どうも、ぼーやんぐです。
低コストでおなじみのeMAXIS Slimシリーズより先進国株式インデックスの信託報酬が間も無く引き下げられます。
早速詳細を確認していきましょう。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬が引き下げ!
2019年12月4日にeMAXIS Slimシリーズを運用する三菱UFJ国際投信よりeMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬が引き下げられることが発表されました。
今回の信託報酬引き下げはSBI・先進国株式インデックス・ファンドが12月18日に信託報酬を引き下げたための対抗引き下げとなります。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスの今までの信託報酬は0.0999%(税抜)とニッセイ外国株式と並んで、同資産クラスの中で際低コストでした。
しかし、SBI・先進国株式インデックス・ファンドが0.0965%(税抜)に信託報酬を引き下げたため、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも対抗して0.0965%(税抜)に引き下げることになりました。
eMAXIS Slim 先進国株式は12月28日からの引き下げになります。
税抜きの信託報酬では同一コストに並んだことになりますが、SBI先進国は投資対象が外国籍ETFのため、税込みのコストの場合は少しだけSBI先進国の方が低いことになります。
税込みの場合は下記になります。
eMAXIS Slim先進国 0.10615%(税込)
SBI先進国 0.1027%(税込)
0.00345%だけSBI先進国の方がコストが低いことになります。
でも100万円投資しても1年間でたった34.5円しか変わらないので、気にする必要はないでしょう。
先進国株式に投資するならeMAXIS Slim 先進国株式インデックスで決まり
僅かですが信託報酬はSBI先進国の方が低いですが、eMAXIS Slimシリーズは純資産総額に応じて信託報酬を引き下げる方法を取っています。
下記のように純資産総額が増えるにつれ、信託報酬が下がることになります。
500億円以下の部分 0.0965%(税抜)
500億円~1,000億円の部分 0.0932%(税抜)
1,000億円以上の部分 0.0899%(税抜)
12月21日時点で730億円を超えているので、すでに約230億円部分は0.0932%の信託報酬となっています。
1,000億円を超えるのも時間の問題なので、結局eMAXIS Slim先進国の方が低コストで運用ができるということになります。
また、SBI先進国の純資産総額は17.2億円(12月21日時点)しかありません。
途中償還の心配もあることを考えると、SBI先進国への投資は普通に考えると避けた方が良いでしょう。
結局はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスに投資することが最適なのかなとぼーやんぐは思います。
さいごに
今回はeMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬引き下げについて書いてきました。
前回の引き下げで0.0999%(税抜)になった時は、しばらくは信託報酬の引き下げが起きないと思ってましたが、1年も経たないうちにまた引き下げとなりました。
どこまで下がるのか...投資家としては嬉しい反面、ファンドの運営面で影響がないかは心配ではありますね。
インデックス投資は20年30年先を見据えて投資しているため、ファンドも長期間継続出来るよう、安定した運用を心がけて欲しいですね。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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