どうも、ぼーやんぐです。
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットがテレビ番組に出演した際、こんなことを言っていました。
『ゆっくりとお金持ちになるのは簡単です。
しかし、すぐにお金持ちになるのは簡単なことではありません。』
お金持ちになるのは簡単!?と思った方も多いと思います。
今回は簡単にお金持ちになる方法を書いていこうと思います。
すぐにお金持ちになるのは非常に難しい
誰もがお金持ちになりたいのに、お金持ちになるのは簡単なんてあり得ないと思いますよね。
でも、1つ言えることは、多くの人は『今すぐ』にお金持ちになりたいと思っているんですよね。
バフェットが言う様に今すぐお金持ちになるのは非常に難しいです。
普通のサラリーマンが今すぐお金持ちになる方法は、宝くじやギャンブルなどで一攫千金を狙うくらいしかないですよね。
だから、宝くじ売り場に長蛇の列ができていたり、朝一からパチンコ屋に並んでいる人がいるんです。
でもこの方法でお金持ちになれる確率は非常に低いです。
宝くじで1等が当たる確率は1,000万分の1とも言われており、雷に打たれる確率よりもはるかに低く、宝くじに当たるよりも先に死んでしまう確率のが高いんですよね。
また、投資のおいても早くお金持ちになりたいがために、リスクの高い銘柄に集中投資をしたり、自分の器以上の信用取引を利用している人がいます。
しかし、投資に失敗をすれば資産は大きく目減りしますし、信用取引を利用していれば借金を抱えていまう場合もあります。
一度は上手くいったとしても、継続して成功させることは、至難の技です。
今すぐお金持ちになることは非常に難しいんです。
でもゆっくり時間をかければ誰でもお金持ちになれる可能性はあります。
お金持ちになるには、まずは節約が大切
バフェットの『ゆっくりとお金持ちになるの簡単』と言う発言には前置きがあります。
『一番大きな間違いは、正しい節約の習慣を早いうちに学ばないこと』と発言しています。
バフェットは経済誌『Forbes(フォーブス)』2019年度の世界の億万長者ランキングで3位となっており、約10兆円ほどの資産を保有しています。
しかし、バフェットは未だに1956年に3万1500ドル(約350万円)で購入した家に住んでいます。
車もキャデラックのXTSという大衆車に乗っていますし、クレジットカードも通常のアメックスを使用している様です。
いくら収入が多くても消費や浪費が多ければ、お金持ちになることはできません。
しかし、節約の習慣があれば、少しづつでも資産を増やしていくことができ、いずれはお金持ちになることができます。
ゆっくり時間をかければ誰でもお金持ちになれる
節約はお金持ちになる第一歩ということが分かりましたね。
ただ、節約だけではお金持ちになるのには、かなり長い時間がかかってしまいます。
ではどうすれば良いのか?
節約した資金を株式に投資することでお金持ちになるスピードを少しだけ早めることができます。
バフェットは11歳から株式投資をしており、たった1代で資産を10兆円にまで築き上げました。
凡人には真似できない投資スタイルかと思いきや、割安な優良銘柄を長期保有するという、いたってシンプルな投資方法です。
でも、銘柄選定など間違えば長期投資をしても、資産は減ってしまう可能性もあります。
そこで、バフェットが推奨しているのが『S&P500』への投資です。
S&P500は米国の証券取引所に上場されている米国を代表する500銘柄で構成された株式指数です。
米国市場の約80%をカバーしており、米国株式としては『NYダウ』と並ぶ代表的な指数となっています。
バフェットがS&P500を推奨するのはパフォーンスが優れているということが1番の理由だと思います。
過去30年間で年率8.80%と十分すぎるほどのリターンを叩き出しています。(2019年9月末時点、配当込・円換算ベース)
では実際に年率8.80%で運用できた場合、どうなるのかシュミレーションしてみます。
まず、毎月3万円の積立投資を10年間続けた場合どうなったか?
元本360万円に対して、207万円増え、総額567万円になったことになります。
3万円の積立では10年ではお金持ちには慣れないですね。
次に同じ条件で30年間積立した場合どうなったのか?
元本1,080万円に対して、3,870万円も増え、総額4,950万円にもなったことになるんです。
元本が5倍弱にまで増えているんです。
毎月たったの3万円の積立でも30年間続ければ約5,000万円にまで増え、お金持ちになれるんです。
(シュミレーション:新生銀行)
銘柄も選定せずに、ただS&P500に毎月3万円を積立投資するだけなら、誰でも実践可能ですよね。
バフェットが言う様にゆっくりとお金持ちになるのは意外と簡単なんです。
S&P500に投資する方法
では実際にS&P500に投資するにはどうしたら良いのか?
米国の株式を買うのは難しそうですよね。
でも今は国内の投資信託を利用して簡単に投資することが可能なんです。
しかもつみたてNISAを利用すれば一定額まで非課税にもなります。
具体的に2ファンドを紹介します。
1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
1つ目は低コストで人気のeMAXIS Slimシリーズから出ているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
eMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準のコストを目指し続ける』というコンセプトを掲げているため、投資家は常に低コストで運用することができます。
2018年7月3日に運用開始され、今では純資産総額300億円を超えるまでに成長しています。
資金流入も徐々に増えており、今後も安定した運用が期待できます。
信託報酬は2019年11月11日までは0.15%(税抜)ですが、12日より信託報酬の引き下げが行われ0.088%(税抜)という激安コストになります。
米国ETFに投資するコストとの差も小さくなってきているため、国内投信でも十分だと思います。
2. SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
2つ目は2019年9月26日に設定されたばかりのSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドです。
楽天×バンガードシリーズがあるにも関わらず、SBIまでもがバンガード社とのコラボファンドを作るとは思いませんでしたね。
さらに驚いたのは信託報酬の低さで、0.088%(税抜)と国内投信最安コストで設定されました。
ちなみに投資対象となっているバンガード社が運用するETF『VOO』は0.03%のコストです。
eMAXIS Slim米国株式はSBI・バンガードに追随する形で0.088%に引き下げた形になります。
まだ1ヶ月ほどしか運用されていませんが、純資産総額は33億円となっており、9月だけでも17億円の流入があります。
今後、eMAXIS Slim米国株式と熾烈な争いが繰り広げられそうですね。
上記のどちらかに投資しておけば、間違えないでしょう。
ぼーやんぐもeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資を継続しており、つみたてNISAの85%を占めています。
ただ、注意点として、今後もS&P500が年率8.8%のリターンを上げていくのは難しくなると言われています。
世界経済がここまで発展したため、どうしても成長は鈍化してしまいます。
過度な期待はせずに年率5%くらいを想定しておいた方が良いでしょう。
さいごに
今回はゆっくりとお金持ちになる方法について書いてきました。
多くの人は今すぐお金持ちになりたいがために、ギャンブルだったり投機に走ってしまいます。
そのため、いつまで経ってもお金持ちになることができません。
しかし、バフェットの言葉通り、ゆっくりとなら誰でもお金持ちになれる可能性は十分にあります。
しかもS&P500に投資するだけという非常に簡単な方法で実現可能です。
今では国内投信で低コストで投資ができますしね。
将来、お金の不安をなるべく無くしたいという方には、この投資方法は最適だと思います。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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