考えてたので、移動前に発表があって良かったです。

 

商品としてはやっぱりeMAXIS Slimシリーズが入ったことは大きいですね。

今までは松井証券とマネックス証券でしか取り扱いが無かったので、楽天との差別化にもなります。

しかもeMAXIS Slim米国株式(S&P500)入っているので米国への投資の選択肢が広がったのも嬉しいところです。

これで楽天・全米株式が入ってたら、文句なしだったんですけどね...

さすがに有りえないですね。

 

ただ、非常に気になることは商品構成の上限が35に対して34の商品を設定していることです。

今後も低コストの魅力的なファンドが次々と設定されると思いますが、もし新しい商品を組み込む場合、現行の商品を除外するのか、もしくはさらに新しいプランを作るしかありません。

もし自分が投資している商品が除外になれば、違う商品にまた1から積立をしなければならないので、非常に効率が悪くなります。

もう少し絞って多少の余裕を持って欲しかったところです。

 

もう1つ気になるのは『多様性』と言いながら、同じベンチマークのファンドが2つ入ってることですね。

例えば先進国株式のeMAXIS Slim 先進国株式ニッセイ外国株式インデックスファンド

同じMSCIコクサイ・インデックスをベンチマークにしているので、どちらかに絞っても良かったのではと思います。

 

ぼーやんぐは現状iFree NYダウ・インデックスに設定してますが、『セレクトプラン』に変更してeMAXIS Slim米国株式(S&P500)eMAXIS Slim全世界株式(日本除く)に変更すると思います。

『セレクトプラン』はいい商品が多いので、選ぶのに一苦労しそうですね。

【関連記事】

www.boyang-boyang.com

 

 

さいごに

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本記事ではSBI証券がiDeCoで設定した新プラン『セレクトプラン』について書いてきました。

今までファンド選びにモヤモヤしながら積立てしていたiDeCoですが、これでスッキリしそうです。

あと、ついでにサイトの構成も変更して欲しいですね。

SBI関連のサイトは使いづらく、慣れてないと得たい情報に、なかなか辿り着かないので、もっとシンプルで分かりやすくして欲しいです。

 

楽天証券のポイントサービスの威力で投資家の流出が進みそうなSBI証券ですが、これでiDeCoの加入者は増えそうです。

 

今日も『Boyang Journal』に来ていただきありがとうございます!

 

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