ソーシャルレンディングとは。初心者が始める前に知っておくべきこと。

f:id:bo-yang:20180512062100j:plain

どうも、ぼーやんぐです。

ソーシャルレンディングの最大の魅力が入金したら何もする事がないので、完全なほったらかし投資が出来ることです。

まだ、マイナーな投資方法なので、今回はソーシャルレンディングの基本的なことについて書いていこうと思います。 

 

 

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業と、お金を運用して増やしたい投資家を結びつけるサービスです。

ソーシャルレンディング運営会社がインターネット上で個人投資家から小口のお金を集め、そのお金を企業に融資する仕組みです。

f:id:bo-yang:20180512070751j:plain

 

利益の仕組み

借り手がお金を借りる時に利子が発生しますね。

その利子がソーシャルレンディング会社と投資家の利益になります。

例えば、ある企業が新規事業を立ち上げるために利子10%で1000万円借りたとします。

返済額は総額1100万円になり、利子分の100万円のうち50万円をソーシャルレンディング会社の利益に、残り50万円は投資家に分配されます。

そのため、利回りの高い案件は返済時に利子が高くなるため、貸倒や返済遅延などリスクが高まる事になります。 

 

日本でのソーシャルレンディングの歴史

2008年にmaneoという会社が初めてサービスを開始しました。

当初は個人向けの事業でしたが、貸し倒れが多く頓挫してしまいました。

その後、企業向けに切り替え事業が拡大しました。2011年にSBIソーシャルレンディング、2013年にクラウドバンクがサービスを開始など、そこから続々と新しい会社が参入して、今では20社以上あります。

ソーシャルレンディングの拡大の要因は、2008年に起きたリーマンショックにより、中小企業や個人が銀行からお金を借りる際の審査が厳しくなった事に起因していると言われています。

市場規模も勢いよく拡大してきており、2014年には143億円程度でしたが、2017年には1300億円以上になってます。 

 

 

 案件の種類と利回り

1番多いのは不動産で、国内だけでなく海外の案件なども多数あり、不動産に特化したソーシャルレンディング会社もあります。その他に中小企業への融資やエネルギー(太陽光発電や風力発電etc..)など様々な案件が出てきています。

投資額は1万円から投資出来る案件もあり、気軽に始める事ができます。利回りは案件によっても異なりますが5~8%くらいの案件が多いです。中には12%と非常に高利回りな案件もあります。投資期間も案件によって異なり、1ヶ月の短期から2年の長期なものまで幅広いです。

 

メリットとデメリット

メリット

・利回り5%以上の案件が多く高利回りで投資が出来る。

・1万円から少額投資が可能。

・毎月の分配金が出る案件が多い。

・相場などを見る必要がない為、時間をかけずに投資出来る。

 

少額で高利回りの投資が出来るのが1番のメリットですね。

また、投資をしてしまえば、何もする事がないので、株のように相場を見る必要もなく、時間をかけずに投資が出来ますで兼業投資家にとっては投資しやすい方法の1つになります。

毎月分配金が出る案件も多いのも嬉しいポイントです。

個人的には毎月分配型の投資信託を買うよりは、ソーシャルレンディングに投資した方は良いと思います。

 

デメリット

・元本保証ではない。貸倒のリスクがある。

・途中で解約出来ない。

・具体的な投資先が分からない。

・ソーシャルレンディング会社自身の倒産、不正。

 

基本的に元本保証でない為、貸倒や遅延が起きるリスクはあります。

遅延が起きたから解約したいと思っても途中解約が出来ませんので、余裕資金で投資する事が必須です。

企業への融資での貸倒はあまり無いですが、遅延はちらほらと発生してます。

ソーシャルレンディング会社自身の倒産に関しては、基本的に顧客資産として投資資金は分別管理されているので問題はないはずですが、全額戻ってこない可能性もあると思います。

また、不正も頻繁に起きており、行政処分を受けている会社もあるので、口座開設する会社の情報は念入りに調べる事が重要です。

 

 

 主なソーシャルレンディング会社

maneo

2008年に日本で初めてソーシャルレンディングのサービスを開始した会社。業界シェアNO1で上場企業"GMOグループ"とも提携してます。案件数も多く、最大手なので安心感があります。

 

SBIソーシャルレンディング

2011年にサービス開始。SBIグループの100%子会社。 案件が少なく、利回りも他社と比べると低めですが、安心感があります。

 

クラウドバンク

2013年にサービス開始。日本クラウド証券が運営している会社。証券会社が運営していますので、信頼性は高いと思います。

 

クラウドクレジット

2014年にサービス開始。伊藤忠商事が出資をしています。新興国を中心とした海外に特化した会社です。

 

まとめ

ぼーやんぐは2018年3月から投資を始めて、現在maneo(20万円)、SBIソーシャルレンディング(10万円)、クラウドバンク(30万円)に合わせて60万円を投資してます。

これで毎月約2000円ちょいの分配金を得れます。

株や投資信託と違い毎日の値動きを気にしたり、売買のタイミングを考えたりしなくてもいいので、時間をかける事なく楽ちんに投資出来ますね。

分配金は投資信託かソーシャルレンディングに再投資して複利の恩恵も得ていく予定です。

これで不労所得を得れますね。

ただ、リスクもあるのでこれからは注意しながら続けていこうと思います。

これから始める方も最悪無くなっても生活に困らないお金で、分散しながら始める事をお勧めします。

 

次回のブログではファンドを選び基準を書いていますので、是非参考にして見てください。

  

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

ブログランキングに参加していますので、応援頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