どうも、ぼーやんぐです。
たわらノーロードシリーズからニュースが届きました。
先進国株式とバランス(8資産均等型)の信託報酬が最低水準に引き下げということです。
早速詳細を確認していきます。
たわらノーロード先進国株式、バランス(8資産均等型)の信託報酬が引き下げ!
2019年9月13日にたわらノーロードシリーズを運用するアセットマネジメントone(株)から信託報酬引き下げのニュースが飛び出しました。
信託報酬の引き下げが行われるのは下記の2ファンドです。
- たわらノーロード先進国株式
- たわらノーロードバランス(8資産均等型)
引き下げ後のコストは下記の通りになります。
ファンド名 | 変更前(税抜) | 変更後(税抜) |
たわら先進国株式 | 0.20% | 0.0999% |
たわらバランス | 0.22% | 0.14% |
信託報酬の引き下げは2019年10月1日から適応されますので、ここに+消費税10%がかります。
今回の信託報酬引き下げで、類似ファンド最低水準のコストとなります。
そのため2ファンドともにeMAXIS Slimシリーズ、ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズと並ぶことになります。
【関連記事】〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬0.0999%に!!!
eMAXIS Slimとニッセイとの比較
3ファンドの純資産総額を比較していきます。
先進国株式はニッセイが圧倒的に多くの資金を集めていますね。
しかも毎月の資金流入額もニッセイが一番大きいので、今後この差は広がっていきそうです。
たわらノーロードは0.20%(税抜)の信託報酬でも388億円まで集まっているので、今回の引き下げで、資金流入が増えるのかは気になるところですね。
ファンド | 信託報酬(税抜) | 純資産総額 |
たわら先進国 | 0.0999% | 388億円 |
Slim先進国 | 0.0999% | 580億円 |
ニッセイ先進国 | 0.0999% | 1,354億円 |
バランスファンドではeMAXIS Slimの1人勝ち状態です。
ニッセイが信託報酬を引き下げても資金流入が大きく増えていないことを考えると、今回のたわらノーロードも効果が薄いでしょう。
ファンド | 信託報酬(税込) | 純資産総額 |
たわらバランス(8資産) | 0.14% | 45億円 |
Slimバランス(8資産) | 0.14% | 330億円 |
ニッセイバランス(4資産) | 0.14% | 41億円 |
(純資産総額は2019年9月13日時点です。)
たわらノーロードシリーズに再び注目が集まるのか?
eMAXIS Slimシリーズ中心に勃発していた信託報酬引き下げ合戦に参戦することなく静観していたたわらノーロードシリーズですが、ここにきて下げてきましたね。
まず7月22日に設定したたわらノーロード全世界株式ではeMAXIS Slim全世界株式の3ファンドよりも低い信託報酬を設定してきたので、正直驚きました。
【関連記事】【投信】たわらノーロード 全世界株式が7月22日に新規設定!
そして、第二弾として消費税10%になるタイミングで先進国株式とバランスの2ファンドの信託報酬引き下げです。
タイミングとしては完全に乗り遅れており、今更感がありますね(笑)
しかもeMAXIS Slimとニッセイと同じ信託報酬のため、インパクトも弱いです。
0.0001%でも低く設定すれば、もう少し注目されたかもしれないのになー...
eMAXIS Slimはすぐに追随してくるので、無駄な抵抗はしないということかもしれません。
結果的に今回の信託報酬引き下げで再び大きく注目されることは無さそうですね...
資金流入が急激に伸びる可能性は低いかなと思います。
さいごに
今回はたわらノーロード先進国株式、バランス(8資産均等型)の信託報酬が引き下げについて書いてきました。
とうとうたわらノーロードシリーズもコスト競争に参戦してきましたね。
ただ、現時点でeMAXIS Slimとニッセイにコストを合わせただけなのはインパクトが弱く、勢力図が大きく変わるほどではないです。
とはいえ、なるべく最低コストで投資をしたい投資家にとっては1つ選択肢が増えたことになります。
SBI・バンガード・S&P500が信託報酬0.09264%(税込)と驚きのコストで設定したきたことからも今後、国内投信の信託報酬はさらに下がっていきそうですね。
【関連記事】SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが9月26日に新規設定!
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
関連記事