【投信】たわらノーロード先進国株式の分析と競合ファンドとの比較をしました

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どうも、ぼーやんぐです。 

国内最大級の資産運用会社アセットマネジメントoneが運用しているたわらノーロードシリーズは低コストのインデックスファンドを多数運用しています。

しかし近年はeMAXIS Slimシリーズニッセイの購入・換金手数料なしシリーズに押され気味です。

今回はたわらノーロード先進国株式は投資対象としてどうか考えていこうと思います。

 

 

たわらノーロード先進国株式の基本情報

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たわらノーロード先進国株式は21015年12月18日に設定されたインデックス型のファンドです。

設定当時は低コストのインデックスファンドとして人気でした。

しかしeMAXIS Slim先進国株式ニッセイ外国株式インデックスファンドとのコスト競争に乗り遅れたのか、もしくは敢えて競争に参加してないのか分かりませんが、影が薄くなっています。

 

投資対象

投資対象は日本を除く先進国の株式です。

ベンチマークは日本で知名度の高いMSCIコクサイ・インデックスとなっており、eMAXIS Slim先進国株式やニッセイ外国株式インデックスファンドと同じです。

日本を除く先進国22カ国に上場する大型・中型株式約1,300銘柄で構成されており、市場の約85%をカバーしています。

 

MSCIコクサイ・インデックスの詳細は下記を参考にしてください。

www.boyang-boyang.com

 

国別構成比では米国が約65%と大部分を占めていますので、運用成績は米国経済の影響を強く受けることになります。

続いて英国、カナダ、フランスなど上位は北米と欧州勢が占めています。

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業種別構成比では1つの業種に大きく偏ることなく、幅広く分散されています。

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下記は2019年6月末時点での組入上位10銘柄です。

アメリカがほぼ独占しており、10位に唯一スイスのネスレが入っています。

マイクロソフトやアップル、アマゾン、フェイスブック、グーグルなど時代を牽引しているハイテク銘柄が目立ちます。

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(出典:たわらノーロード先進国株式月次レポート)

 

コスト

下記は2019年10月1日時点でのコストになります。

実質コストは2017年10月13日〜2018年10月12日に実際にかかったコストです。

買付手数料 なし
信託財産保留額 なし
信託報酬  0.0999%+消費税
実質コスト 0.251%

eMAXIS Slim先進国株式とニッセイ外国株式の信託報酬は0.0999%+消費税となっているので、2ファンドと比べるとたわらノーロード先進国株式は割高感を感じます。

たわらノーロード先進国株式もeMAXIS Slimとニッセイに対抗して信託報酬の引き下げを発表しました。

10月1日から2ファンドと同じ0.0999%となります。

www.boyang-boyang.com

 

販売会社

たわらノーロード先進国株式は全国の銀行や証券会社150社以上で取り扱いがあります。

低コストファンドですが、店舗型金融機関の窓口でも買うことができます。

ネット証券会社ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券などで購入可能です。

月次レポートに全取り扱い金融機関が記載されていますので、詳細を知りたい方は下記のURLから確認できます。

https://doc.wam.abic.co.jp/ap02rs/contents/pdf/4731B15C_m.pdf

 

つみたてNISA・iDeco

つみたてNISAの対象ファンドとなっていますので、毎年40万円までは非課税で投資することができます。

これから積立投資を始める場合は、まずつみたてNISAを使いきることから始めましょう。

 

iDeCoで投資する場合は、下記の金融機関で取り扱いをしています。

  • イオン銀行
  • ソニー生命保険
  • 第一生命保険
  • みずほ銀行
  • JAバンク
  • 楽天証券

 

 

たわらノーロード先進国株式の運用成績

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たわらノーロード先進国株式は設定から4年半以上が経過しています。

設定来の運用成績を確認していきます。

純資産総額と資金流出入

純資産総額は353億円(2019年6月末時点)となっており、低コストインデックスファンドの中では多くの資金を集めているファンドと言えます。

また、たわらノーロードシリーズの中でも一番多くの純資産総額を集めています。

 

資金流出入では毎月5~10億円程度の資金流入が安定して入ってきています。

2017年1月から一度も5億円の流入を下回っていないので、市場に一喜一憂することなく、長期投資目線で投資している方が多いのかもしれません。

 

