どうも、ぼーやんぐです。
増税や年金問題で資産運用に興味を持つ人が増えてきています。
ただ、資産運用といっても様々な方法があり、もし失敗すれば、せっかく貯めた貯金も大きく減ってしまいます。
そのため、なるべくリスクを抑えた運用が求められます。
そうなるとインデックス投資がベストな選択になってきます。
今回は投資初心者が1,000万円の貯金で、資産運用をするインデックス投資がおすすめな理由を書いていきます。
投資初心者が1,000万円を投資するならインデックス投資
効率よく運用するなら株式投資
1,000万円を元手に資産運用をはじめる場合、様々な投資方法があります。
- 株式
- 債券
- 不動産
- FX
- 仮想通貨
- 金(ゴールド)
- 太陽光発電
などなど1,000万円もあると、ほぼどんな金融商品にでも投資することができます。
そんな中で、やはり一番効率よく、なおかつ確実に資産を増やせるのは『株式投資』です。
お金持ちの多くが『株式』で資産を築いていることからも、株式投資が資産運用の柱となることは間違えありません。
株式投資のメリット
株式投資にはどんなメリットがあるのか?
3つの大きなメリットがあります。
1つ目は保有しているだけで、配当金や優待が貰えるということです。
株式を買って保有しているだけで、企業が出した利益の一部を配当金や優待という形で受け取ることができます。
投資している企業が利益を出し続ければ、保有している限り配当金や優待を貰うことが可能です。
2つ目は売却益を狙えることです。
株式は企業の業績によって価値が決まります。
そのため企業の業績がよければ、株価は上昇します。
株価が買った時点よりも上昇したときに売却すれば、その差額分が利益となります。
もちろん下落するリスクもあるので、注意は必要です。
3つ目はインフレに強いことです。
インフレは『物の値段が上昇すること』です。
インフレが起きて物価が上昇することは、現金の価値が低くなることになります。
例えば、今まで1万円で買えたシャツが1万2,000円に値上がりすれば、現金の価値が小さくなり、シャツの価値が上がったことになります。
世の中は通常、緩やかにインフレが起きています。
そのため、現金でずっと保有していれば、どんどん価値は減っていきますね。
しかし、株式はインフレとともに株価も上昇していく性質があります。
物価が上昇することは、企業の売り上げも増えるからです。
そのため、株式で保有することで、資産の目減りを防ぐことができます。
個別株はリスクも高く、手間もかかる
株式投資には大きなメリットがありますが、その反面デメリットもあります。
初心者にとって大きなデメリットは企業分析や決算書を見る力が必要なことです。
投資する1つ1つの企業を分析したり、決算書を確認する必要がありますので、非常に手間もかかります。
企業分析を見間違えれば株価が大きく下落するリスクもあります。
また、多くの企業の株式を保有することはリスクの分散になる反面、管理が非常に大変です。
そのため初心者にはハードルが高いですし、あまり投資に時間をかけたくない方には不向きです。
株式投資初心者はインデックス投資が最適
株式投資はハードルが高いから諦めたくなりますよね。
でも、そんなデメリットを解消をしてくれるのが、インデックス投資です。
少額から投資ができますし、数百~数千の企業に簡単に分散投資ができます。
しかも企業分析や決算書を確認する必要もありません。
リスクも抑えながら運用できますし、手間や時間もまったく掛からないんです。
そのため、株式投資をはじめる初心者にピッタリな投資方法です。
事項ではもう少し詳しくインデックス投資がなぜ最適なのか書いてきますね。
インデックス投資とは?
