【フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの分析】出口戦略を自動化できるファンド

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どうも、ぼーやんぐです。

投資をする際に出口戦略を考えてから投資していますか?

まだまだ先の場合、全く考えれないですよね。

 

今回紹介するファンドは出口戦略までも自動で行ってくれるファンドなんです。

最初から最後までリバランスや比率変更をせずに出口まで投資できるのは非常に便利ですよね。

積立の自動設定をしたらもうやることがないくらいです。

では、どんなファンドなのか詳細見ていきます。

 

 出口戦略とは?

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出口戦略とは金融商品を売却して利益を確定させることを言います。

子どもの教育資金が必要になった時や、リタイア後に収入が途絶えた時に必要になってきますね。

 

ではどんな方法があるのでしょうか?

大きく分けて2つになります。

1つは一括で売却、もう1つは必要な分だけを少しづつ売却していく方法です。

それぞれメリットとデメリットがあります。

一括売却のメリットは現時点での損益を確定できることが最大のメリットです。

この先暴落が起きた時に資産の減少を避けることが出来ます。

それとは逆に市場が値上がりを続けていけば、機会損失になるというデメリットもあります。

必要な分だけを売却する方法はその逆になりますね。

途中で暴落が起きれば資産が大きく目減りしてしまい、元に戻るのに数年はかかってしまいます。

最悪、取り崩す時に損をしている可能性もあります。

その反面、市場に残って運用を続けれることで、資産を増やすことが出来ます。

また、必要な分だけ売る方法でSBI証券の定期売却というサービスも1つの選択肢になりえます。

詳細は下の記事を参照にしてください。

 

 

 フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの仕組み。

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2つの売却方法があり、それぞれメリットとデメリットがあることが分かりました。

どちらが最適かは、市場次第なところもあり、何が正解なのかは結果が出てみないと分からないです。

ただ、教育資金にしてもリタイア後の資金にしても必ず必要なお金になるので、なるべくリスクの小さい方法を選択したいですよね。

 

では出口戦略を自動で行なってくれるフィデリティ・ターゲット・デート・ファンドはどんな仕組みなのか見ていきます。

下記は『フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド2060』の運用計画図です。

『2060』というのは2060年をターゲットイヤー(出口)として運用していくファンドという意味です。f:id:bo-yang:20181003065748p:plain(出展:フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド2060目論見書)

最大の特徴は出口に向けて株式の比率が段々と下がっていき、逆に債券の比率が増えてくることです。

そして2060年を超えると全て国内短期債券に移行され、償還されるという仕組みになっています。

 

1番のメリットは通常のバランスファンドと違い、自動的に比率が変更されていくことです。

そして出口が近づくにつれてリスクも小さくなっていきます。

比率変更を自動でやってくれるので手間がかからないですし、課税を後回しに出来る点も魅力です。

このシリーズでは2030,2040,2050,2060と4つのターゲットイヤーでファンドが運用されていますので、自分にあった出口の年を選べるのも嬉しいポイントです。

 

ファンドの基本情報

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では実際に長期で投資しても大丈夫なのか見ていきます。

 

同ファンドはベーシック(インデックス)とアクティブの2つのタイプがあり、ターゲットイヤーによって微妙に投資比率やコストが異なります。

今回は新規設定されたばかりの『2060のベーシック』で情報を確認していきます。

 

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド2060

2018年9月26日に新規設定されたばかりのファンドになります。

新規設定時の投資バランスは株式100%で、先進国70%新興国15%、国内15%となっており世界の時価総額に近い投資比率になっています。

 

運用はファンド・オブ・ファンズ方式になっており、様々な投資信託に分散投資されています。

下記は『ベーシック』の投資対象ファンドとそのベンチマークの一覧になります。

フィデリティの商品がほとんどですが、債券の一部にはバンガードのETFも組入されています。

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(出展:フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060目論見書)

 

次に気になるコストです。

買付手数料は販売会社によって異なりますが、SBI証券の場合はなしです。(対面の場合2.16%かかります。)

信託財産保留額もなしです。

信託報酬は0.36%~0.38%ですが、2050年以降は0.32%~0.36%、2059年以降は0.13%~0.20%となり、債券の組入比率が増えてくると、コストも安くなる良心的な仕組みとなっています。

ちなみに『アクティブ』は新規設定から2040年までは1.42%~1.56%と非常に高コストとなっています。

 

 

投資しても大丈夫?

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個人的には『ベーシック(インデックス)』は投資に時間をかけたくない方にはオススメしたいくらいのファンドですね。

今まで『比率が変わるファンドが有ったら便利なのに』と思ってましたが、実際にありました。

通常のバランスファンドだと比率の変更が出来ないので、出口に近づいた時にリスクを小さくすることが出来ません。

もしするなら、売却して現金比率を上げるか、別で債券ファンドに投資をするしかないです。

それを自動でやってくれるだけでも、メリットは大きいと思います。

またコストも、想像していたよりもだいぶ安いので、長期運用でも気になるほどではないです。

『アクティブ』に関しては非常に高いコストになっていますので、あまりオススメ出来ないです。

 

1つ注意したいのは資金が集まるかどうかですね。

同シリーズの『2050』は2014年10月から運用されており、ちょうど4年を迎えます。

しかし純資産総額が未だ5億円弱です。

知名度が低いのか、人気がないんですよね。

ファンド・オブ・ファンズ方式なので、純資産総額が小さくても、運用自体には問題ないと思いますが、償還リスクはつきまとうので注意が必要です。

 

個人的には投資は『あり』ですが、償還だけには注意してください。

 

まとめ

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  最後に同ファンドのおさらいです。

  1. 1本で国内外の株式に投資が出来る
  2. 自動的に比率変更、リバランスが行われる。
  3. 出口に向けてリスクが小さくなっていく。
  4. コストが安い。
  5. 投資に時間をかけなくてもいい。
  6. 純資産総額が少なく償還リスクがある。

上記の条件を踏まえて投資をするべきか検討したいですね。

 

どうも、ぼーやんぐでした。

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