 騰落率とチャート

 2019年6月末時点での騰落率は下記の通りになります。

全期間プラスとなっており、過去3年では50%近くなっており、非常に好調な市場だったことがわかります。

ベンチマークを少し下回っているのは信託報酬などコストの影響が大きいようです。

3年で2.3%程度の乖離となっています。

  たわら ベンチマーク
1ヶ月 3.57% 3.63%
3ヶ月 1.36% 1.50%
6ヶ月 15.14% 15.59%
1年 4.70% 5.20%
2年 14.07% 15.30%
3年 48.85% 51.16%

 

 チャートでは、2018年10月に最高値をつけたあと年末にかけて大きく下落しました。

しかし2019年に入ってから再び大きく上昇していますが、最高値を超えることはできていません。

米国が2020年までには景気後退期に入るとも予想されていますので、今後は不安定な動きが続き、下落トレンドに突入する可能性は高そうです。

f:id:bo-yang:20190716064728p:plain(出典:たわらノーロード先進国株式月次レポート) 

 

たわらノーロード先進国株式に投資するメリットはあるのか?

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たわらノーロード先進国株式に投資するメリットがあるのかeMAXIS Slim先進国株式ニッセイ外国株式インデックスファンドと比較していきます。

情報は2019年6月末時点になります。

信託報酬

  • eMAXIS Slim 先進国株式 0.0999% + 消費税
  • ニッセイ外国株式 0.0999% + 消費税
  • たわらノーロード先進国株式 0.2% + 消費税   → 0.0999% + 消費税

たわらノーロードが信託報酬の引き下げを行いますので、3ファンドともにコストの差はないです。

ただ、eMAXIS Slimシリーズは他社ファンドに追随して常に最低コストを維持しているので、コストで選ぶならeMAXIS Slimシリーズが良いでしょう。

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純資産総額

  • eMAXIS Slim 先進国株式 476億円(マザーファンド 3,215億円)
  • ニッセイ外国株式 1,235億円(マザーファンド 1,240億円)
  • たわらノーロード先進国株式 354億円(マザーファンド 2,927億円)

 ※マザーファンドの資産総額は運用報告書記載時のものになります。

純資産総額ではニッセイが圧倒的に多くの資金を集めています。

マザーファンドの純資産総額ではeMAXIS Slimとたわらノーロードが多くの資産を運用しています。

マザーファンドの資産が大きいので、たわらノーロードもコスト競争に参戦できる体力はあると言えます。

純資産総額で選ぶ場合は3ファンドともに多くの資産が集まっており、途中償還の心配も無いでしょう。

たわらとeMAXIS Slimはマザーファンドの資産が大きいので、より安定した運用が望めますね。

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トータルリターン(過去1年)

  • eMAXIS Slim 先進国株式 4.8%
  • ニッセイ外国株式 4.7%
  • たわらノーロード先進国株式 4.7%

トータルリターンではインデックスファンドのため、ほぼ同じになります。

ベンチマークの『MSCIコクサイ・インデックス(配当込み・円換算ベース)』は4.6%となっていますので、3ファンド共に少し上振れしていることになります。

差は微々たるものなので、乖離がないか定期的に確認はした方が良いでしょう。

 

以上3ファンドの比較をしてきました。

コストが3ファンド一緒になるので、現状どのファンドに投資しても良いのかなと思います。

ただ、ぼーやんぐなら『常に最低クラスの信託報酬を維持していること』、『マザーファンドの純資産総額が大きい』という2つの点でeMAXIS Slim先進国株式を選びますね。

eMAXIS Slim先進国株式の詳細については下記リンクにまとめています。

www.boyang-boyang.com

 

 

さいごに

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本記事ではたわらノーロード先進国株式について書いてきました。

たわらノーロードシリーズは低コストのインデックスファンドとして注目を集めてましたが、今となっては影が薄い存在になっています。

ただ、信託報酬の引き下げを行なったことで、また注目されるかもしれないですね。

 

同じく、たわらノーロードシリーズから全世界株式型のインデックスファンドがeMAXIS Slimシリーズよりも低いコストで設定されました。

【関連記事】【投信】たわらノーロード 全世界株式が7月22日に新規設定!

すぐにeMAXIS Slimシリーズも追随を発表しましたが、ここにきて、たわらノーロードシリーズもコスト競争に参戦し始めていますね。

再びたわらノーロードシリーズが注目されるのか、期待したいですね。

 

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資ブログ』に来ていただきありがとうございます!

 

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