どうも、ぼーやんぐです。
つみたてNISAがはじまったり、老後2,000万円問題が起こるなど、今まで以上に投資に注目が集まっています。
しかし、はじめたは良いものの長続きする人は意外と少ないようです。
今回はインデックス投資を成功させる秘訣を考えていこうと思います。
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インデックス投資ってなに?と思った方は下記を参考にしてください。
インデックス投資成功の3つの鍵
インデックス投資を成功させる鍵は下記の3つです。
- 世界中の株式に分散して投資をする
- なるべくコストの低いファンドに投資する
- 何があっても継続すること
他にも成功の秘訣はあると思いますがこれさえ守れば大ゴケすることはないでしょう。
1つづつ解説してきますね。
世界中の株式に分散して投資をする
国も企業と同じで栄枯盛衰を繰り返しています。
ここ数十年は米国が世界の覇権国家として君臨していますが、これが一生続くとは限りません。
実際に中国やインドなどの新興国が大きな力をつけてきています。
そのため、一国や一部の地域に集中投資することはリスクを高めることになります。
【関連記事】【2050年の世界予測】中国、インドが米国を抜いて世界の経済大国になる
日本のバブル崩壊が良い例ですね。
バブル崩壊前の日本の時価総額は米国の1.5倍になり、世界の株式時価総額の45%を占めていました。
株価も急激に上昇していたため、日本の株式に投資していた方も多いと思います。
しかし、バブル崩壊後は成長がストップし、株価も低迷を続け、失われた30年とも言われており、30年間投資をしていても、ほとんどリターンが得られなかったことになります。
【関連記事】インデックス投資で30年運用しても元本割れすることがある。元本割れしない方法とは?
米国もこの先、経済が停滞し20年、30年と株価が上昇しなくなることがあるかもしれません。
そうした場合に積立を続けることができますか?
できる人はかなり少ないと思います。
ぼーやんぐも米国株式を中心に積立していますが、20年続けて資産が増えなかったら、途中でやめるかもしれません。
将来どの国が栄えて、どの国が衰退するかは正確に予想することは困難です。
そのため世界に分散投資をしておけば、一国の衰退リスクを回避できますし、発展する国の恩恵も得ることができます。
インデックス投資は長期間になることが前提のため、世界の勢力図が変わっても、耐えられる資産配分で投資することが大切です。
今では1つのファンドで世界中の株式に投資できるので、手間もかからず便利です。
なるべくコストの低いファンドに投資する
投資信託は保有しているだけで、365日間毎日信託報酬を取られています。
投資をはじめたばかりの時は、月末に請求がくるのかな?と思ってました...
毎日の基準価格の変動時に信託報酬を差し引いて計算されていますので、後から請求は無いので安心してください(笑)
ということはコストが低ければ低いほどファンドのリターンが高くなるということですね。
特にインデックスファンドの場合、同じベンチマークを採用していれば基本的に同じリターンとなるため、コストでしか差がつきません。
そのため、インデックス投資家はファンドの信託報酬引き下げに歓喜するんです。
『信託報酬引き下げ=リターンが増える』ですからね。
例えば毎月3万円を年率3%(信託報酬込み)で30年間運用できた場合、1,740万円になります。(元本1,080万円)
もし信託報酬が0.2%高いファンドで運用してしまった場合、リターンが0.2%押し下げられ2.8%のリターンとなります。
その場合、1,683万円とたった0.2%にも関わらず約60万円も減ってしまいます。
(出典:新生銀行)
短期間なら、0.2%は大したことないです。
でも20年、30年と長期投資になればなるほど、信託報酬のダメージは大きくなります。
アクティブファンドの多くがインデックスファンドに負けているのもコストが大きな原因なんですよね。
ここ2~3年で投資信託、特にインデックスファンドの信託報酬は急激に下がってきており、投資家にとっては非常に良い環境となっています。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスなど0.1%を切るファンドも出てきています。
【関連記事】eMAXIS Slim先進国株式インデックス、ニッセイに対抗して信託報酬0.0999%に引き下げ!
ただ、信託報酬が低いからと無闇に投資するのは危険です。
純資産総額の大きさや、資金流出入も確認した上で投資することは大切です。
インデックス投資は継続が全て
最後に一番大切なことです。
投資は継続が全てです。
市場にいる期間が長いほど成功する確率は高くなります。
インデックス投資は『世界の経済発展+複利の力』を利用して資産を拡大していく方法です。
そのため、数年間の投資では大きな成果は出ないでしょう。
現にぼーやんぐもインデックス投資をはじめて間も無く2年が経ちますが、年率5%ほどのリターンでしたので、微々たる含み益があるだけです。
株価が大きく下落すればすぐに含み損になります。
バフェットが『ゆっくりお金持ちになりたい人なんていない』と言うように、人は想像以上にせっかちで、目先の結果を期待してしまいます。
しかし10年間はほとんど成果はないと言って良いでしょう。
例えば積立投資で毎月3万円を10年間続け、年利3%で運用できた場合、元本360万円に対して約59万円の含み益しかありません。
しかし20年続けた場合、元本720万円に対して、約263万円もの含み益が出ていることになります。
投資額は2倍ですが、含み益は4倍以上となっています。
しかも、30年続けたら元本1,080万に対して、約660万円の含み益にもなります。
複利の力はすごいですね。
もちろんその間に暴落があったり、長期間停滞することもあるでしょう。
しかし、世界の人口が増え、経済発展が続く限り、インデックス投資を続けていれば、いずれは報われるはずです。
これからインデックス投資をはじめる方は20年間は儲からないと諦めた方がいいですね。
でも20年間続ければ、そこからは一気に資産は拡大していくはずです。
時間はかかりますが、継続していけば必ず成果はついてくるはずです。
何があっても続けることがすごく大切なんです。
さいごに
今回はインデックス投資を成功させる秘訣を考えてきました。
世界分散と低コストファンドを選択することは簡単です。
でも続けることって意外と難しいんですよね。
株価が下がり、自分の資産がどんどん減っていくのを見ると、投資なんてやらなければ良かったと悲しい気持ちになりますしね。
でも世界が破滅的なことが起きない限り今後も経済は発展してはずです。
目先の株価に左右されることなく、積立投資を続ければいずれは花が咲くでしょう。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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