どうも、ぼーやんぐです。
投資信託への投資は賛否両論あります。
今回は投資信託の2つの顔を紹介していきます。
投資信託の悪い面
まず投資信託の悪い顔を紹介していきます。
悪い顔が出てきてしまうのは2つの原因があります。
情報が止まっている
ほんの数年前までは投資信託に投資するということは、自ら損をしに行くような環境でした。
それは銀行や証券会社が手数料を稼ぐために運用されているファンドがほとんどだったからです。
投資信託に投資することは危険という人は、情報が昔の状態で止まっています。
ただ昔とは言ってもほんの数年前です。
今では信託報酬が0.1%〜0.3%という低コストファンドが多数あります。
しかし、数年前までは1%以上が当たり前でした。
しかも買付手数料や解約手数料も取られる始末です。
買付手数料があると投資した時点で含み損を抱えてしまうことになります。
そのため昔の情報から更新されてない人にとっては投資信託非常に悪い金融商品となってしまいます。
銀行や証券会社で購入している
現在投資信託で投資できる商品は6,000を超えています。
その中から優良な商品を選ぶのは非常に難しいと思いますよね。
特にインターネットをあまり活用できてない高齢者にとっては情報を仕入れることも難しいので、銀行や証券会社の窓口で相談しながら商品を選ぶことになります。
しかし、これが大きな問題です。
それは投資家にとって良い商品ではなく、銀行や証券会社にとって都合のいい商品を勧られるからです。
そして金融のプロが勧める商品なら問題ないと思い、買ってしまうんですよね。
そのため、知識のない投資家はまともな商品に投資することができず、手数料ばかり取られて結局損をしてしまいます。
よく高齢者が投資信託で損をしたというニュースが出てますが、こういったことが原因です。
最低限の知識や情報を持たずに銀行や証券会社に行くと手数料をカモられるだけです。
また、同じ商品でも街中の銀行や証券会社だと買付手数料がかかるのに、ネットの証券会社だと無料ということもあります。
最低限の知識や情報をしらないと、それだけで非常に不利な位置からスタートすることになってしまい、結局投資で損失をだしてしまうことになります。
投資信託の良い面
先述した通り数年前までは投資信託は金融商品として欠点が多く、また高齢者などの情報弱者から手数料を巻き上げるのがメインのようなビジネスでした。
しかし、ここ2、3年で投資信託の環境は一変しています。
NISAという制度が出来たことや、金融庁が手数料稼ぎをしている金融機関の取り締まりをはじめたことが大きいです。
また三菱UFJ国際投信が立ち上げたeMAXIS Slimシリーズが低コストのインデックスファンドを次々と立ち上げたり、他社に対抗して信託報酬の値下げを連発したことも要因の1つとなっています。
先述した通り、信託報酬が0.1%台のファンドもあります。
100万円投資しても年間1,000円ちょいのコストしかかかりませんし、買付や解約の手数料も不要なファンドも増えています。
それなら長期投資をしていく上で負担は非常に軽いですし、手数料が原因で損失を出すこともないでしょう。
そのためネット証券を使い、最新の情報を得ている人にとって、投資信託は非常に優れた投資方法の1つと言えます。
どちらの面を見るのかは自分次第
投資信託の悪い面と良い面を紹介してきましたが、どちらの面を見るかは結局自分次第ということです。
同じ投資方法なのに、人によってここまで大きく印象が違うものは少ないんじゃないでしょうか。
悪い面しか見えない人は手数料ばかり取られ、退職金や地道に貯金してきた資産を減らしてしまいます。
かたや良い面が見える人にとっては低コストのインデックスファンドで将来に向けてコツコツと資産を増やしています。
良い面を見たければ最低限の知識や情報を得た上で投資をはじめるべきですね。
初心者はインデックス投資が最適
なので、初心者はネットの証券会社でインデックスファンドを購入することからはじめましょう。
今なら100円から投資ができますし、1つのファンドで世界中の株式に投資ができたり、株式や債券がセットになったファンドもありますので、リスクも分散されます。
インデックス投資は指数に連動するため、株式市場が下落すれば投資金は減っていきますし、大暴落が起これば投資金が半分になる可能性もあります。
しかし、世界に分散投資されていれば、世界の経済発展とともに値上がりしていくため、10年、20年と保有すれば損をすることは稀です。
資産が増えるのは非常にゆっくりですが堅実に資産運用したい人には最適な投資方法です。
インデックス投資については下記に詳しく書いていますので参考にしてください。
また今でNISAという利益にかかる税金(約20%)が免除される制度もありますので、絶対に活用してください。
さいごに
投資信託を購入している年齢層は高齢者が多くを占めています。
そのためインターネットを活用できない人が多いため、手数料稼ぎで作られたファンドが蔓延していたんでしょう。
しかし、少しづつ改善されてきており、国も『貯金から投資へ』と呼びかけていることもあり、今後ますます投資しやすい環境になっていくはずです。
今後、投資信託は多くの人にとって最適な資産運用の1つとなっていくのではと思います。
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