『チーズはどこへ消えた?』環境の変化に悩んでいる方におすすめの1冊

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どうも、ぼーやんぐです。 

普段の生活の中で、大きく環境が変わることってありますよね。

例えば、働いている会社の業績が急に悪くなりリストラになりそうとか、今まで上手くいっていた恋人から急に別れを告げられたりなどなど...

 

ぼーやんぐも以前勤めていた会社が廃業することになり、この先どうしようか悩んでいた際に出会った本があります。

『チーズはどこへ消えた?』という本です。

 

テレビでも紹介されているので、題名くらいなら知っている方も多いかもしれません。

 

世界で2,800万部を超えるベストセラーとなっていて、アップルやIBM、メルセデス・ベンツなども社員教育として採用している様です。

 

今回は『チーズはどこへ消えた?』を紹介していこうと思います。

環境の変化で、この先どうすれば良いのか悩んでいる方のヒントになれば嬉しいですね。

 

『チーズはどこへ消えた?』のあらすじ

この物語に登場するのはネズミの『スニッフ』と『スカリー』、小人の『ヘム』と『ホー』の2匹と2人です。

 

2匹と2人は『迷路』の中に住み毎日食料となる『チーズ』を探す日々でした。

 

ネズミは知恵がないため、手当たり次第に通路を探す、単純で非効率な方法で探しました。

小人は知恵を使って、過去の経験から得た教訓や思考をもとに探しました。

 

そんな中、ネズミと小人は『ステーションC』という場所で大量のチーズを見つけました。

しかし、チーズを見つけた後の行動もネズミと小人は異なっていました。

 

ネズミは単純な思考のため、毎朝早起きをしてチーズのある部屋に急いで向いました。

 

一方、知恵のある小人はステーションCの近くに引っ越し、早起きすることもなく、毎日ゆっくりと向かう様になりました。

チーズがある場所も分かっているし、わざわざ早起きしたり、走ったりする必要もないと考えたのです。

 

しかし、ある日その部屋に行くとチーズが無くなっていました。

ネズミと小人が食べ尽くしてしまったのです。

 

単純なネズミはチーズが無くなったから、また新しいチーズを探そうと、再び迷路に飛び出して行きました。

 

しかし小人は『これは何かの間違えだ』『チーズが無くなった原因を調べる必要がある』などと叫び、空っぽのステーションCに再びチーズが戻ってくるのを待つだけでした。

 

とうとう空腹ともうチーズは戻ってこないという恐怖から、小人のホーもついにステーションCを離れ1人で新たなチーズを探しに出かけます。

 

さてネズミと小人は新たなチーズを発見することができたのか?

 

という子どもでも簡単に読めてしまうほど、簡単なストーリーになっています。

 

ではチーズは何を意味しているのか?

 

チーズは『私たちが人生で求めるもの』を指しています。

例えば仕事、お金、家族、成功、名誉などです。

 

そして、迷路は人生を指しています。

迷路の中でいかにチーズを見つけ出すのかが、大きなテーマとなっています。

 

『チーズはどこへ消えた?』を通して学べること

チーズを手に入れれば、一生幸せになれるという勘違い

私たちは一旦チーズを手に入れると、それがいつまでも自分の手元にあると勘違いしています。

 

小人がまさにそうでしたね。

一旦手に入れたチーズが自分たちのそばから無くなる訳がないと思い、目の前にチーズが無くなっているにも関わらず、すぐに新しいチーズを探しに出かけませんでした。

 

本作の中で、チーズを失った時の気持ちをホーはこんな風に壁に綴りました。

『自分のチーズが大事であればあるほど、それにしがみつきたくなる』 

 

そして、新たにチーズを探しに行く時にはこう壁に綴っています。

『変わらなければ破滅することになる』

 

多くの人は一旦手に入れたチーズにしがみついた人生を送ってしまいがちです。

しかし、大事なチーズでも失ってしまうことは多々あります。

 

過去にしがみついても、何も好転することはありません。

ネズミの様に本能のままに、次のチーズを探し始めることが大切ですね。

 

チーズがないままでいるより、迷路に出た方が安全

過去に手にしたものを捨てて、新たな迷路に飛び出すのは誰でも怖いです。

でもその恐怖は自分の頭の中の勝手な想像です。

 

実際に新たな環境に飛び込むのは不安もありますが、実際に動き出してみると案外大したことは無いですよね。

逆に新しいことにチャレンジできるワクワク感の方が強かったりします。

 

 

また、新たな迷路に出かけなければ、一生何も得られず人生が終わってしまいます。

もし小人がチーズは必ず元に戻ると信じて何も行動しなければ、餓死してしまうかもしれません。

 

 

今のところに留まっているよりも、新たな迷路に飛び出した方が安全だったり、多くのものを得られ場合が多いんです。

 

そして本作の中でホーはこう綴っています。

古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる

 

恐怖で時間を浪費するのはもったいないです。

何かを失ったり、今の環境に不満がある場合は、少しでも早く行動することで、いち早く次のチーズを見つけることができるんですね。

 

 

さいごに

今回は『チーズはどこへ消えた?』の紹介と、そこから学んだことについて書いてきました。

 

環境の変化にいち早く対応するのは非常に難しいです。

特に日本人は変化を苦手とする人が多いと思います。

どうしても物語の中の小人と同じ行動をとってしまいがちです。

 

しかし失ったものにいつまでもしがみついていても、何も起こりませんし、逆にさらに状況が悪化する可能性もあります。

『失敗したらどうしよう』などと考えるよりも、ネズミの様に本能で自分が必要しているものを探し続けることが大切ですね。

 

本先はストーリーも単純ですし、1~2時間くらいでサラッと読めてしまうので、まだ読んでいない方は是非読んでほしいですね。

人生が大きく変わる可能性を秘めた本だと思います。

 

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

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