『株式指数に沿った運用を目指す投資方法』です。
株式指数とはニュース番組の最後の方でよく見る『日経平均株価』や『ニューヨークダウ』といったアレです。
指数は複数の企業の株価を独自の計算方法で数値化したものなんです。
日経平均株価なら日本を代表する企業225社の株価を数値化したものになります。
インデックス投資はその指数と全く同じ運用成績を目指す方法なんです。
もっと詳しいことは下記の記事を参考にしてください。
インデックス投資が初心者にとって最適な理由
インデックス投資は先述した通り、少ない資金で投資がはじめれますし、手間や時間もほとんどかかりません。
その他にも最適な理由はたくさんありますが、その中でも特に大きな理由を2つ紹介します。
インデックス投資には経験の差や技術は運用成績に影響しない
インデックス投資は指数に沿った運用成績を目指す方法です。
そのため、同じ指数に連動したファンドに投資していれば、投資のプロでも初心者でも、運用成績はほぼ同じになります。
そのため、初心者が少ない知識ではじめても大きく負けることがないので、安心してはじめることができます。
逆に個別株は銘柄の選定力や売買の時期が大きな鍵を握ります。
そのため、投資家によって成績はマチマチですし、失敗して資産を無くしてしまう方もいます。
個別株に投資をしている8~9割の人は負けているというデータもあるくらいなので、リスクが高く、初心者にはハードルが高いんですよね。
インデックス投資は資産を増やすのに時間はかかりますが、長期間続けることで高確率で資産運用を成功させる方法と言えます。
ファンドを選択する基準が分かりやすい
インデックス投資をするとき、どのファンドに投資をするのか決める必要があります。
でも資産配分さえ決まっていれば、非常に分かりやすい基準で決めることができるので、数字が苦手な人でも大丈夫です。
下記の4つを満たしていたら、失敗することはほぼないでしょう。
- 信託報酬の低いファンドを選ぶ(類似ファンドと比較して)
- 純資産総額がなるべく大きいファンドを選ぶ(最低100億円は欲しい)
- 安定した資金流出入があるファンドを選ぶ
- つみたてNISA対象ファンドから選ぶ
たったこれだけなので、初心者でも簡単に決めることができますね。
個人的にはeMAXIS Slimシリーズのファンドを選べば間違えないと思っています。
いろんな投資方法を試してみるのが良い
ぼーやんぐは本格的に投資をはじめてまだ2年です。
インデックス投資に行き着く前にはブラジル国債に投資したり、個別株、ソーシャルレンディングなども試してみました。
結局、その中でインデックス投資が自分の性格に1番あっていたので、継続できているんですよね。
ぼーやんぐがインデックス投資に絞った理由はライザップの暴落が大きいですね。
投資をはじめて、2~3ヶ月がたった2017年11月くらいに個別株でライザップの株を購入しました。
ちょうどCMが話題になったり、M&Aを連発している時期で絶好調な時でしたね。
そのため株価もぐんぐんと上昇し、株を買ってからたった2週間ほどで投資金が1.5倍にまで増えたんですよね。
ぼーやんぐも調子に乗ってしまい、さらに買い増しをしました。
そしたら数日後に大暴落が起き、確か1日で700~800円くらい下落したんですよね。
2017年後半の長い長い陰線...今でも忘れられませんね。
(チャート:SBI証券)
暴落の日も株価は上がっており、ウキウキしながら株価をチェックしていたら大引け直前に急に下落をはじたんですよね。
急いでトイレに駆け込みましたが、値動きが激しすぎて、どうする事もできませんでした。
はじめて大きな含み損を抱え、その日は手が震えて仕事になりませんでしたね。
結局、次の日に反発したところで運良く売りぬけることができたので、大事には至りませんでした。
ただ、こんなことは2度と経験したくないと思い、本格的にインデックス投資で資産運用をすることを決めたんですよね。
投資で一喜一憂するのは性格にあっていなかったようです。
なので、最初はいろんな投資を試してみるのが良いと思います。
そうすることで、自分にはどの投資方法が一番あっているのか分かりますし、リスク許容度も把握できます。
投資は平常心で、心穏やかに続けれる方法を選ぶことが大切だとぼーやんは思いますね。
さいごに
今回は投資初心者が1,000万円を投資するならどんな方法が良いのか書いてきました。
初心者の方はなるべくリスクを抑えた運用をすることが大切です。
毎日のように大きな値動きがあると疲れちゃいますからね。
また、仕事や子育て、家事など自分の時間が取りにくいにも関わらず、さらに投資で時間を消費するのは辛いです。
運用成績も資産配分さえ間違えなければ、大差はでないですし、ファンドを選ぶのも難しくありません。
リスクも分散されていて、投資に手間や時間の掛からないインデックス投資は多くの方にとって最適な投資方法になると思います。
しかも1,000万円という大きな金額ではじめる場合はなおさらですね。
短期間では資産は大きく増やせませんが、20年30年かけて投資を続ければ1,000万円が2倍の2,000万円にする事も十分可能です。
投資方法を迷っている方はぜひインデックス投資を試してください。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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